ChatGPT使った小説が芥川賞受賞「本が売れたのはよかったんだけど…」九段理江さん、AIの先の人間見つめる 「5%ぐらいは生成AIの文章をそのまま使っている」との発言がメディアを賑わせた芥川賞受賞作『東京都同情塔』。読めば、本作がAIを描くことによってむしろ、人間のことを鮮明に描き出そうとしていることがわかる。【九段理江さんインタビュー・前編】
生成AIの可能性は無限にあり、今後どのように進化していくのか、それは果たして汎用型AIへの進化の可能性もはらんでいるのかなど議論は尽きないのですが、ここではコンピュータのUIの可能性について言及してみたいと思います。 この記事では、ビル・ゲイツのブログ記事を紹介し、こう書いています。「コンピューターを操作するのに、マウスやカーソル、クリックなどが不必要になり、全てタイピングなどで済ませられる」 ChatGPTはMS-DOSへの回帰!?これだけを読むと「えっ……?それは1980年代のMS-DOS?」と感じる古参のPCユーザーもいるでしょう。1980年代まで、PCは黒い画面にカーソルが点滅し、キーボードからコマンドを打ち込み指示を与えるCUI(Character User Interface)が主流でした。これが1984年に発売されたアップルのMacintosh、それを真似て1990年代に普及
「連続起業家×VR開発者×陶芸家」異色のクロストークから見た、 感性が飛躍させる生成系AIとの未来 2023年7月に、ロフトワークの戦略パートナーとして、連続起業家 井口尊仁さんが就任。コピーライターの佐藤真生(MAO)さんとともに、ロフトワークの新プロジェクト「FUTURE TEAM」を立ち上げました。 井口さんが率いる「FUTURE TEAM」は、最先端テクノロジーと創造的デザイン・プロセスを組み合わせた、未来社会実装プロジェクトチームです。企業の経営的ペインを捉え、未来社会のナビゲーターとして、共に事業構想を描き、実際の事業化までのアウトプットをクライアント企業と同じチームとして伴走します。 そんな「FUTURE TEAM」が「FUTURE of XYZ 感性を信じ、生成系AIで未来へ漕ぎ出せ!」と題したイベントを開催。生成系AIとUX研究開発のプロフェッショナルである白井暁彦さんと
今や、世間の誰もが人工知能(AI)について語りたがっている。しかし、話が噛み合わないことも少なくない。そこで、AIのニュースを日々追いかけている記者に、自信を持ってAIについて語る秘訣を明かしてもらった。 by Melissa Heikkilä2023.08.06 1 15 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 今や、誰もが人工知能(AI)について語りたがっている。だが、話が噛み合わないことに困惑したり、いったい何の話をしているのか分からなくなったりすることはないだろうか。 そこで今回は、フィナンシャル・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ワイアードなどで活躍する、AI分野に詳しい複数の記者、ジャーナリストに、AIについて語る秘訣を明かしてもらった。記者たちは日々、AIテクノロジーを追いかけ、専門家の話を聞き、重要なコンテキストとともに読者が共感できる明確な言葉へ翻訳して
本稿は、Cherubic Ventures(心元資本)によるものだ。2014年に設立された同社は、アメリカとアジアの両方で活動するアーリーステージ・ベンチャーキャピタルであり、運用総資産(AUM)は4億米ドルだ。シードステージ投資を中心に、次の象徴的な企業の最初の機関投資家になることを目指し、大きな夢と世界を変える勇気を持つ創業者を支援している。同社は、サンフランシスコ、シンガポール、台北に拠点を置いている。(過去の寄稿) The guest post is first appeared on Cherubic Ventures’s blog. Founded in 2014, they are an early-stage venture capital firm that’s active in both the US and Asia, with a total AUM of 40
5月初め、AI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンがグーグルを辞めたことが明らかになった。以来、世界中のメディアからの取材依頼をほぼすべて断っているという彼が、英紙「ガーディアン」だけに語った、AIの真の怖さ、人類滅亡の確率、その決定的瞬間が訪れるとき──。 悪意のある研究者はいない ジェフリー・ヒントンが、インタビューの最初で口にし、私が録音を止める間際にも繰り返したのは、彼が10年間在籍したグーグルを円満に退社したということだった。 「私はグーグルがこれまでに成し遂げたことや、いま現在取り組んでいることに何の異論もありません。メディアは私を『グーグルに不満を募らせた社員』に仕立て上げたいようですが、そうではないんです」 そこをはっきりさせておくのが大事なのは、つい逆の結論に走りがちだからだ。結局のところ、自分の元勤務先を、人類を絶滅へと導く可能性の高い企業のひとつとして冷静に語ると
