電子工作キットの中には、小さなチップ抵抗、コンデンサー、ICなどをハンダ付けしなくてはならないものもあります。手作業で1つずつ付けていくわけですが、抵抗が立ち上がったり、横にずれたり、ショートしたりと、なかなかうまくいかないことが多いものです。 ▲小さなチップ抵抗などは、手作業では結構大変製造工場ではどうしているかといえば、当然手作業ではなく、機械がハンダ付けをします。といっても、ロボットアームがハンダごてを持ってハンダ付けをするわけではありません。ペースト状のハンダを必要な場所に塗布し、パーツを乗せてから基板ごと加熱。ハンダを溶かして一気にハンダ付けしています。リフローと呼ばれる方法ですね。 ▲基板ごと加熱してハンダを溶かします今は個人でもプリント基板の発注が簡単にできることもあり、このリフローを家庭で行ないたいという人もいます。比較的低価格な装置もありますが、それでも数万~十万円くらい
曲がる基板にほとばしる可能性! フレキシブル基板がリーズナブルに発注できるのを見つけ、ばねのように伸びるキーボード用の基板を注文。それを使って自分の手に沿う曲線的な形のキーボードを作ってみました。 手が小さくても立体的なキーボードが使いたい 人間の体のつくりに適したキーボードを突き詰めていくと、どうも立体的な形になるらしい……。指の可動域に添う、曲線的なキーボードが存在します。本当に使いやすいのかも気になりますし、何より単純にかっこいいので使ってみたい。
こんにちは。Yowkeesです。 この記事は、「キーボード #2 Advent Calendar 2021」の21日目の記事です。 昨日の記事はjigya♧kkumaさんによる「プロダクトを始めたきっかけと伝えたいこと」でした。 2021年のプライベート時間のほとんどを捧げたKeyball46を発売するまでの活動をまとめます。 目次 1.自作キーボードデビュー 2.アイデアを試したくてKeyball初号機作ってみた 3.Keyball46の試作 4.ここまで来たら止めれない!射出成型! 5.Keyball46の販売開始 6.実は実店舗を準備中 1.自作キーボードデビュー デビューについて書くために少々自己紹介を。僕Yowkeesは人生を電気に捧げた回路エンジニアです。1か月間ぶっ続けでオシロスコープの前で高密度基板を手半田なんてザラでしたが、電子回路大好き人なので楽しく(?)仕事してきまし
当ブログではこれまで2度にわたってRaspberry Pi用の周辺機器道を探求してまいりました(1,2)。 趣旨としては、ふだんはSSHで使ってるんだけど、展示会場でWifiの接続設定がしたい時とかちょっとしたタイミングでモニタや入力機器がほしい、でもかさばるのは嫌、という人に向けた周辺機器情報です。 しかしこのたびついにポータブルモニタの決定版が出ておりましたので、ご紹介します。ちなみにkaraageさんのブログで知りました。 Quimat 3.5インチタッチスクリーン HDMIモニタTFT LCDディスプレイ Raspberry Pi 3 2 Model B Rpi B B+ A A+ 映画 アーケードゲーム オーディオ入力 RPi GPIOブレークアウト拡張ボード 保護ケースキット アクリル(透明) QC35C 出版社/メーカー: Quimatメディア: エレクトロニクスこの商品を含
男子たるもの一度は自分でCPUを作ってみたいものだけど、ICでLEDをピカピカさせた程度の経験しかないハード素人な俺だったので、CPUを自作してる東大生などを遠くから見て憧れてるだけだった。しかしおよそ一年前のこと、「MIPSなんて簡単に作れますよ!」とKさん(←FPGAでLispマシンを自作するような人)に言われて、お、おぅ。。そりゃKさんはそうでしょうよ。。あれ、もしかして俺にもできるかな。。? と思った。この一言がなければ32bitのCPUを自作しようなんて考えなかっただろう。 それから一年ちょい、とくに今年の正月休みやFPGA温泉でがっつりがんばって、なんとかMIPS Iサブセットの自作CPUが動いた。これはフィボナッチを計算してるところ。 ちなみに、これはこんな感じのフィボナッチのコードをCで書いて、 void main() { int i, *r = (int *)0x7f00
超小型のむき出しWindows 10マシン「LattePanda(ラテパンダ)」が、クラウドファンディングのKickstarterに登場。Windows 10 Homeプリインストール搭載マシンながら日本円換算で約8300円からとなる価格帯と、“いろいろできそう”な仕様に、「こんなのを待っていた」「ラズパイ対抗だ」と開発者周辺で話題になっています。 LattePandaは、Cherry Trail世代で1.84GHz動作のクアッドコアAtomプロセッサー(Atom x5-Z8300と思われます)、2G~4GBのメモリ、32G~64GBのストレージ(eMMC)に、Windows 10 Homeをプリインストールした、むき出しタイプの小型コンピューター。入出力インターフェースはUSB 3.0、USB 2.0、HDMI出力、Micro SDスロットなど、通信機能として有線LAN(100BASE-
