日本政府は、安倍晋三首相自身もよく口にするように、盛んに女性の社会進出を勧めている。しかし、日本人女性の多くは、人生における選択肢は限られていると感じているようだ。 最近、グーグルによって行われた調査で、日本は他のアジア諸国に比べ、仕事と子育ての両立に対する社会の支援が少ないと女性たちが感じていることがわかった。 ◆家事のほとんどは“私” 調査は、アジア女性、約5600人を対象にインターネット利用についてインタビューが行われた。主な質問は、インターネットが仕事や家庭で彼女たちをどう助けているか。パートナーや雇用主からどのようなサポートを受けているかといったものだ。 デジタルメディア『Quartz(クオーツ)』は、この調査結果を取り上げた記事に「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)は多くの日本人女性にとって、空虚なスローガン」とのタイトルをつけ、以下の数字を示している。 「未来は開か