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ブックマーク / papero.hatenadiary.org (8)

  • 「写真すり替え事件」の真相とは〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害7 - 「映画の友よ」ナビ

    アサヒカメラの「写真すり替え事件」の件、丸田祥三が実名記載に踏みきりました。 http://bit.ly/9RNDhI 盗作問題で係争中の写真を別のものにすり替え、丸田氏が似ていない写真を根拠に訴えているかのような悪印象を植え付ける結果になったこの事件。 実害のあった当事者の丸田祥三でなくても、あまりにも異常に感じらます。 アサヒカメラ編集部が丸田祥三に釈明したところによると、担当の若手ライター・山内宏泰氏が弁護士立会いのもと丸田氏から受け取った係争焦点の写真を、わざわざすり替えたというのです。 争点となっている写真を自宅に隠していたというのですが、実に奇妙な話です。 アサヒカメラはさすがに訂正記事は出しましたが、なぜこのようなことが起きたのかの説明は、あれから一年半たってもありません。山内氏も一切連絡をして来ないそうです。 山内氏はなぜそんなことをする必要があったのでしょうか。若いライタ

    「写真すり替え事件」の真相とは〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害7 - 「映画の友よ」ナビ
  • 小林伸一郎提出「追加書面」について〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害6 - 「映画の友よ」ナビ

    写真家・丸田祥三氏が同業者の小林伸一郎氏を盗作で訴えた裁判で、原告と被告が最終書面を出し切って一審判決を待つところを、期限通りに出した原告丸田氏側の最終書面を見たうえで小林氏が追加書面を提出した件については、前の日記にも書きました。 この小林氏の、裁判における重大ルール違反についての丸田氏の対処は続報として日記のコメント欄にも付記しましたが、ここで改めて記します。 地裁知的財産部に丸田祥三が原告弁護士と出向き話合いをした結果、裁判長の判断で7/27までに被告が後出しした「追加書面」に関しての、反論の提出が認められました。 新たな意見の提出は許されず防戦態勢ですが、反論の機会はできました。 さて小林氏サイドが提出した追加書面の内容ですが、裁判とは無関係な写真を持ち出して虚偽の言いがかりをつけたり、丸田氏側の書面の言いまわしに難癖をつけるなど些末な事項に終始し、争点となっている写真についてはま

    小林伸一郎提出「追加書面」について〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害6 - 「映画の友よ」ナビ
  • 嗚呼!カンニング人生〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害5 - 「映画の友よ」ナビ

    写真家・丸田祥三氏が同業者の小林伸一郎氏から「盗作」されたと訴えた件、小林氏は複数の写真家からも盗用の疑いが指摘されています。 http://haikyo.kesagiri.net/ そして下記URLは、小林伸一郎氏側の弁護士から即刻閉鎖を求められている、丸田氏が盗作問題について書いているブログです。 http://blogs.yahoo.co.jp/marumaru1964kikei 一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います! さて裁判の現況を言いますと、今月5日迄に、原告と被告がお互いフェアに意見を出し切って、後は司法判断に委ね、一審判決を待つ、という決まりに沿って進んで来たところでした。 ところが7月6日になって突然、小林伸一郎側が裁判所に追加書面を提出しました。 このことで原告丸田氏側は一方的に形勢不利にされたまま、タイムオーバーとなって判決を待つことになりました。 こういう行

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  • 問題の本質とは〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害4 - 「映画の友よ」ナビ

    写真家・丸田祥三氏が同業者の小林伸一郎氏を「盗作」で訴えている件について、丸田氏が先に撮った自然物を、小林氏が後から撮ったことだけが問題となっているという風に思っている人がいるかもしれませんが、それは違います。 また、それこそが小林氏側がおそらく意図的に広めている視点に影響されてしまっているのです。 丸田氏が盗作問題について書いているブログ( 小林伸一郎氏側の弁護士から即刻閉鎖を求められていますhttp://blogs.yahoo.co.jp/marumaru1964kikei)にも書かれているように、小林氏側の弁護士は「廃墟は丸田さん以外撮っちゃいけない、っていうご主張ですね」と、いくら丸田氏が「そういうことではありません」と言っても聞く耳持たず、ひたすら鸚鵡のように繰り返しているそうです。 そうやって連呼することで、丸田氏の目的が自分以外の廃墟写真の封殺であるかのような印象を裁判所およ

