この春、中学や高校に進学する人は合わせておよそ200万人。新入学生の多くが新たに買うことになるのが学校の「制服」です。ところがことしは「制服」の価格が軒並み上がっています。その理由を探ってみると意外なところにありました。 その制服ですが、この春は、各地で値上げの動きが広がっています。今週、取材した東京都内の専門店では取り扱っているうちの9割の制服が値上げとなっていました。値上げ幅は5%から10%ほどでした。総務省の統計によりますと公立中学校男子の制服の価格は多くが、2万円台から4万円台。仮に元の価格が3万円で10%の値上げとすれば3000円上がります。 店を訪れた保護者に聞いてみると「3年間着るものなので、出費はしかたがない」といった意見の一方で「高校と中学に入る2人の子どもがいるので結構な金額になり、正直きびしいです」といった声も聞かれました。 「制服値段が上がったらしい…なんで!?私が