8月14日、米国VMwareが新規株式公開を果たした。仮想化テクノロジーはビッグビジネスとなり、さらに幅広い認知度が得られるようになるだろう。同社は今後の方向性も語っている。 カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くVMwareと、同社の共同設立者であり社長でもあるダイアン・グリーン氏が、新たな時代を迎えた。 8月14日、ニューヨーク証券取引所の開場を告げるベルが鳴らされると同時に、仮想化大手VMwareの3300万株におよぶ株式の売買がウォール街で始まった。新規株式公開(IPO)に至るまでの数週間、アナリストや業界観測筋は、IT業界における過去数年間の歩みの中でも、VMwareによるIPOは最も重要な出来事の1つとして記録されるだろうと推測していた。 14日の昼までに投資家が次々と買い注文を出し、当初は1株当たり29ドルで売り出されたVMwareの株価は、1週間以上前から金融不安に陥ってい
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