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animeとessayに関するusadamasaのブックマーク (14)

  • 『HUGっと!プリキュア』若宮アンリを見つめて - 小夜倉庫

    この文章は、必ずしも製作者の意図を探ることを目的とするものではありません。 2018年2月から放送されている『HUGっと!プリキュア』は、そのテーマの取り扱いの難しさやそれが杞憂に終わった先進性から様々な形で注目を浴びました。それをひときわ盛り上げたのは、若宮アンリの存在でしょう。似合っているのだからとメンズ・レディースを問わずお洒落な服に袖を通し、ハーフという言葉をたしなめダブルであると主張し、ときには主人公・野乃はな(キュアエール)に厳しい言葉を投げかけ、終わりゆく自身の選手生命と向き合う……準レギュラーでありながら、1年をとおして濃密に描かれたキャラクターです。 そんな彼は、第42話「エールの交換! これが私の応援だ!!」(2018年12月2日放送)にてプリキュアに変身し、キュアアンフィニと名乗りました。 ここでは、若宮アンリと『HUGっと!プリキュア』について考えてゆこうと思います

    『HUGっと!プリキュア』若宮アンリを見つめて - 小夜倉庫
    usadamasa
    usadamasa 2019/01/29
    “野乃はなが応援する「みんな」に「若宮アンリ」や「男の子」が含まれていることなんて、いまさら言うまでもありません。そこから排斥される存在なんて最初からいないのです。”
  • 女児向けアニメで描かれる「他者の理解できなさ」について。あるいは、女児向けアニメは家族の問題とどのように向き合ってきたか。-『プリティーリズム』『プリパラ』を一例にして|ティッシュ専用ゴミ箱2

    女児向けアニメで描かれる「他者の理解できなさ」について。あるいは、女児向けアニメは家族の問題とどのように向き合ってきたか。-『プリティーリズム』『プリパラ』を一例にして いつか書こうと思い続けて、もうだいぶ経ってしまった。網羅的なものをちゃんと書こうとすればするほど書けなくなってしまうので、あまり気負わずに思いついたエピソードだけを取り上げて書いていくことにしたい。 なお、プリティーリズムシリーズとプリパラシリーズの一般向け紹介記事は別に書いた。 https://note.mu/siteki_meigen/n/na0091c954211?magazine_key=mc6e522566bda だから、この記事では少し踏み込んだことを書いていくことにする。当然ネタバレを含むことになるが、しかし私はこの記事を『プリティーリズム』を見たことのない人にこそ読んでほしいと思っている。この記事で『プリテ

    女児向けアニメで描かれる「他者の理解できなさ」について。あるいは、女児向けアニメは家族の問題とどのように向き合ってきたか。-『プリティーリズム』『プリパラ』を一例にして|ティッシュ専用ゴミ箱2
    usadamasa
    usadamasa 2018/01/04
    “このエピソードで執拗に描かれるのは、あいらがりずむのことを、どこまでも徹底して「理解することができない」という現実である。”
  • 『結城友奈は勇者である』 (2014日本) 岸誠二監督 女の子を悲惨な目に合わせたい系の代表作だと思うんだけど、この行きつく先は、新世界系だとすると、何が表現したいのかがよくわかる気がする。 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★★★5つ) 不思議な作品だった。見ごたえあった。引き込まれて息もつかせぬ吸引力で最後まで引っ張られて、アニメの世界に入り込む至福の時間を過ごさせてもらった。『Angel Beats!』をつくった、さすがの岸監督って感じがした。カタルシス的にも、最後にハッピーエンドっているのも、とても視聴後の感覚もよかった。しかしながら脚の論理的に言うと、敵がなんだかさっぱりわからないし、その後の世界がどうなるの?とか、そもそもなんで、生贄に捧げられたものが最後に帰ってくるのかの論理的な理由がさっぱりわからない。ただしドラマトゥルギー的には、積み上げが見事で、主人公の結城友奈のエネルギーでそれをブッ飛ばせるので、物語としての完成度は高く感じるんですよね。なので、とてもいい作品を見た、という感じがする。が・・・・やっぱり、それでも終わって客観的にみると、やはり論理的に破

