医学的には“円背”と呼び、脊椎の胸部の後弯が強くなったものをいいます。 原因は先天性のもの、加齢による変形性脊椎症によるもの、圧迫骨折による楔状変形や発達障害であるショイエルマン病を除き、日常生活での不良姿勢によるものがほとんどです。 特に児童期、思春期の座位姿勢の悪さが大きく影響します。 成人してからも事務職や研究職の方のようなデスクワークがほとんどを締める方は座位姿勢の影響による猫背になる確率が高くなります。また、製造業や理・美容師の方のように手を前の方で使い、前かがみになる事が多い方も猫背になりやすいと言えます。 猫背の方の多くが背中の丸さの代償として腰の反りが強くなっています。 ですので姿勢を良くしようと胸を張っても肝心の背中が伸びずに下っ腹を突き出すように なり、腰に負担がかかり腰痛を起こすことがあります。 また、頸椎はストレート化し、加えて顎を突き出すクレーンネック状態にな