16mmフィルムから溢れ出す、街を覆う匂い、降り注ぐ光の粒、ケイコの心が軋む音。 聴覚障害と向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに、彼女の生き方に着想を得て、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が新たに生み出した物語。ゴングの音もセコンドの指示もレフリーの声も聞こえない中、じっと〈目を澄ませて〉闘うケイコの姿を、秀でた才能を持つ主人公としてではなく、不安や迷い、喜びや情熱など様々な感情の間で揺れ動きながらも一歩ずつ確実に歩みを進める等身大の一人の女性として描き、彼女の心のざわめきを16mmフィルムに焼き付けた。多数の海外映画祭で絶賛された本作がついに公開。12月16日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開中。(ホームページより引用) 今号では、撮影を担当された月永雄太氏に16mmフィルムでの撮影についてや、現場のお話などをお伺いしました。 16mm撮
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