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出版流通とオープンアクセスに関するwackunnpapaのブックマーク (130)

  • オープンアクセス誌の長期保存に向けて-オランダ王立図書館とDOAJが協同を発表

    オランダ王立図書館(KB)と、オープンアクセス誌のダイレクトリー“DOAJ”を運営するスウェーデンのルンド大学図書館が2009年4月1日、オープンアクセス誌の長期保存に向けて協同することを発表しました。またスウェーデン図書館協会がスポンサーを務めるとのことです。 DOAJが収録している4,000誌は出版社(2,000社以上)、言語(50言語以上)がまちまちで、プラットフォームもさまざまです。零細な出版社も多く、長期保存が懸念されていました。まずはパイロットプロジェクトとして、DOAJ収録誌のうちから選んだオープンアクセス誌について、KBのe-Depotで長期保存するためのワークフローを組み立てることから始め、それを拡大していくとされています。 Long-term preservation of Open Access Journals secured – DOAJ http://www.d

    オープンアクセス誌の長期保存に向けて-オランダ王立図書館とDOAJが協同を発表
  • Springer社、図書館が購読契約した電子書籍の印刷版を、その図書館利用者が安価に購入できるというサービスを試行開始

    Springer社、図書館が購読契約した電子書籍の印刷版を、その図書館利用者が安価に購入できるというサービスを試行開始
  • 「オープンアクセスの日」にオープンアクセス学術出版社協会が発足

    2008年10月14日の「オープンアクセスの日(Open Access Day)」に、オープンアクセス学術出版社協会(Open Access Scholarly Publishers Association:OASPA)が発足しました。これは、すべての学問分野におけるオープンアクセス学術雑誌出版社の利益をグローバルに代表することをミッションとしており、オープンアクセス出版に関する情報の交換、標準の策定、アドヴォカシー、教育などによって、このミッションを実現するとしています。 発足時点では、専業出版社(BioMed Central、PLoS、SAGE Publicationsなど)、研究者によって出版されている雑誌(Journal of Medical Internet Research、Medical Education Online)などが加盟しており、協会の運営は、SPARC Euro

    「オープンアクセスの日」にオープンアクセス学術出版社協会が発足
  • 学術雑誌の不採算性 | 5号館を出て

    小林・益川両氏も論文発表、伝統の学術誌が赤字で廃刊危機 いかにもという感じの、「ノーベル物理学賞の小林誠さん、益川敏英さんが受賞論文を発表した学術誌が、廃刊の危機に直面している」と、例によってノーベル賞効果で補助金を要求する論調の記事です。 日発の理論物理学雑誌であり、歴史的意義もあるのだと思いますが、あまりの不採算性に「それはオンライン版にしましょう」と提案したくなりました。 発行部数は800部と少ないが、購読者は欧米など世界中におり、現在は京都大・湯川記念館内の理論物理学刊行会が年12回発行。 だが、年間約6000万円かかる出版経費のうち、数年前には約半額を賄っていた日学術振興会の補助金が年々削減され、現在は1600万円しかない。 編集長の九後(くご)太一・京都大教授は「購読料や投稿料の収入をやりくりしても1年で約100万円の赤字が出る。積立金で穴埋めしているが、助成費が廃止された

    学術雑誌の不採算性 | 5号館を出て
  • 学術出版社のオンライン出版に関するポリシーと実践に関する調査

    英国の学会・専門協会出版協会(ALPSP)が、同協会加盟出版社およびその他の主要な協会に加盟する出版社、合計400社を対象に行った、オンライン学術出版に関するポリシーと実践に関する調査の結果を発表しています。全文の閲覧は有償ですが、主要な結果はプレスリリースの中で公開されています。 この調査は2003年、2005年に続く3回目のもので、調査対象には、商業出版社と非営利出版社の両方が含まれており、また英国外の地域の出版社も多く含まれています。回答率は65%を超えています。 ・電子ジャーナルのオンライン入手可能性の成長曲線は、2003年以来堅調に上昇しているが、自然科学・工学・医学(STM)分野では96.1%のタイトルがオンライン入手可能であるのに対し、芸術・人文・社会科学分野では86.5%にとどまっているなど、学問分野による差が大きい。 ・料金モデルは複雑化している。 ・オープンアクセス運動

