サッカーの前日本代表監督、イビチャ・オシム氏(69)が、順天堂大学の客員教授に就任し、早ければ今秋にも教壇に立つことが7日分かった。 オシム氏は日本代表監督だった2007年11月、脳梗塞(こうそく)のため千葉県浦安市の自宅で倒れ、順天堂大浦安病院に入院。危篤状態から驚異的な回復を果たし、順天堂大に含蓄のある“オシム語録”を交えながら講義で恩返しすることになった。 順天堂大によると、オシム氏はスポーツ健康科学部で「スポーツコーチング総論」を年2回程度担当する予定。オシム氏は「順天堂ファミリーの一員になれる」と、登壇を心待ちにしているという。