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing)) 作者: 高須正和 出版社/メーカー: インプレスR&D 発売日: 2016/01/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ※追記(20160203 01:41):深センのモノづくりについて詳しく書かれた本が出ましたのでリンク貼りつつおすすめしておきます。 ----- 秋葉原という街に関わりがありました関係で「電気街を語るのであれば深圳(深セン)は見ておいた方が良い」「いわゆる"モノづくり"に対する知見を深めたいのであれば深センは一見の価値がある」「デジタルガジェット好きなら深センの華強北(ファージャンペイ)は絶飲食面白い」などのご意見を頂戴し、ならばいざ往かんと言ってきました。深セン。 結論から言うと、行って良かったです。上記3例のアドバイスはいずれ
TechBlogをご覧のみなさん、こんばんは。Cerevoにて電気設計を担当している馬橋です。 製品に無線機能を実装するにあたり、電波の送受信を自前で設計するのはいささかハードルが高いものです。こういう場合に、Wi-FiやBluetooth、ZigBeeなどの機能があらかじめ小型基板にまとまっているモジュールを利用することで、開発を簡略化することができます。最近ではnRF51822を使ったモジュールがまるっとmbedに対応していたりと、非常に扱いやすくなりました。 一方で、海外製(特に中国)の超安価な無線モジュールでは、国内の技術適合証明(以下、略称として技適と呼ぶ)を受けていないものがほとんどです。当然ですがこれをそのまま組み込んで使うわけにはいきません。また、モジュールでさえ大きい、あるいは機能的にちょうど良いモジュールがないという場合に、電波の送受信を行なう回路を自作することになりま
2015年2月1日に発売されたシングルボードコンピュータの最新モデル「Raspberry Pi 2」にカメラのフラッシュを当てると突然クラッシュするという謎の現象が発生することが判明しました。 Raspberry Pi • View topic - Why is the PI2 camera-shy ? http://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=28&t=99042 PeterOというユーザーがRaspberry Piの公式フォーラムに投稿した内容によると、フラッシュをたいてRaspberry Pi 2を撮影したところ突然動作が停止したとのこと。動作が停止した直後は何が起こったのかわからなかったそうですが、撮影を何度か試すうちにカメラのフラッシュがRaspberry Pi 2のクラッシュを誘発する、という結論に達しました。 Pete
写真01は、Nexus7-2013年版(以下Nexus 7と略す)の画面写真の一部を拡大したものです。マウスカーソルが表示されていて、バッテリが充電状態です。このマウスはUSBでNexus 7と接続していて、かつ、同時にNexus 7が充電状態になっています。いろいろと調べた結果、こうしたケーブルを簡単に作ることが可能だということがわかりました。今回は、このケーブルについて説明しようと思います。 写真01: バッテリアイコンが充電状態で、マウスカーソルが下にある。マウスは、USBで接続しており、「OTG充電ケーブル」を使うと、充電とUSBデバイスの接続が同時にできる Nexus 7は、USBのBattery Charging Specification 1.2(以下[BC1.2]と略す)という仕様に準拠しているため、充電を行いつつ、かつ、USBデバイスを接続するケーブルを利用することが可能
はじめに ・・・・あくまで簡易法です、確実性に関しての責任は負いません しかし、ACアダプタの代替を求めるとき、ACアダプタのプラグサイズが不明では購入したACアダプタが使用できないこともあり、またそのプラグサイズは購入者が自己責任で調べる必要がありますが、内径を計測する方法が分からないために、ご自分が求めるACアダプタのDCプラグサイズが分からない方が大変多いのです。ここに示す方法は簡易のものですが費用もかからず、意外と便利です。大げさですが多くの方が利用してくださるよう期待します。 ご注意 ・・ 確実性を必要とする場合は他の方法を探して計測すべきです。 プラグサイズが購入者の自己責任、必ず事前に調べる必要があります ・・・・多くのACアダプタはプラグ外径が5.5φで、プラグ内径が2.1φか2.5φのセンターピン用ですが・・ ACアダプタの出力コネクタに多用されているDCプラグは・・、先
仕様書で失敗した!と言ってほしくないので 仕様書不要、ハード+クラウド開発が初期費ゼロ 月額9万円の、きもと特急電子設計。 フリーダイヤル 0120-220-447 (無料、平日10-18時) きもと特急電子設計は、ハード・ソフト・クラウドの受託開発(試作〜小ロット)が得意な、独立13年、経験40年の個人エンジニアです。急ぎの試作でできる分野は、以下の通りです。 回路(ハードウェア開発)設計: アナログ・デジタル・マイコン、電池など。 プリント基板: 設計、半田付けなど。 ソフトウェア開発・ファームウェア開発: アセンブラ、C、画面・タッチパネル設計、センサー制御、電源制御など。 無線モジュール選定・制御: Wifi、Bluetooth、TWE-Lite、FMCWなど。 通信プロトコル: TCP/IP、MIDI、有線プロトコル設計、無線プロトコル設計など。 サーバ設定: Linux、Doc
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