AIチャットボット「ChatGPT」が注目を集めている。どのように仕事に活用すればよいのか。初期の頃からChatGPTを“使い倒している”という深津貴之さんは「ChatGPTは、結構知ったかぶりしてウソをついたりするので、検索エンジンのように使うのはお勧めしない。しかし、コツを押さえて使うと、アシスタントのように使えて仕事にとても役立つ」という――。 ChatGPTは「確率で話す」 ChatGPTの最大の特徴は「コンピューター言語(プログラミング言語)などではなく、人間の使う言葉で命令でき、回答してくれること」です。 うまく使えば、仕事の効率化や高度化が実現しますが、そのためにはChatGPTにできることとできないこと、またChatGPTの得意なことと不得意なことを理解する必要があります。 まず覚えておきたいのは、「ChatGPTは確率でしゃべるマシンである」ということです。基本的には、こ
最近おきた大きなイノベーションのひとつが、ChatGPTのリリースだったことは、多くの人の共通の認識でしょう。 正直なところ、Googleを脅かすほどの存在が、こんなに早く出てくるとは思っていませんでしたが、Googleなどのプラットフォームは大きい割には技術革新に対して脆弱であり、「短命」なので、必然の流れなのかもしれません。 逆に、プラットフォーム上に流通する「コンテンツ」には、とても長命なものが存在します。 例えば「イーリアス」「論語」「原論」などの古典などもそうです。 これらは時の試練に耐え、プラットフォームを乗り換えながら2千年以上もの間、全く変わらずに生き残っています。 では、ChatGPTもしばらくすれば時の彼方に消える……かというと、少しこれまでのプラットフォームと事情が異なるかもしれません。 なぜなら「コンテンツ流通させるだけ」の、Google、Twitter、Amazo
ChatGPTで再注目!?企業サイトのチャットボットは「AI×キャラクター」で超進化する!2023/04/07 今、対話型AIの「ChatGPT」の登場により、AIチャットボットに注目が高まってきています。 しかし、企業サイトで見かけるチャットボットは、「よくある質問」に回答するだけの、いわば無機質なものが多いのが現状です。 私たちは、チャットボットには、企業とユーザーのコミュニケーションを豊かにする大きなポテンシャルがあると考えています。そのカギを握るのが、「AI」と「キャラクター」です。 今回ご紹介するのは、電通のAIチャットボットチームが新しく開発した商品説明サービス「Chat Staff」と、そこにキャラクターを加えた「キャラクターAIサイト」です。 キャラクターが企業の「顔」となり、テクノロジーを掛け合わせたあらゆる顧客体験をアップデートしていく、そんな無限の可能性について、キャ
マーケターはまさに今、AIを理解しているところであり、公正な立場で言えば、しばらく前から理解を試みている。迅速に対応しなければ、競合他社に先を越される恐れもある。しかし、あまりに素早く動くと、この技術に関する難題のいくつかを回避してしまう危険性がある。 トビー・ダオ氏は、産業機器メーカーのティグレン(Tigren)でマーケティングマネージャーを務めている。ダオ氏は最近、あるAIチャットボット(製品名は不明)を自社ウェブサイトに組み込む可能性を探っていた。 AIチャットボットを導入すれば、顧客エンゲージメントが高まり、カスタマーサポートの質が上がると期待していたからだ。コスト削減を期待していたことは言うまでもない。しかしながら、この製品の導入には多額のコストがかかるうえ、サイト訪問者を助けるどころか、いら立たせる危険があるというのだ。結局、同社は導入を見送った。 往々にして、チャンスとチャレ
クリエイターに出会ったり、もっとファンになったり、noteで創作をつづけたくなるようなイベントを開催する「noteイベント」。今回は「チャットAI使いこなし最前線」をテーマに、黎明期からチャットAIを活用しているnote CXOの深津貴之氏が登壇しました。こちらの記事では、ChatGPTユーザーの悩みを解決するプロンプトなどが語られました。 ChatGPTユーザーの悩みを解決するプロンプト 徳力基彦氏(以下、徳力):まず今日はChatGPTの使い方をしっかり覚えていただきたいと思います。ここで「深津式汎用プロンプト」。 深津貴之氏(以下、深津):僕は1個1個、個別の例を出すのはあんまり好きではないです。さっき言ったように原理原則を1個理解すれば、全部その原理原則から引っ張れる方向が好きですね。 なので今日も、細かいプロンプトを出すよりは、だいたいあなたの悩みのすべてを解決するプロンプトを1
クリエイターに出会ったり、もっとファンになったり、noteで創作をつづけたくなるようなイベントを開催する「noteイベント」。今回は「チャットAI使いこなし最前線」をテーマに、黎明期からチャットAIを活用しているnote CXOの深津貴之氏が登壇しました。こちらの記事では、OpenAIがChatGPTを公開した理由や、ChatGPTの精度を上げる質問の仕方などが語られました。 OpenAIがChatGPTを公開したわけ 徳力基彦氏(以下、徳力):ということで今日のメインテーマの、「僕らはChatGPTをどう使っていけばいいのか」という話をしたいです。まだ自分ごとになっていない方がおられるかもしれないので、僕の昔話をさせていただきます(笑)。 僕は、深津さんが「世界変革の前夜は思ったより静か」というnoteの記事を書いたのを、めちゃめちゃよく覚えているんですよね。 深津貴之氏(以下、深津):
