九州沖縄サミットのイメージソングの作曲について語る小室哲哉さん=福岡市中央区で2000年1月21日、野田武写す 詐欺容疑で逮捕された音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)。歌謡曲がふるわなくなった90年代、「Jポップ」と呼ばれる多くのヒット曲を生み出した。時代に寄り添って頂点に上り詰めながら、時代に裏切られたかのように転落した小室プロデューサー。彼の「音楽」に何が起きたのか。【坂巻士朗】 「事件の詳細がまだ分からないので、現段階では何とも言えない……」 戸惑い気味にそう話すのは小室プロデューサーの母校、早稲田実業学校(東京都国分寺市)の職員。それもそのはず、01年に小室プロデューサーの寄付を元に校内には「小室哲哉記念ホール」が建てられ、ホール内には彼の金色の手形まで設置されている。それだけでない。広辞苑にも出ていない「校賓(こうひん)」なる名誉称号まで贈られていた。早実自慢のOBが、刑
小室容疑者、被害者に借金依頼 7社に著作権の譲渡話(1/2ページ)2008年11月15日13時23分印刷ソーシャルブックマーク 詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)は事件の約2年前、今回被害者となった兵庫県芦屋市に住む男性投資家(48)に借金を依頼し、断られていた。資金繰りに困った小室容疑者はこの後、著作権と引き換えに資金を得ることを考え、不動産会社など少なくとも7社側に譲渡話を持ちかけて断られた末、再び投資家に接近したとされる。特捜部は14日、裏付け捜査を進めるため、小室容疑者ら3人について10日間の勾留(こうりゅう)延長を請求し、大阪地裁はこれを認める決定をした。 特捜部によると、小室容疑者は、役員を務める芸能事務所「トライバルキックス」社長の平根昭彦容疑者(45)、同社監査役の木村隆容疑者(56)とともに自作の806曲の著作権をすべて所有して
4日に5億円の詐欺容疑で逮捕された小室哲哉。逮捕翌日には各スポーツ紙が関係者の証言として「妻のKEIKOとすでに離婚していた」というニュースを配信したが、翌日にはKEIKO本人が「一緒に歩む覚悟です」というコメントを発表。「小室・KEIKO離婚」の報道は誤報となった。なぜこんなことになったのだろうか。報道関係者が語る。 「小室の逮捕当日、KEIKOはすべての取材をシャットアウトし、コメントすら出そうとしなかったんです。それで、報道関係者はKEIKOの周辺に取材をかけたんですが、その中で、ある関係者が『すでに離婚している』という情報を出したんです。各紙がその情報を信頼したことからも、KEIKOにかなり近い人物の発言だったことは分かりますよね」 だが、結果的にはこの関係者の発言がウソだったことになる。 「巨額の詐欺事件ですし、小室には借金もある。さらに、この事件に関してはまだまだ表沙汰になって
4日、音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者が、詐欺の疑いで大阪地検特捜部に逮捕された(関連記事)。90年代の音楽シーンを盛り上げてきた立役者が逮捕されたことに衝撃を受けている人も少なくないだろう。 自作曲の著作権を譲渡すると投資家に持ちかけて、5億円をだまし取ったという容疑だが、なぜ投資家は小室氏の話を信じてしまったのだろうか? 著作権に詳しいジャーナリストの津田大介氏に話を聞くと、音楽業界の慣例や著作権法に「落とし穴」があることが分かった。 「財産」と「人格」というふたつの著作権 ── なぜ、投資家はだまされてしまったのでしょうか? 津田 原因のひとつに、誰が著作権を持っているのかが分かりにくいということが挙げられると思います。 同じようなシンプルな詐欺事件を、例えば土地で起こそうと思ったら無理です。登記簿を見れば、その土地の所有者が分かりますから。特許も同じで、特許庁への登録が必要です。
大阪地検特捜部に任意同行して大阪地検に入る音楽プロデューサーの小室哲哉氏=4日午前8時8分、大阪市福島区の大阪地検(甘利慈撮影) 著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)が、「世間を騒がせて申し訳ない。生まれ変わって、また音楽を一生懸命したい」と話していることが10日、分かった。上沼恵美子、小室容疑者にブチ切れ! 両親の依頼で同日接見した弁護士が大阪拘置所(大阪市都島区)前で明らかにした。 弁護士によると、衣服を差し入れ、母親が書いた「おまえも誤解されているみたいだが、これまで経験したことを話して、謝罪して、出直しなさい」との手紙を弁護士が読み上げると、小室容疑者は涙ながらに「世間を騒がせて申し訳ない。罪を償いたい」と謝罪したという。
