コロナ感染で留年して東大を訴えた東大生の「その後」 裁判に負け、SNSで中傷…でも「無駄じゃなかった」 2022年、新型コロナ感染で欠席した必修科目の単位が不認定になり、留年となった東大生の話を「こちら特報部」は報じた。東大生は留年などの処分の撤回を求め、大学を提訴した。その後、最高裁まで争った末、敗訴に。1年間の遠回りは覆せなかった。だが、大学との闘いを選んだ判断に「一片の悔いもない」という。現在に至る胸の内を聞いた。(北川成史)
新型コロナに感染して欠席した授業について救済措置が受けられず留年したのは不当だとして、東京大教養学部2年の杉浦蒼大(そうた)さん(20)が8月19日、東大を相手取り、処分の取り消しなどを求め提訴した。 東大側の抗議文がホームページに掲載(8月5日付、18日付で削除)された後は「詐病だ」などの誹謗中傷にも悩まされ、名誉毀損の損害賠償も求めている。 杉浦さんと代理人の井上清成弁護士らが同日、都内で会見した。理科Ⅲ類の杉浦さんは医師になるのが夢で「過失のない患者への差別で教育の機会を奪われた。いち早く医療を学びたい」と話した。 ●「コロナの重篤な症状で欠席届を出すのが遅れた」 杉浦さんは8月19日付で単位が不足しているとして進学選択が不可能になり、留年が決定した。留年した場合、10月からの後期授業は受けられないという。 原告側によると、杉浦さんは5月17日に新型コロナを発症し「基礎生命科学実験」
中尾咲希 , 猪野 陽菜 , 柳瀬 綺乃 , 大隈優 [編集部インターン] and 三ツ村 崇志 [編集部] Apr. 26, 2022, 09:00 AM キャリア 22,040 「3年生だけど『え、誰?』から始まりそう、1年生みたい」 「別キャンパスで開講される講義を受けたいけど、往復2時間1200円が痛い」 「朝早く起きて満員電車に乗るのは億劫」 「会社もテレワークなどを使ってるんだから、大学もうまく使って欲しい」 「ワクチンを打てない人、打ちたくない人もいるので、対面講義を半強制的に強いるのはどうなのかなと思う」 新型コロナウイルスの流行が始まった2020年春から続いてきた大学のオンライン講義が、徐々に対面に戻りつつある。 文部科学省は、3月22日に全国の大学に対して対面授業に取り組むよう通知を発表。「原則対面」と方針を打ち出している大学もある。 「元通りの大学生活」を取り戻そうと
「大学入学共通テスト」の実施を控え、文部科学省は、新型コロナの影響で本試験と追試験ともに受けられなかった受験生のため、国立大学を含む各大学に、個別入試の結果で合否判定するよう、異例の要請を行う方針を固めました。合わせて追試などで入学時期が4月以降になることも可能にする方針です。 「大学入学共通テスト」は、本試験は今週末の今月15日と16日に、追試験は今月29日と30日の日程で実施され、志願者数はおよそ53万人に上り、全国864の大学などの入試に利用される予定です。 文部科学省は、新型コロナの感染拡大の影響で本試験も追試験も受けられなかった受験生のため、共通テストを利用する予定の国公私立の大学に、個別の入試の結果で合否判定するよう要請する方針を固めたことがわかりました。 さらに各大学の個別入試においても、追試験や振り替え受験の機会を得られなかった受験生のため、面接や小論文による「総合型選抜」
2022年度(令和4年度)の各大学の授業の方針のリンク及び概要をまとめました。 大学の授業については、2020年度及び2021年度は特例措置で遠隔授業60単位はなかったのですが、2022年度はどうなるかはこの記事を書き始めた2021年12月時点ではまだ分かりません。 多くの大学ではいくつかの対応をしているかと思います。 〇学則に遠隔授業対応の記載をいれる 〇対面だけど、一部遠隔授業を取り入れる(数回のみとし、対面の授業形態は維持) 例えばこんなものでしょうか。 また2021年11月ぐらいから、2022年度の授業の方針をHPで公表している大学も出てきましたので、リンクをまとめました。 ◆3/1 10大学を追加。立命館大学は非常に分かりやすく示しています。 明治大学(第二報)、群馬大学、立命館大学、新潟星稜大学、広島修道大学、千葉商科大学、駒沢女子大学、琉球大学、日本大学(国際関係学部)、高崎
The purpose of this study was to quantitatively clarify the physical and mental health of first year university students whose classes were conducted online due to COVID-19. The checklist of Visual Display Terminal (VDT) syndrome suggested that physical stress was placed mainly on the eyes, shoulders, neck, and head. In addition, from the results of the Kessler psychological distress scale (K6) sc