こんにちは! 最近、ブレストをChatGTPとしているのですが、これはかなりやばく、自分の仕事に多大な影響を与えています。 これのやり方をちらっと紹介すると、割と反応がよかったので、実例ともに書いてみました。 ちなみに一応解説しておくと、OpenAIという企業によって開発されているChatGPTは、人工知能の一種である自然言語処理技術を用いて、自然言語での会話を可能にするチャットボットです。 ChatGPTでは、過去の文章や対話の情報を学習し、それを基に人間と同じように応答することになったのがすごいところです。 ブレスト方法結論でいうと、自分がファシリテーターになって、ひたすらChatGPTにいろいろな角度で話してもらうというだけです。 これを使うと、とにかく頭が刺激されるのでオススメです。 といってもよくわからないと思うので、実例をみていきます。 まず質問からいきます。僕は、たとえば以下
クリエイターに出会ったり、もっとファンになったり、noteで創作をつづけたくなるようなイベントを開催する「noteイベント」。今回は「チャットAI使いこなし最前線」をテーマに、黎明期からチャットAIを活用しているnote CXOの深津貴之氏が登壇しました。こちらの記事では、「検索」や「記事生成」ツールとしてのChatGPTの現状や、ChatGPTを効果的に使う質問などが語られました。 「たぶん日本で一番ChatGPTをフル活用している」深津貴之氏 徳力基彦氏(以下、徳力):こんにちは、noteの徳力です。本日はnoteのイベントにご参加いただきまして、ありがとうございます。今日のテーマは「あなたの仕事が劇的に変わる!?」というサブタイトルが入っていますが、「チャットAI使いこなし最前線」と題し、今非常に話題のChatGPTについて深掘りするイベントを開催したいと思います。 今日は案内人とし
それでもChatGPTは仕事の役に立つ……? 深津 そうですね。確率にしたがって回答するという特徴もありますし、ネットが学習ソースなので、ネットに広まってるバイアスも取り込んでしまっていますから、常に正確な回答を求めるのには向いてないですね。ChatGPTを開発したOpenAIも、バイアスに気づいたら人力で排除しているでしょうけど、データ量が膨大なだけに完璧にはやりきれていないと思います。「正しい答えを知る」ならググるほうがいいですね、今のところ。 ――あくまで「本当らしいことを言うマシン」だと。 深津 僕はそう考えています。よく言われてる「AIがウソをつく」というのはそういうことですよね。ChatGPTくん本人はウソをついているつもりはなくて、自分なりに確率上もっともありそうなことを答えているだけですから。そういうシステムで動いているというだけです。 単語の関連で確率上もっともありそうな
ジェネレーティブ(生成型)なAIが、爆発的な進化を遂げてテック業界の話題をさらっています。今のところ登場してきているのは、おおまかに分ければStable Diffusionのような画像生成AIと、ChatGPTなどの対話型AI。わたしは文章を書くという仕事がら、後者の対話型AIを最近は使いまくっています。 ChatGPTを開発しているOpenAIにはマイクロソフトが巨額出資。この動きに引きずられて、グーグルやフェイスブックも独自の対話型AIの公開に向けて動いています。 対話型AIはご存じのように、人間とAIのあいだでテキストのチャット形式による自然なコミュニケーションをとれることを目指しています。実際にやり取りしてみると、相手がAIとは気づかないほどに人間くさいふるまいをしてくれることもあり、驚くばかり。活用方法はさまざまで、インターネットに蓄積された膨大な知識や情報を参照するだけでなく、
Open AIがリリースした対話型AI「Chat GPT」凄すぎますよね。 幅広い質問に答えてくれたり分からないコードを教えてくれたりと、すでにその完成度の高さが話題になっていますが、試しにSF小説を作ってとお願いしてみたら想像以上にちゃんとした小説が出来上がって衝撃を受けました…。 このnoteではChat GPTが実際に生成した小説と、それを制作するまでのChat GPTとのびっくりするくらい自然なやり取りを紹介します。 Chat GPTが実際に生成した小説作品第1章 「最初の殺人」街はいつもの喧騒で活気に満ちていた。人々は頭を下げて通りを歩き、ARの仮想世界に没頭していた。そこは何でもありの世界であり、現実は思いのままになる世界だ。 ジョン・ジョンソン刑事にとっては、それは単なる仕事の1日に過ぎなかった。彼はある目的を持って混雑した通りを歩き、その目はトラブルの兆候を探すために人混み
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