宮城県石巻市の石巻専修大で24日、東日本大震災の被災地支援に携わる人が講師となり、復興の在り方を考える講義「復興ボランティア学」が開講した。 市社会福祉協議会の阿部由紀さん(50)が震災直後に同大にできた市災害ボランティアセンターで、多くのボランティアを受け入れた経験を紹介した。 被災家屋の泥出し作業中、ボランティアの言葉に傷つけられた被災者を例に挙げ、「ボランティアは自由だが、行動には責任が伴う。受け入れる側のコーディネーターがしっかりしなければいけない」と訴えた。 2回目以降は漁業復興を目指す「フィッシャーマン・ジャパン」や子どもの複合体験施設を運営する「モリウミアス」のメンバーらが講義する予定。 7月17日まで12回開き、学生以外も無料で聴講できる。5月1日を除く毎週火曜午後4時50分~6時20分。5月29日は学生対象。
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