楽曲著作権をめぐる5億円の詐欺容疑で逮捕された音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)が参加するglobeの所属レコード会社、エイベックスホールディングスの松浦勝人代表取締役社長(44)が7日、東京・中央区の東京証券取引所で中間決算会見し同容疑者について初めてコメントした。 16年ほど前に同容疑者と知り合い、一時代を築いた松浦社長は、「ヒットを作るとはどういうことか、ブームを演出していくのはどういうことか、日々学び、教えていただきながらすごした経験は、わたしにもエイベックスにとっても意義、意味のあることだったと思う」と厳しい表情で語った。今回の事件でリリースが中止になったglobeのシングル2枚の損失は、1000万円という。
小室哲哉と言えば「今年はレイヴが来る」という名言が印象的だ。この名言はオールナイトニッポンで電気GROOVEが取り上げて、ネタにしたところから広まったはず。これが電気の嘲笑の標的になったのは、相当に時期外れというか、今さら感があったからだった。小室哲哉が逮捕されて、まあ、華原朋美やT.UTUやら木根にコメントを取りに行くのはよくわかるが、音楽ジャーナリズムなら電気GROOVEの二人に聞きにいくべきだ。 「今年はレイヴが来る」と言った小室が結成したのが、trf(tetsuya komuro`s rave factory)だった。そのネーミング、プロデューサーを軸として歌わないメンバーを含むユニット構成など、小室がやりたかったのは、C+C Music Factoryだったはず。C+Cは、90年に「エヴリバディ・ダンス・ナウ」で大ヒットしたダンスミュージックユニット。当時のスノッブな音楽ファンに
小室が飽きた小室サウンド2008年11月8日 印刷 ソーシャルブックマーク 90年代を席巻した小室哲哉プロデューサーが億単位の詐欺の疑いで逮捕された。ミリオンセラーを連発した「時代の花形」は、何を目指して音楽を作っていたのか。再考してみたい。小室サウンドとは何か。(西正之) ■一時渡英、基礎固める 90年代半ばの音楽シーンを支配したと言っていい「小室サウンド」。その基本は、シンセサイザーの音色と強烈なビートが彩る、洋楽由来のダンス音楽だ。踊れることを重視し、速い曲もスローな曲も、歌は高音を振り切る激しさで起伏する。まるで目に見えるような音楽なのだ。 小室と同時代にヒットを連打したプロデューサーに、小林武史がいる。小林はマイ・リトル・ラバーやミスター・チルドレンなど、メロディー重視のJ―POP路線で国内に地歩を固めた。2人の違いは、小室の方は、常に「外」を指向していたことだ。 小室は83年に
ホリエモンがあの人の“激励”に!? ライブドア元社長の堀江貴文氏(36)が、5億円詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)との接見を希望していることが6日、分かった。堀江氏自身も東京拘置所の独居房で“同じ釜の飯”を経験済み。このギョー天の対面プラン。真意は?写真で見る「小室氏、転落の軌跡」 小室邸に招かれたこともある旧知の仲の堀江氏。「時代の寵児(ちょうじ)」から塀の中に転落、という同じ境地を味わった独房ライフの先輩として一肌脱ぐ? 複数の関係者の話を総合すると、堀江氏は大阪拘置所に収監中の小室容疑者と早い時期の接見を望んでおり、周囲に相談しているという。 一体なぜ? 独房生活や裁判対策の助言なのか、それともお互いの“再起”に向けて、小室容疑者との将来的な新ビジネス展開でも狙っているのか…。さまざまな憶測を呼びそうだ。 堀江氏はブログなどでも小室容疑
音楽著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺事件で、音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)とともに大阪地検特捜部に逮捕され、当初容疑を認めていたイベント企画会社「トライバルキックス」(東京)の監査役、木村隆容疑者(56)が否認に転じていることが8日、分かった。 一方、小室容疑者はこの日、勾留(こうりゅう)されてる大阪拘置所で弁護人と接見。弁護人によると、小室容疑者は「拘置所は寒い」と話すなど疲れた様子だという。容疑は認めているが、弁護人は「調書などを精査し細部で間違っていることがあれば争いたい」と話した。 これまでの調べで、木村容疑者は小室容疑者に被害者の個人投資家(48)を紹介していた。架空の著作権譲渡を持ちかける交渉の場にも同席。逮捕前の取材には「(小室容疑者が)だましているとは思わなかった」と答えていた。