    『結城友奈は勇者である』 (2014日本) 岸誠二監督 女の子を悲惨な目に合わせたい系の代表作だと思うんだけど、この行きつく先は、新世界系だとすると、何が表現したいのかがよくわかる気がする。 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 『翠星のガルガンティア』(2014-2015) 監督 村田和也 シリーズ構成 虚淵玄  スターシードになる人類の覚悟を描いた物語 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★☆4つ半) ずっと見たいと思っていたのだが、時間がなくて見切れていなかったのを、クランチロールで視聴終了。素晴らしい出来。 違う世界に行ける物語ってのは、当に素晴らしい。— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) 2016年4月16日 一言でいうと、良作のSF作品。現代アニメーションの水準を示すかのような、ハイクオリティの完成度で、ほとんど文句なしに★5レベルなんですが、少し減点してあるのは、SFのセンスオブワンダーとしては、あまりに典型的で、SFに慣れている人からすると、それほど目新しい話ではない、という点を差し引いて。ただし、そういう評価は、これだけSF作品が、物語の基盤として常識化している現代において、当はフェアではないんですけどね。だって、この状況下で、物語の類型として「新しいものを示す」センスオブワンダーなんか、まず作れっ

    『翠星のガルガンティア』(2014-2015) 監督 村田和也 シリーズ構成 虚淵玄  スターシードになる人類の覚悟を描いた物語 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    usadamasa
    usadamasa 2016/05/02
    “人類の種子を、この銀河に大宇宙にばらまくという最大のSF的目的からすれば、「人類銀河同盟」と宇宙生命体「ヒディアーズ」の両者は、正しい結論に、自らの信じるところを追求して到達しているのであり、”
  • プリパラ:第83話『ペルサイユのくるくるちゃんダヴィンチ!』感想 - イマワノキワ

    夢と現実、幻想と真実が交錯する電子桃源郷奇譚、今週は紫京院ひびきのグラウンド・ゼロ。 ガァルルを舞台から降ろしてあじみとふわりを帰還させつつ、何故ひびきが現在の一に押し流されてしまったかを解説する回でした。 ひびきの残忍なエゴイズムや孤立主義が何故生まれたのか、ストンと腑に落ちるような、人間の醜さを煮詰めたようなエグい話が笑いのオブラートに包まれて演出され、プリパラの底力を感じる展開でした。 同時に過去を語るあじみの共感不可能性も浮き彫りになり、一キャラクターの落着を超えた、シリーズ全体の一貫性に関する疑問も湧いてきて、今後が気になるエピソードでした。 今回のお話、掘り下げられたのは二人の女だと思います。 一人は当然ひびきで、悪役として主人公の前に立ちふさがりつつも、一分の理を行動に宿すことでただぶっ倒せばいい敵には収まっていない彼女は、しっかり掘り下げキャラの輪郭を際立たせなければいけな

    プリパラ:第83話『ペルサイユのくるくるちゃんダヴィンチ!』感想 - イマワノキワ
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    usadamasa 2016/02/20
    “ひびきはこうして敵役から、救済しなければならない被害者へと立場を変えましたが、一切変化を見せず、むしろその不可解さを強調したのがあじみです。”
  • アイカツ!:第167話『夢のスケッチブック』感想 - イマワノキワ

    偶像の荒野を走り抜けていく少女たちの物語、今週は少女と少年の一つの結末でした。 あかりちゃん専属のデザイナーとしてこれまで物語を積み上げてきた瀬名翼を真ん中に据え、彼自身の成長を鏡にすることで、アイドルとしても少女としても大きく強くなった大空あかりを見せる、クライマックス直前に相応しいエピソードでした。 いちご世代では拾い損ねた恋の要素もしっかり盛り込み、甘くて酸っぱい季節の切なさまで感じ取れる、立派なお話だったと思います。 セナさんの初登場は第107話『2人のドリーマー』でして、ここから第123話、第126話、第139話、第145話に劇場版と、結構な話数をもらっています。 これは『芸能人はカードが命』なアイカツ世界において、デザイナーという存在が大事というだけではなく、駆け出しの時代を共有した戦友として、同年代の異性として、色んなモノを瀬名くんが背負ってきた、という証明でもあります。 今

    アイカツ!:第167話『夢のスケッチブック』感想 - イマワノキワ
    usadamasa
    usadamasa 2016/01/18
    “そして、安易な『男/女』のステレオタイプを廃し、敬意と矜持の詰まった関係をしっかり描いているからこそ、二人の小さな恋の気配が、すさまじい鋭さで胸に突き刺さってくる。”
  • 昭和元禄落語心中:第1話『与太郎放浪篇』感想 - イマワノキワ

