5月16日、エンタープライズ向けのSSD製品を手がけるSTECは国内で初めての発表会を開き、新技術の発表や市場動向について説明した。同社独自のCellCareでは、SSDの信頼性や耐久性を大幅に引き上げられるとアピールした エンタープライズSSDにフォーカス STECは1990年に設立されたSSDのベンダーで、1990年代後半にコンシューマ事業を切り離し、耐久性や信頼性にフォーカスしたエンタープライズSSDに事業を集約した。その後、FCやSAS、SATA、PCIe対応の多彩なエンタープライズSSD製品を展開しており、コストパフォーマンスの高いMLC(Multi Level Cell)の製品化もいち早く進めた。STECジャパン 日本支社長の要田康伸氏は、「エンタープライズにフォーカスしているので、信頼性で高い評価を得ている。製品も外部への委託ではなく、垂直統合的に事業を推進している」と説明し