保険会社数十社が、サウジアラビアに対し、2001年のアメリカ同時多発テロの60億ドルの損害賠償を求めました。 ロイター通信がアメリカ・ニューヨークから伝えたところによりますと、23日木曜、マンハッタンで作成されたこの訴状は、およそ3000人が亡くなった9.11事件に関してサウジの責任を求める最新の努力です。 サウジアラビアの保険会社と政府系の慈善団体が、9.11に関わったオサマビンラディンやアルカイダに資金を調達していたとされていました。 9.11の遺族ら数百人も、今月20日、マンハッタン連邦裁判所でサウジアラビアを訴えました。 9.11へのサウジアラビアの一部関係者の関与が証明されているにもかかわらず、同国はこの事件への関与を否定しています。