    ヤクザと昭和と落語が出会うとき、物語が始まる! っつーわけで、麗しき昭和を舞台にした噺家たちの人生目録、その出だしであります。 艶とあだな感じ漂う色気のあるキャラデザイン、古いフィルムのような質感、高座の興奮を伝えてくる音響、緊張感とフェティシズムの溢れる画面作り、そして声優の熱演。 押し込めても押し込めても溢れてきちまう『気』がドカンとぶつかってきて、一気に話しに引き込まれて離してくれない、素晴らしい第一話でした。 主人公が異能力に目覚めるでもなし、ラッキースケベがあるわけでなし、流行りのフックが埋め込まれた話ではありません。 やってることはただ一つ、『主人公が落語に出会う』ということでありまして、人が良すぎる犯罪者がどうにか生きていく術として話術に思いつめ、師匠に惚れ込み、姐さんと心を通わせていく。 そういう地道で特別な、一人の芸人のお話であります。 人数を絞っている分その描写は濃厚

    昭和元禄落語心中:第1話『与太郎放浪篇』感想 - イマワノキワ
  • Go! プリンセスプリキュア:第39話『夢の花ひらく時! 舞え、復活のプリンセス!』感想 - イマワノキワ

    二週間のご無沙汰、日曜朝のお楽しみ、プリキュアであります。 前回主人公と視聴者をドン曇りさせて溜め込んだストレスを、全てカタルシスに変える勝負回でした。 夢の持っている二面性、少女が独立した大人になる過程、夢を与えられたものが夢を与え返す真心、そして強さと美しさを取り戻したカナタの姿。 ヒーローの物語、成長の物語として語るべきことが全て詰まった、美しい物語だったと思います。 マジプリプリ見てて良かった、マジ。 キャラクターの物語に分け入る前に、まず声を大にして言いたいのは映像のこと。 プリプリは歴代でも作画に恵まれている方ですが、劇場版クラスの作画カロリーと、メセージが明白な演出が相まって、素晴らしい映像が生まれていました。 絵が強いと説得力が違うわけで、この勝負回に全て突っ込んだギャンブルは大成功と言えるでしょう。 出だしの血のように赤い夕陽と、心を反映するような陰り。 今回は色彩のイン

    Go! プリンセスプリキュア:第39話『夢の花ひらく時! 舞え、復活のプリンセス!』感想 - イマワノキワ
  • 天体による永遠――『放課後のプレアデス』について - Close To The Wall

    Febri Vol.29 出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2015/06/17メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る『放課後のプレアデス』が最終回を迎えた。日常のほんの小さな一歩と、無限遠の壮大な宇宙スケールという両端をガールミーツボーイのドラマにつなげて、繊細で緻密な作りにおいて描き出した傑作だ。星空への夢、ロマンを根底に据えて、中学生の子供達の足踏みしがちな不安感と、それでも前に進みたいという心情にフォーカスしつつ、魔法使いが空はもとより太陽系、宇宙までを飛び回る自由闊達な爽快感、国立天文台等専門家の監修をもとにした宇宙の背景、そして作品をとりまく世界はポジティブで優しく、力強い。そうそう見ることはできないだろう、素晴らしいジュヴナイルサイエンスファンタジーだ。SF設定を利用はしても縛られない自由さで用いているのも良い。 簡単な紹介は先々月書いているので、そちらを参

    天体による永遠――『放課後のプレアデス』について - Close To The Wall
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    usadamasa 2015/07/31
    “君にできるはずがない、というみなとの言葉に対して今する!と返して宇宙で二人密着して飛びながらキスシーンとかいう展開はすげえな。”
  • http://anifav.com/topics/20131018_2199.html

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    usadamasa 2013/10/19
    “ぜだろうか。それはおそらく、矢三郎が引き起こしたとする「もめごと」が、『有頂天家族』におけるキー概念である、「阿呆の血のしからしむところ」と密接に結びついているからではないだろうか。”
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    usadamasa 2013/03/27
    そんで『夏色えがおで1, 2, Jump!』が聞こえてきたんだ。サマーーーーヴィイイイイイイイ!!!で完全に全力疾走して『おさえろ、おさえろ、まじでもたないぞ』って自分に言い聞かせながらサビまで待機する。夏色えがおで1、
  • 叶えられた祈りと呪い〜『マギカ☆まどか』は人生だ - 関内関外日記

