猥褻(わいせつ)性の高い漢字の改正・撤廃を求める超党派の議員から作る「猥褻漢字検討議員連盟」は6日、「嬲(なぶ)る」「姦」など14字について、公的文書での使用禁止などを求める要請文を決議した。今後は文部科学省にもはたらきを強め、具体的な施策の実現を目指す。 猥褻性の高い漢字について、議連では「漢字の使用者に猥褻な妄想を抱かせるもの」と定義。これらの漢字について、「公的文書での使用禁止」「人名での使用禁止」「漢和辞典からの削除」などを関係各省や出版社にはたらきかけることを主な目的としている。6日に決議した要請文では、「嬲」「姦」など14字について公的規制を求めている。 今回議連が最も重視した文字は「尋」。中央部に含まれる「エロ」部分が教育上不適切として議論の的になった。文科省が定める学習指導要領では、「尋」を小学5年生で学ぶ漢字として設定しているが、議連では「思春期が始まる青少年が卑猥な妄想
京都市で16日に行われる「五山送り火」の一つ「大文字」の護摩木として、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の松を使う計画が、放射性物質の汚染を不安視する声を受け、取りやめになったことが6日、関係者への取材で分かった。 大文字保存会は京都に松を運ばず、陸前高田市で迎え火として使う方向。代わりに、遺族が祈りの言葉などを書き込んだ松の護摩木を写真撮影して別の木に書き写し、大文字で燃やすよう調整している。 京都市文化財保護課や同保存会によると、報道などで知った市民から7月に入り、「放射能汚染が心配」などの声が寄せられた。松から放射性物質は検出されなかったが、保存会は議論の末、8月に入って取りやめを決めた。
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