    学術出版社のオンライン出版に関するポリシーと実践に関する調査
  • BioMed Centralはどうなる? - Copy&Copyright Diary

    苦戦しているのは日学術雑誌だけでは無いかもしれない。 主要な出版社が学術雑誌の購読料を高騰させ続けている中で、購読料ではなく投稿料によって発行費用をまかない、ネット上で無料で公開するOpen Accessという方式で190を超える学術雑誌を出しているが大手学術出版社のSpringerに買収されるというニュースがあった。 Open Access Japan | オープンアクセスジャパン - SpringerがBioMed Centralを買収 http://www.openaccessjapan.com/2008/10/springerbiomed-central.html Springer社がBioMed Centralを買収 | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/8994 Springer、BioMed Centralを買収へ 

    BioMed Centralはどうなる? - Copy&Copyright Diary
  • Springer社がBioMed Centralを買収

    オープンアクセス誌出版社のBioMed Centralを、Springer社が買収することに合意したと、Springer社が発表しています。 Springer to acquire BioMed Central Group http://www.springer-sbm.com/index.php?id=291&backPID=132&L=0&tx_tnc_news=4970&cHash=b5a2aa41d8 SpringerがBioMed Centralを買収 (オープンアクセスジャパン 2008年10月7日記事) http://www.openaccessjapan.com/2008/10/springerbiomed-central.html Springer buys BioMed Central (Peter Suber, Open Access News 2008年10月7日記

    Springer社がBioMed Centralを買収
  • インターネット時代の学術情報と研究者そして図書館 | 5号館を出て

    北海道大学の図書館報 「楡蔭」に書いた雑文が印刷されてきました。まだ、オンラインでは読めないようなので、こちらに転載しておきます。 -------------------- インターネット時代の学術情報と研究者そして図書館 はじめに 北海道大学図書館が運用しているHUSCAPという名の「機関リポジトリ」が全国の大学・研究機関の先頭を走っていることをご存じだろうか。ほとんどすべての学術情報がインターネットを通じて流通する時代になり、図書館のあり方も大きく変わろうとしている。学術雑誌へのアクセスも投稿も、すべてが机の上に置かれたコンピューターからできてしまう日常を過ごしていると、時として図書館の存在を忘れてしまいがちになる。しかし、一歩大学を出て学外のネットワークから同じ学術雑誌にアクセスしようとしても、北大図書館のライセンスなしには論文も読めないことがわかる。インターネット時代の今、大学図書

    インターネット時代の学術情報と研究者そして図書館 | 5号館を出て
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/07/18
    “シリアルズ・クライシスはまだ「今ここにある危機」である。”
  • 続くシリアルズクライシス | 5号館を出て

    一般の新聞にも出るようになったのかと感慨深いものがあります。読売オンラインから。 大学が学術雑誌買えない 値上がり、予算減で 研究に影響懸念 山口大の図書館は昨年末、雑誌を扱う出版社シュプリンガーとの購読契約を打ち切った。千数百万円の経費削減となったが、約1300の電子雑誌が読めなくなり、研究者の個人購読に切り替えた。理系、文系を問わず、過去の成果や最新の動向を知ることは研究の第一歩。学術雑誌が読めなくなれば、その基盤が損なわれかねない。丸卓哉学長は「買いたくても買えない。研究の根幹にかかわる」と危機感を募らせる。 学術雑誌が、どんどん少数の出版社に吸収され寡占化が進み、とてつもない高騰を続けています。学術雑誌というものは、もともと読者が少ないこともあって高いものだったのですが、それが数を増やしていると同時に、「価格は毎年5~8%のペースで値上がりを続けて」いるという現状があります。 も

    続くシリアルズクライシス | 5号館を出て
  • 35出版社と8出版協会、学術情報の流通に関する「10か条の宣言」を発表

    Blackwell、Elsevier、Wiley、Taylor & Francis、Sage、Nature publishing、Oxford University Pressなど35の出版社と、8つの出版協会が2007年2月13日、10か条からなる「ブリュッセル宣言(Brussels Declaration)」を発表しました。 この宣言では、STM分野の学術情報の流通に出版社が果たしている役割、質を維持するためにはコストが必要であること、オープンリポジトリによって購読契約が減少することでピアレビューの仕組みが崩壊する恐れがあること、などを主張しています。そして、著者がリポジトリに自分の原稿を公開するのを猶予する期間(embargo)としては、12か月でもまだ短いとしています。 またプレスリリースでは、E611で紹介した欧州委員会(EC)による学術情報への取り組みなどを、明確な理由のない政

    35出版社と8出版協会、学術情報の流通に関する「10か条の宣言」を発表