Published 2021/11/19 17:43 (JST) Updated 2021/11/19 18:02 (JST) 今年4~8月に新型コロナウイルスの影響で全国の国公私立の大学や短大、高等専門学校を中退した学生は701人で、前年同時期より316人増え、1.8倍になったことが19日、文部科学省の調査で分かった。学生全体に占める割合は0.02%だった。 8月末時点で新型コロナを理由に休学している学生は4418人で、前年同時点より1741人増加。文科省は中退や休学が増えた理由について「オンライン授業の導入で友人らとの交流が減ったのが影響した可能性がある」としている。 新型コロナ以外の事情も含めた4~8月の中退者は1万1862人となり、学生全体に占める割合は0.40%だった。
コロナ禍に少しめどが見えつつあることから、多くの大学では、授業形態を「オンライン授業」から「対面授業(対面+オンラインのミックス授業)」に転換し、学生にキャンパスに来るよう、促しています。 「ようやく対面授業に転換できた。学生は、対面授業が好きなはずなので、すぐにキャンパスに戻ってくるに違いない」 ・ ・ ・ 当初は、多くの大学関係者がそう思っていたところがあります。 しかし、蓋をあけてみれば、実際は、そうなっていない大学が多いのではないかと推察します(少なくとも、わたしの知り合いのいる、いくつかの大学では、共通の現象が見られました)。 わたしの事例で、しかも、ハダカンでしかないですが、コロナ禍前の10%から20%ほどの学生しか、大学には、学生が戻ってきていない印象があります。それほどまでに学生が減っている。 これはどうしたことでしょうか。 これを読み解くためには、学生の立場にたって、学生
新型コロナウイルスやワクチンを巡るメールを学生らに送信した教授が所属する静岡大の静岡キャンパス=2020年10月20日、静岡市駿河区で 静岡大の元副学長で人文社会科学部の男性教授が「米国上院議会で新型コロナは嘘(lie)であるとの発表がありました。よってワクチンは有害無益」などと記載したメールを学生らに送っていたことが、同大などへの取材で分かった。陰謀論のような内容で、大学側は「教育行為として妥当ではない」とメールを問題視し、男性教授を口頭注意した。 同学部などによると、この男性教授は6月初旬、授業を受けている学生らにメールを一斉送信。米国の前大統領を引き合いに「トランプ率いるホワイト軍によって首謀者たちは逮捕されています」「日本もすぐに協力者たちの大量逮捕が始まりワクチン接種は中止になるでしょう」とも記載し「大いに拡散してください。夜明けはもうすぐです」と呼び掛けていた。
東京都が若者向けに開設する新型コロナウイルスワクチン接種会場前で、抽選券を求めて並ぶ人たち=東京都渋谷区で2021年8月29日、井口慎太郎撮影 新型コロナウイルスの感染対策では、ややもすると若者への批判の声が高まります。若者たちは感染状況に無頓着で迷惑な存在なのでしょうか。同志社大の米井嘉一教授は「そうではない」と言います。それはなぜでしょうか。大学でのワクチン職域接種やオンライン授業の経験から、「ウィズコロナ時代」の生き方を解説します。 「冷やし中華」のように職域接種が始まる 日本の未来を支えるのは子どもと若者です。彼らの心を知ること、理解しようとすることは大切です。新型コロナウイルスやワクチンに対する考え方も、壮年期や老年期の者とは違っているかもしれません。 同志社大では、大学法人の尽力によって、今年7月末からコロナワクチンの職域接種が始まりました。多くの教職員にとって急な印象が強かっ
学生の約半分を留学生が占め、「多文化・多言語環境」を掲げる大分県別府市の立命館アジア太平洋大(APU)で、未入国の留学生が千人を超える事態に陥っている。国が新型コロナウイルス対策で留学ビザ発給を停止しているためで、九州の各大学も留学生が入国できない状況が続く。米国など既に入国を再開した国もあり、APUは「優秀な学生が他国に流れ、日本の外国人材の減少にもつながりかねない」と懸念する。 政府は1月から水際対策として全ての国・地域からの新規入国を原則停止。留学ビザ発給は国費留学生を除いて停止している。 APUの学生(大学院生含む)は約5600人。うち約45%を、韓国や米国、ケニア共和国など約95カ国・地域からの留学生が占める。9月に入学した留学生約450人はほぼ全員が入国できず、同24日の入学式はオンラインで開催。今春までに入学した学生なども含めると、未入国の留学生は概算で計約1300人に上る。
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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける日本体育大の学生たち=東京都世田谷区で2021年6月21日午前9時35分、梅村直承撮影 大学で後期授業が始まる時期を迎えているが、新型コロナウイルスの影響で対面授業を増やすことに慎重な姿勢が目立っている。学生や教職員へのワクチン接種が予定より遅れている大学だけでなく、接種が進んでいる大学でも、感染力が強いデルタ株への懸念などから「時期尚早」とみているためだ。 法政大(東京都)は当初、夏休み中に大学での接種を終え、9月17日に始まる後期を迎える計画だった。だが、全国的なワクチン供給の遅れで2回目の接種完了日は10月2日にずれ込んだ。緊急事態宣言下であることなども踏まえ、授業は実験や実習、ゼミを除き2日まで原則オンラインの方針。それ以降については9月24日に改めて方針を出すという。広報担当者は「対面を主体とする授業形態への移行を検討しているが、感染状況を
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