イエメンの反政府勢力が支配する沿岸都市ホデイダ郊外の村で、ベンチに座る栄養失調の男の子(2016年9月26日撮影、資料写真)。(c)AFP 【10月5日 AFP】国連のスティーブン・オブライアン(Stephen O'Brien)緊急援助調整官(人道問題担当国連事務次長)は4日、昨年8月以来となるイエメン訪問を終えて記者会見し、1年半に及ぶ紛争で子どもたちが栄養失調に苦しんでいる様子は「極めて衝撃的」だと述べた。 2日間の訪問日程を終えたオブライアン氏は首都サヌア(Sanaa)で記者会見し、紅海(Red Sea)沿岸の都市ホデイダ(Hodeida)の病院で「栄養失調の、非常に体の小さな子どもたち」の姿を目にしたと述べた。 「あれほど重度の栄養失調を目にするのは、当然ながら極めて衝撃的だ」と述べたオブライアン氏は、イエメンの「非常に深刻な」食糧不足に対処している各援助機関の活動を高く評価しつつ