文藝春秋 電子版は、1月31日(火)19時〜、批評家・作家の東浩紀さん、批評家の先崎彰容さんによるオンライン番組「新春スペシャル対談 2023年の論点」を配信しました。
文藝春秋 電子版は、1月31日(火)19時〜、批評家・作家の東浩紀さん、批評家の先崎彰容さんによるオンライン番組「新春スペシャル対談 2023年の論点」を配信しました。
【フル動画】《新春オンライン対談》東浩紀×先崎彰容「2022年の論点」人新世、ポリコレ、新しい資本主義、シラス… ◆日本・現代・思想にとって「政治的正しさ」とは何か? 文藝春秋digitalは、1月17日(月)19時〜、批評家の東浩紀さんと先崎彰容さんによるオンライン対談イベント「『2022年の論点』人新世、ポリコレ、新しい資本主義、シラス…」を開催します。 『ゲンロン12』に「訂正可能性の哲学、あるいは新しい公共性について」を発表、2020年10月に放送プラットフォーム「シラス」をローンチし、新しい「知の観客」を創出し続けている東浩紀さんと、『文藝春秋』2022年2月号に論考「『人新世の〈資本論〉』に異議あり」を発表した先崎彰容さんによる対談をお送りします。 2021年、気候変動に警鐘を鳴らし、晩期マルクスの思想に〝経済成長〟という軛から抜け出る未来を見出す斎藤幸平氏による「人新世の『資
東浩紀『ゲンロン戦記』をつくりながら考えたネットメディアと私の戦い ネットに夢を抱いた哲学者が立ち上げた「ゲンロン」の戦績と失敗の遍歴と重ね合わせて 石戸諭 ノンフィクションライター 『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』(中公新書ラクレ)という本で、東浩紀さんの聞き手と構成を務めた。本書の概要は、公式ホームページにうまくまとまっている。 《難解な哲学を明快に論じ、ネット社会の未来を夢見た時代の寵児は、2010年、新たな知的空間の構築を目指して「ゲンロン」を立ち上げ、戦端を開く。ゲンロンカフェ開業、思想誌『ゲンロン』刊行、動画配信プラットフォーム開設……いっけん華々しい戦績の裏にあったのは、仲間の離反、資金のショート、組織の腐敗、計画の頓挫など、予期せぬ失敗の連続だった。10年の遍歴をへて哲学者が到達した「生き延び」の論理》 5回にわたるインタビューを読み返し、そして構成するなかで、私も
外出自粛で静かにたたずむ街。ネオンの明かりや街灯が余計に目を引いた(撮影/写真部・東川哲也)この記事の写真をすべて見る 藤田孝典(右):1982年生まれ。社会福祉士。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表/東浩紀/1971年生まれ。批評家、作家。「知のプラットフォーム」の構築を目指して創業した「ゲンロン」の元代表。新刊に『新対話篇』 新型コロナ感染拡大で、テレワーク可能か不可能かという「分断」が表面化している。コロナ後の社会では階級化の加速が懸念される。社会の歪みを是正するために必要なこと、期待することとは。批評家の東浩紀氏と社会福祉士の藤田孝典氏がオンライン対談した。AERA 2020年5月25日号から。 【写真】オンライン対談した東浩紀さんと藤田孝典さん * * * ──感染拡大によって、社会のあり方も大きく変わった。仕事のオンライン化が急
新しい政党が次々に生まれた今回の衆院選。だが、有権者の中には、この時期に選挙が行われることへの疑問や、選択肢がないといった不満もくすぶる。自らの意思をどう表現するのか。新しい形を模索する動きもある。 「こんな選挙は意味がない!『積極的棄権』の声を聞いてほしい!」 インターネットの署名サイトで9月末、こんな呼びかけが始まった。今回の衆院選を「大義がなく、解散権の乱用」「民意を反映できる選択肢がない」と批判。最終的に投票に行くか、棄権するかは個々の判断だが、こうした声を署名によって可視化しようという運動だ。署名は衆院選後に国会議員に届ける。 呼びかけ人で、出版社「ゲンロン」を経営する思想家の東浩紀さん(46)は「メディアも選挙という『お祭り』に巻き込まれ、政局報道で盛り上がり、ポピュリズムを生むだけ。そんなに無理して投票すべきなのか」と語る。自身が投票に行くかは「当日まで考える」という。 東さ
拡大する サスケハナ川に浮かぶ米スリーマイル島。蒸気の出ていない手前の二つの冷却塔が炉心溶融事故を起こした2号機。今も解体されていない 東浩紀(作家・思想家) 原発は倫理的存在か 原発をめぐる議論で「倫理」がなぜ問われるかといえば、それは使用済み核燃料の処理技術が確立されていないからである。「トイレのないマンション」とも揶揄(やゆ)されるように、現在の原発は、使用済み燃料の処理を、長期間保管しその危険性が自然に減衰するのを待つか、あるいは後世の技術開発の可能性に委ねることで成立している。いずれにせよ、いまここで処理できないものを、いつかだれかがなんとかしてくれるという「他人任せ」の態度のうえで成立しているのは疑問の余地がない。 面倒なことは他人に任せ、自分だけが利得を得る。そのような態度が「よい」ことであるかどうか。原発の倫理的問題は結局はそこに集約される。日本では福島第一原発事故を機には
選挙について書くのは苦手である。あとで書くこととも関係するが、ぼくはそもそも、毎回選挙のたびに現れる、みな有権者の自覚をもつべきだ、国政に関心をもつべきだ、選挙に行くべきだというキャンペーンに強い違和感をもっている。選挙なんて、みな勝手にすればいいと思う。それでも、津田大介との友情を壊さないため、感想めいたエッセイだけ寄せたいと思う。今回の選挙について、じつに多くのひとがじつに多くのことを語っている。しかし、だれもが知るように、今回の選挙の争点は理解しにくい。このサイト(ポリタス)への投稿を一覧しても、みなむしろ争点を探すことに苦労しているように見える。アベノミクスの是非が問われるというが、野党に有効な対案があるわけでもない。そのようななか、リベラル側からは、今回の選挙、論点はないがしかし投票には絶対行くべきだ、なぜならばここで問われているのはもはや個別の政策の是非ではなく、安倍政権の是非
今月3日に施行67年を迎えた日本国憲法のいまと未来について、ジャーナリストの桜井よしこ氏、哲学者の東浩紀氏、首相補佐官の礒崎陽輔氏、歴史学者のジョン・ダワー・マサチューセッツ工科大名誉教授、元内閣官房副長官補の柳沢協二氏の5人に聞いた。■国政選挙に合わせ、国民投票を ジャーナリスト・桜井よしこ氏 現行憲法は、憲法に関して素人の連合国軍総司令部(GHQ)の25人が、わずか6日6晩でつくった。専門家によるチェックがなく、憲法とはいったい何かという、原理原則も踏まえていない。 伊藤博文をはじめとする明治のリーダーは、西欧列強の進出から日本国の独立を保つため、懸命に国のかたちをつくろうとした。様々な国を訪ねて憲法について学び、憲法とは他国のまねではなく、民族の価値観と歴史を反映するものだと知った。その認識を踏まえて、大日本帝国憲法がつくられた。 ところが現行憲法は、その憲法のゆえんたる民族の価値観
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