    叶えられなかった祈りより、叶えられた祈りのうえにより多くの涙が流される。 『魔法少女まどか☆マギカ』のオープニング冒頭をみるたびに、この言葉が頭をよぎります。アビラの聖テレサという聖人の言葉ですが、私が知ったのはトルーマン・カポーティの小説によってです。私にその宗教的な意義はわからないので、そのまま受け取ります。 オープニングのまどかは、言うまでもない、泣いております。いまだ編では叶えられていない、魔法少女の装束で涙を流しているのです。私にはなにか、これは彼女が魔法少女になったことにより、より多くのものを失い泣いていると、そのようにしか見えないのです。願い=祈りが叶ったのに、より多くの涙が流される。空も泣く。 私は『まどか☆マギカ』のテーマが祈りである、これに他ならぬと確信しております。ただし、主人公がなにかよいことを祈り、それが叶えられる、そういう簡単な話にはならない。なぜならば、祈り

    叶えられた祈りと呪い〜『マギカ☆まどか』は人生だ - 関内関外日記
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    usadamasa 2011/02/08
    "私にはなにか、これは彼女が魔法少女になったことにより、より多くのものを失い泣いていると、そのようにしか見えないのです。願い=祈りが叶ったのに、より多くの涙が流される。空も泣く。"
  • 『けいおん!』は美少女-所有願望を充たすのに向いているか - シロクマの屑籠

    けいおんは男性視聴者が唯たちを所有するように作られているのか - Togetterまとめ twitterで、上記リンク先のようなやりとりがあったらしい。 争点になっていたのは、『けいおん!』は、男性視聴者が美少女キャラクター達を自分のモノにしているかのような疑似体験に適したコンテンツだったか否か、というものだった。それに関連して、キャラクターの造形や作品構造なども論議されていたようだ。 よりにもよって『けいおん!』でこの手の議論をやるのかぁ?と思った。 『けいおん!』は、そこまでわかりやすく消費されていないのではないか?ひとつの作品がどのようなニーズのもとで消費されているのかは、それなりのバリエーションを伴っているのが常だろう。『けいおん!』は、そのなかでもバリエーションが比較的大きく、単一アングルで消費傾向や新規性を指摘するのが躊躇われる作品ではないか、と思ってきた。 『けいおん!』は、

    『けいおん!』は美少女-所有願望を充たすのに向いているか - シロクマの屑籠
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    usadamasa 2010/11/29
    [for:@twitter]それこそ、おざなりなエロ同人誌のごとく、作品世界との接続性が乏しい、かなり強引な想像力(たとえば個人的な妄想の世界にキャラクターを拉致監禁するような)を働かせなければならないのではないか。
  • 惑星の午後、僕らはキスをして、月は僕らを見なかった。<『∀ガンダム』最終話「黄金の秋」より>

    twitterではさまざまな話題が流れてくるので、きっかけをもらえるのは腰の重い私にはとてもありがたい。この記事は、すばらしい『∀ガンダム』語りに触発されて、twitter上でつぶやいたものを仕立てなおしたものです。 『∀ガンダム』最終話エピローグの、さらに限られたわずかな場面についてだけのお話。 『∀ガンダム』のラストは、『月の繭』が流れる中で展開される奇跡的なエピローグ。 その中で、月の女王ディアナ・ソレルと静かな生活を送ることになるロラン・セアックと、彼が仕えるハイム家のお嬢さんソシエ・ハイムとの別れが描かれる。 ちょっと参照として、YouTubeで動画を探してみた。 ※あくまですでに見た方への確認用として。未見の方はここだけ見ても無意味なので編を見ましょう。 冬の雪夜の別れのシーン。 ハイム家の門前に停まっている車と2人の人影。 ひとりは、別れを告げにきたロラン。 もうひとりは、

    usadamasa
    usadamasa 2010/11/06
    [for:@twitter]富野監督は、ロランをディアナの目の前でキスをする人間としたし、そのキスシーンからディアナが逃れることを映像的に許さなかった。そしてディアナにそれをきちんと受け止めさせた上で視線をはずさせた。
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