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ブックマーク / ameblo.jp/rain37 (4)

  • 『【自主避難者から住まいを奪うな】「県が、県が」逃げる国。役人には届かない「住み続けたい」の願い』

    叩きつけるような強い雨が、切り捨てられる避難者の怒りを表しているようだった。都内に住む原発事故避難者らが7日、参議院会館で内閣府や復興庁の役人と住宅支援打ち切り問題について話し合った。避難者らは、福島県が決めた2017年4月以降の「新たな支援策」について国の評価を迫ったが、役人らは「福島県が決めたことに口出し出来ない」と一蹴。あくまで決めたのは福島県。国もそれを追認する。「どうしたらいいっぺ」と戸惑う避難者の心情などお構いなしに、避難者減らし・避難者切り捨てを着々と進める構えだ。 【「これから、どうすっぺ」】 これまでも何度、同じ光景を見てきたことだろう。 何を尋ねても、役人たちは「福島県が考えて判断されたので、国がどうこう言うものではない」とくり返す。それしか言うなと上司から言われているのか、そもそも当事者意識が希薄なのか。〝官僚答弁〟の見のような淡々とした言葉が続く。何度となく実施さ

    『【自主避難者から住まいを奪うな】「県が、県が」逃げる国。役人には届かない「住み続けたい」の願い』
  • 『【自主避難者から住まいを奪うな】「打ち切り御免」曲げぬ県庁。3万の家賃補助で追い詰められる避難者』

    原発事故による、いわゆる「自主避難者」向けの住宅無償提供を2017年3月末で打ち切る方針を示している福島県は7日午後、東京都内で打ち切り後の家賃補助を軸とした「新たな住宅支援策」に関する説明会を開いた。しかし、従来から無償提供の継続を求めている避難者側との溝は深まるばかり。県側は「福島に戻れる環境は整いつつある」、「無償提供は6年が限界。打ち切り方針は変わらない」などと繰り返し、避難者の声に耳を傾けない。挙げ句、取材者を締め出そうと画策して避難者から批判を浴びる始末。当事者が置き去りにされたまま、「復興」という名の棄民が加速している。 【「打ち切りの撤回は致しません」】 これまで何度も繰り返されてきた光景だった。 福島県避難者支援課の幹部らは避難者からの質問に端的に答えず冗長な説明に終始していたが、次の言葉だけはきっぱりと言い切った。 「打ち切りの撤回は致しません」、「方針が変わることはあ

    『【自主避難者から住まいを奪うな】「打ち切り御免」曲げぬ県庁。3万の家賃補助で追い詰められる避難者』
  • 『【飯舘村の学校】怒るPTA、涙流す生徒~被曝や友人関係無視し「17年4月再開」に固執する菅野村長』

    飯舘村長の打ち出した2017年4月の村内学校再開方針に、村民らが「時期尚早」とNOを突き付けている。保護者からも子どもたちからも異論が噴出しているが、菅野典雄村長は「村がなくなってしまう」と譲らない。村民はなぜ反対しているのか。村立臼石小学校のPTA会長で「飯舘村の子どもの将来を考える会」メンバーでもある川井智洋さん(42)に話を聴いた。会の実施したアンケート結果からは、保護者の切実な不安や学習環境を変えられたくない子どもたちの想いが伝わってくる。 【保護者の7割超が「時期尚早」】 昨年10月7日、村教育委員会の設置した「学校等再開検討委員会」の第1回会合。PTA会長として出席した川井さんは、菅野村長が「村内で2017年4月に再開するという前提で話し合いを進めて欲しい」と切り出したことに、大変驚いたという。 「唐突でした。事前に何の話も無く、いきなりでしたからね。そもそも避難指示解除と同時

    『【飯舘村の学校】怒るPTA、涙流す生徒~被曝や友人関係無視し「17年4月再開」に固執する菅野村長』
  • 『「戻りたい。でも戻れない」~分散強いられた浪江町民。町長選の争点は本当に「復興」か?』

    分散させられた浪江町民は町長選挙で何を選択すれば良いのか─。14日、二松駅前で始まった「復興なみえ町十日市祭」。雨の中、集った町民の心は「帰りたい」、「帰れない」で揺れる。故郷を奪った原発事故。「いつかまた」と涙を流す町民の想いを知らぬ安倍政権と官僚たちは、原発被害者に「自立」と「帰還」を促す。国策で漂流させられた町民たちは、再び国策に振り回されている。 【選挙公約は「復興」? 町民は「戻れない」】 冷たい雨が降り続く中、十日市祭会場の一角で頭を下げる候補者の姿があった。 2007年以来、8年ぶりの浪江町長選。しかし、福祉関係者の女性は冷ややかに言う。「選挙?うーん。3人(前町議会議長、前副町長、現職)立候補しているけれど、誰も原発事故の事を口にしないでしょ?住民が町に帰る話ばかり。このまま町が消滅してしまうかも知れないのにね。原発事故など無かったことにされてしまうんじゃないかと心配でね

    『「戻りたい。でも戻れない」~分散強いられた浪江町民。町長選の争点は本当に「復興」か?』
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