Microsoftのエラー報告ツール「ワトソン博士」はLonghornで大改造される予定だが、プログラムのクラッシュ情報を収集し、送信する方法が変更されることがプライバシー権擁護者の懸念を呼んでいる。 Windowsエラーレポーティングとも呼ばれるワトソン博士は、改良により、アプリケーションがクラッシュしたときにメモリイメージのダンプ以外のものも収集するようになる。 Microsoftはデータの収集法を決めるにあたり厳しい「オプトイン」プロセスを用意するつもりだが、セキュリティ専門家は、エンドユーザーは莫大な量の情報を調べるのを難しいと思うだろうと考えている。 セキュリティメーリングリストNTBugtraqの創設者兼編集者ラス・クーパー氏は、最初にプライバシーの懸念を指摘した1人だ。 「コンシューマーの大半は、大量のデータを調べて十分な情報を得た上で、どの情報を送りたくないかを決定すること