小室哲哉容疑者 お蔵入り自伝のすごい中身 2008年11月06日15時00分 / 提供:内外タイムス 投資家への音楽著作権の売却話を巡る詐欺事件で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)。住民税の滞納で、自宅のある東京都港区役所から著作権使用料の一部を差し押さえられていることが発覚。生活の困窮ぶりがうかがえるが、一獲千金を狙ったと思われる自伝の出版がお蔵入りしていたことも明らかになった。 「タイトルは『小室哲哉 4年間の空白』で、かなり赤裸々なノンフィクション自伝に仕上がる予定だった。9月にの発売が予定され、初版は異例の10万部、出版社も決定していたが、突然お蔵入りになった」(出版関係者) 小室容疑者は全盛期の96年に1冊目の自伝「小室哲哉 真相の美意識」(講談社)を発売したが、2冊目の自伝では自ら味わった“ドン底”を描こうとしていたという。 「『告白』、
楽曲著作権をめぐる詐欺事件で逮捕された音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者(49)が今年4月、人気下降後の苦労を語る「告白本」の出版を企画会社に持ちかけていたことが分かった。金銭問題ばかりがクローズアップされ、イメージ悪化につながりかねない内容になることを恐れた小室容疑者側が計画を撤回したが、自らの人生をさらけだしてでも資金を工面しようとしていた実態が浮かび上がった。 小室容疑者の所属事務所が今年4月、東京都内のタレント本企画会社に「小室の本を出してくれる出版社を探してほしい」と依頼した。約10社が関心を示し、「小室哲哉 4年間の空白」という仮題で出版する案がまとまった。自ら率いる音楽ユニット「globe」が04年に全国ツアーをした後、表舞台から消えた小室容疑者の音楽活動や事業、私生活について“独白”する予定だった。 小室容疑者は90年代後半、TRFや安室奈美恵さんらをプロデュースして次々に
小室容疑者直接関与隠す?5億円、本人通さず借金返済に(1/2ページ)2008年11月7日12時21分印刷ソーシャルブックマーク 音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)ら3人が詐欺容疑で逮捕された事件で、男性投資家(48)からだまし取ったとされる5億円は、小室容疑者が直接受け取ることなく、本人の借金返済にあてられたとされる。大阪地検特捜部は、小室容疑者本人の関与を隠すための仕組みだったとみている。 3人は調べに対し、容疑を認めているといい、特捜部は5日、資金の流れにかかわった東京都内の広告会社などを家宅捜索した。 特捜部によると、小室容疑者は、自らが取締役を務める芸能事務所「トライバルキックス」社長の平根昭彦容疑者(45)、同社監査役で広告会社代表の木村隆容疑者(56)とともに、自作曲806曲の著作権をすべて所有しているように装って、10億円で売却するといううその著作権譲渡話を投資家に持
小室容疑者、原盤権巡り二重契約 芸能2社間でトラブル2008年11月6日 印刷 ソーシャルブックマーク 著作権譲渡をめぐる詐欺容疑で逮捕された音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者(49)が昨年夏、CDなどの音源となる原盤の権利を委ねる契約を同時に二つの芸能プロダクションと交わし、2社間でトラブルになっていたことが関係者の話でわかった。約6年間にわたる吉本興業とのマネジメント契約が切れ、まとまった収入のめどがなかった時期とされ、多額の借金返済への焦りが二重契約の背景にあるとみられる。 小室容疑者が逮捕直前まで所属していた東京都内の芸能プロダクションによると、小室容疑者は昨年6月ごろ、知人を介して、原盤を製作する契約を求めてきたという。小室容疑者が将来つくる楽曲の音源(原盤)をCD化などで利用できる「原盤権」を委ねる内容だったという。 当時、小室容疑者は吉本興業とのマネジメント契約が切れたばかり
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