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  • 「なり替わり」の才人たち〜丸田祥三氏『棄景』剽窃被害3 - 「映画の友よ」ナビ

    写真家・丸田祥三氏が同業者の小林伸一郎氏から「盗作」されたと訴えた件、小林氏は複数の写真家からも盗用の疑いが指摘されています。 http://haikyo.kesagiri.net/ そして下記URLは、小林伸一郎氏側の弁護士から即刻閉鎖を求められている、丸田氏が盗作問題について書いているブログです。 http://blogs.yahoo.co.jp/marumaru1964kikei 一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います! さて今回の話題は、いまから8年前の話に遡ります。 2002年に、ある廃墟イベントが開かれました。これは当時日で公開予定だった複数の外国映画に廃墟の描写があることから、廃墟ブームを起こそうという意図で行われたものです。 そこで既に『棄景〜廃墟への旅』『棄景2』『同3』等を出していた丸田氏のもとに洋画配給会社が来て、大量の廃墟写真(約100点)を借りていきました

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  • 丸田祥三氏『棄景』剽窃被害について思う・2 - 「映画の友よ」ナビ

    写真家・丸田洋三氏が同業者の小林伸一郎氏から「盗用」されたと訴えた事件は、写真集の中の個別な写真に関してでしたが、問題はそこにだけあるのだろうかということを、以下書いていきたいと思います。 ちなみにこれは訴訟案件それ自体ではなく、僕自身の批評行為でありますが、訴訟案件の背景に存在する間接事案にはなり得るかもしれません。 写真家・小林伸一郎氏が、同業者である丸田洋三氏の写真集『棄景』から「盗用」したと訴えられた『廃墟遊戯』の前に出した写真集は二冊。 タイトルは『Tokyo Bay Side』(91年)、『AMERICAN TWINS』(92年)。いずれも横文字のタイトルです。 丸田氏の『棄景』が出たのは93年。その後、小林氏は『AMERICAN TWINS』から5年のブランクを置いて98年に『廃墟遊戯』を刊行します。 『廃墟遊戯』以後の小林氏の写真集タイトルは『人形 HITOGATA』『廃墟

    丸田祥三氏『棄景』剽窃被害について思う・2 - 「映画の友よ」ナビ
  • 丸田祥三氏『棄景』剽窃被害について思う・1 - 「映画の友よ」ナビ

    いま、高校時代からの友人の写真家で、僕とは『日風景論』という共著もある丸田祥三氏が訴訟を起こしています。 丸田氏の 『棄景』(1993年・ 日写真協会新人賞受賞作)の中の写真から、同業者の小林伸一郎氏 が『廃墟遊戯』(1998年)で同じ場所を用い、また酷似したものを載せています。 丸田氏はこれに対して訴えを起こしました。 以下にその対照写真があります。 http://haikyo.kesagiri.net/ 盗作問題では、過去村上隆さんが企業のマークに自分の作品のデザイン盗用があったとして訴え、企業側がお金を支払ったことがあります。しかしこれは、村上氏がもともとアニメや漫画などオタク文化から多数「引用」してきたことから考えると釈然としないという批判がありました。 小林氏の丸田氏からの「盗用」疑惑は、それとは大きく異なります。廃墟写真の対象とされる建造物や乗り物で著作権が問われることは普

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  • 『審理』公開停止への疑問 - 切通理作 中央線通信

    私は批評家、ノンフィクションライターをしております。 最高裁は酒井法子主演、故・原田昌樹監督の裁判員制度広報用映画『審理』の配信及び公共施設での貸し出し、および上映活動の中止を決定したというニュースを知りました。 私はただいま、ライターとして原田監督の遺された言葉を集め、関係者の証言をいただいたを作っております。 その過程で、原田監督の遺作である『審理』は癌で余命を宣告されていた中で、命を刻むようにして作っていった作品であることを知りました。毎日撮影が終わると、監督は自宅で倒れていたといいます。それでも、撮影現場の誰一人重い病気だと気づかなかったぐらい、気力を限界まで振り絞って作られたのです。 出来上がりは壮絶さのかけらも見せず、裁判を描いて、ここまで心がやわらかくなる映画が他にあっただろうかというようなテイストで、酒井法子演じるごく普通の主婦の視点で、裁判員制度に臨む人たちに、人が人を

    『審理』公開停止への疑問 - 切通理作 中央線通信
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