駅の階段や立ちっぱなしの車内など、ヒールだとキツい……と、感じていたので良かったです。また、以前はパーティなどに行くと、やはりピンヒールの人が威圧的な空気を漂わせ、ヒールマウンティングというか、フラットだと敗北感がありました。それが最近は多様性が認められていて、スニーカーの方がこなれ感がある印象です。 多分、転機となったのは2016年。常に12センチヒールをはきこなし「ハイヒールじゃないとおしゃれじゃない」と、公言していた、ファッション・アイコンのヴィクトリア・ベッカムが、ニューヨーク・ファッション・ウィークでの自身のブランドのコレクションにフラットシューズで登場。インタビューで、「ハイヒールはもうムリ」と、発言し、ファッション界がざわめきました。 家のランニング・マシーンでもヒールで走っていて、ハイヒール好きがほぼギャグのようだったヴィクトリア・ベッカムが、そこまでの方向転換をするとは…
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