2016年9月26日 6時15分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 騙しのテクニックを社会心理学者に聞いている 最初は都合のいい話から始め、最終段階で悪い話をする「ローボール技法」 受け手の錯覚を誘う手口として「リアリティ感覚」に訴えるテクニックがある 真っ直ぐにこちらの目を見据え、前向きな話を、淀みなく、たたみかけてくる──。そんな都合のいい売り込みには要注意だ。ポイントは、メリットとリスクを「両面提示」しているか。社会者に「騙し」のテクニックを聞いた。■歯ブラシのCMで「白衣」を着ている理由人は誰でも簡単に騙されてしまいます。私は社会心理学者として様々な「騙し」の手口を研究してきましたが、そんな私も、ときには騙されます。重要なのは「騙されるかもしれない」というリスクを知ることです。 今回はビジネスの現場で行われるをテーマにしながら、「騙しの手口」について解説していきます。