現在の関心は内部被ばく 早野 こういうことをずっとやってきて、空間線量についてはだんだん分かってきたのですが、内部被ばくの実態はよく分からないことが気になっていました。 次画像はウクライナのホールボディカウンター研究所のWebサイトに貼ってあるグラフなのですが、ウクライナでは事故から10年経ってから内部被ばくが増えているということが分かります。 日本では今、どうなっているのか。今後、内部被ばくが増える危険性があるのかないのか。そういうことが気になったので、内部被ばくの状況を大規模に調べるには給食センターの食事を調べるのがいいということで、まず「給食一食まるごとセシウム検査」という提案をしました。かなりしつこくツイートして、ツイートするだけではなく次画像の紙を持って文科省に行き、森裕子文科副大臣に提案しました。 まだ国の施策はできつつあるところですが、喜ばしいことに多くの自治体がこれを今すで
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