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ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • スーパーつるつるな表面加工、ハーバード大が開発 | スラド サイエンス

    論文はまず,よく知られたロータス効果(表面に微細な突起を多数作り空気を抱え込むことで,液体をはじく)による表面加工にはいくつか弱点がある,という指摘から始まります. 挙げられているのは例えば 構造の構築に比較的コストがかかる.特に以下に示す弱点を解決しようとすればするほど,化学的&物理的に複雑な形状になりコストが増大する圧力に弱い.例えば高圧の流体を流すパイプ内にロータス効果を使った加工を施しても,高圧がかかった際に抱え込んでいる空気が圧縮され,ロータス効果が消失してしまう.空気との間での表面張力の弱い親油性液体に対しては,そもそも効果が弱い.表面に繊細な構造を作ることで発生している効果のため,傷が付きやすい上に,最近はやりの自己修復的な事もできない.と言った点です.そしてこれらを解決する構造として提出しているのが今回の手法になります. 考え方はある意味非常に単純で,例えば油をはじきたいと

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    vmc 2011/11/17
  • Science誌、「過去10年間の10大研究成果」を発表 | スラド サイエンス

    時事通信によると、Science誌が過去10年間の10大成果を特集し、そのうちのひとつとして京都大・山中教授によるヒトiPS細胞の作成が「世界を仰天させた」と高く評価されたという。 これはScience誌が毎年行っている「その年の10大記事特集」(Breakthrough of the Year)に加えて「Insights of the decade: Stepping away from the Trees for a Look at the Forest」として、ここ10年間の科学研究の中から10件の研究をレビューしたもののようだ。 以下に、その各記事へのリンクと/.Jの関連記事と思わしきものを挙げてみた。タレコミ人にはフォローし切れなかったのでコメント等で補足追加をお願いします。

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    vmc 2010/12/17
    メタマテリアルのさらなる発展に期待。
  • 新開発の透明伝導体はソーラー窓の新素材となるか | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年11月09日 11時15分 寒くなってきたので蓄熱窓でもいいです。 部門より 薄く透明で、光を吸収して電気に変える新素材が、米国エネルギー省のブルックヘブン国立研究所とロスアラモス国立研究所で開発され、Chemistry of Materials 誌で紹介されたとのこと。ソーラー窓や透明ソーラーパネルの新素材として期待が寄せられている (家 /. 記事、DOI: 10.1021/cm102160m より)。 半導体ポリマーと炭素フラレーンを溶解した薄膜にマイクロメーターの小さな水滴を落とすと、ポリマー容体の中で水が自己集結する。水分が蒸発すると、ポリマーは蜂の巣のごとく六角形の網の目状となるのだそうだ。この新素材が透明なのは、光を吸収するポリマーは六角形の枠にのみ大量に集結し、六角形の中心部にいくほどにポリマーの量は少く、薄く透明であるからとのこと。

  • P!=NP 予想、証明されるか ? | スラド サイエンス

    家 /. 記事によれば、HP Labs の Vinay Deolalikar 氏が P≠NP 予想の証明に関する 100 ページに上る論文の草稿を複数名の様々な分野の研究者に送っており、今週中にも最終稿が公開されるとのこと。 Scribd で公開されている論文は人のあずかり知らぬところでアップロードされたものらしく、また、Deolalikar 氏は過去にもこの分野の論文をいくつも執筆しているようです。P≠NP 予想は 2000 年にクレイ数学研究所のミレニアム懸賞問題の一つに挙げられており、100 万ドルの懸賞金がかけられています。 タレコミ人は門外漢なので重要そうとしか知りません。この予想それ自体の意味とか、証明の意義とか、コメントお願いします。

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    vmc 2010/08/09
  • 高強度の発泡金属、米ノースカロライナ州立大学が開発 | スラド サイエンス

    ノースカロライナ州立大学にて高強度の発泡金属が開発されたそうだ(Inhabitat.com、家/.)。 発泡金属は多くの空洞を含むスポンジのような形状をしており、これ自体は新しいものではない。しかしAfsaneh Rabiei博士率いる研究チームが開発した素材は従来のものより空洞の大きさが均質であるため強度及び弾力性に優れており、形を保ったまま元の大きさの8割にまで圧縮することも可能という。 Rabiei博士曰く、新素材は従来のものと比較して非常に高い強度・密度比であり、計算上では車のバンパーにこの素材を組み込むことで時速28マイル(およそ45km)での衝突時の衝撃が時速5マイル(およそ8km)で衝突したのと同等になるとのこと。 現在様々な強度検証実験が行われているとのことで、将来的には車や装甲などの衝撃吸収素材以外にも、地震の衝撃を吸収する素材として建築物への応用も考えられるそうだ。

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    vmc 2010/02/04
  • 2009年のノーベル物理学賞は光ファイバーへの貢献とCCDの発明に | スラド サイエンス

    2009年のノーベル物理学賞は、チャールズ・カオ(グラスファイバーによる光の伝送に関する革新的な業績)とウィラード・ボイル、ジョージ・スミス(CCDの発明)に贈られる(プレスリリース、一般向け解説、科学的背景)。 ガラスを使って光を伝送する試みは、20世紀初頭には既に始まっていた。しかし、1960年代当時の光ファイバーの性能は、20mの伝送で光が1%に減ってしまうレベルのものだった。 カオは、Standard Telecommunication Laboratoriesに在籍中、長距離のグラスファイバー中を伝達する光についての計算を行ない、純粋なガラスであれば100km以上離れていても光の損失を低減できるという結果を1966年1月に発表した。 カオの研究とそれに刺激を受けた他の研究者により光ファイバーの研究開発は前進し、4年後には実用に耐える長さ1kmの光ファイバーが作られ、1988年には

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    vmc 2009/10/07
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