横浜市立大学の前医学部長、嶋田紘教授(64)=3月に医学部長を辞任=らが、医学博士の学位を取得した大学院生から謝礼金を受け取っていた問題で、同大(同市金沢区)は29日、金銭を要求するなどした前副学長の奥田研爾教授(62)と謝礼金受領額が最も多かった嶋田教授ら5人を懲戒処分にしたほか、受領を認定した教授・准教授15人に対し文書訓戒で処分したと発表した。奥田教授と嶋田教授は「大学や市民に迷惑をかけた」として同日付で辞職した。 懲戒処分はそれぞれ、奥田教授を停職4カ月、嶋田教授を停職2カ月、監督責任と金銭授受があった元医学研究科長(56)を減給1日、監督責任で幹部2人を戒告。奥田教授は金銭の要求については否定している。 同大によると、平成16〜19年度に教授ら計22人(うち退職者4人)が学生から謝礼金を受け取り、総額621万円のうち、嶋田教授は300万円を受け取っていた。会見した本多常高理事長は
カウンターで子ども連れの若い夫婦に尋ねられる。 ――本を探すとき、どうしたらいいのですか? 図書館を初めて利用するのだろうか。年配の方からはよく受けるけれど、若い人にはめずらしい質問だな、と思いながら、資料検索用の利用者端末があって、そこに探したい本のタイトルやテーマを入れればいいことを説明すると、面食らったように、 ――自分で探すのですか!? こちらも同じくらい目を丸くしてしまったと思うが、いやいや仕事中と気を取り直して、もちろんこちらでお探しすることもできますが、というと、探していたのはハリー・ポッターシリーズの古いものだった。これ以上ないくらい明確に探している本がわかっているじゃないか、とお客さんじゃなければツッコミたくなるところ。 最近、こういう利用者が増えているように思う。読みたい本に予約をし、用意されたその本だけを受け取って帰っていくのも、やはり同じことだ―
古本屋で本を買うと、時々 図書館の除籍本 を手に入れることがある。除籍本というのは、もう蔵書として置いておく価値がないと、図書館に判断されて、売り払われてしまった書籍のことである。元図書館の蔵書であった印があちこちについている。 今までで一番悲しかったのは、関東の公立図書館の除籍本で ジョセフ・ニーダムの『中国の科学と文明』の和訳の揃い を入手したときだった。この話を科学史関係者にしたら、みんな一様にショックを受けていた。更に悲しかったのは、その除籍本は、たぶん、結構な年月その公立図書館の蔵書だった筈なのに、ほとんど開かれた形跡がなかったことだ。要するに 定評のある「いい本」だから購入したが、利用者がいなかった から、除籍されちゃったってことなのだ。世界で認められている名著でも、こんな悲しい運命をたどるのだ。 最近は知らないけど、昔は北京工人体育館前で、よく図書館の除籍本を格安で売っていた
28日午前10時ごろ、静岡県島田市尾川の曹洞宗の寺院「法蔵寺」=石橋晋哉住職(69)=で、本堂横の観音堂に安置されていた千手観音の木像が、別の粗悪な観音像にすり替えられているのを、檀家(だんか)関係者が見つけた。千手観音像は84年に市文化財に指定され60年に1回しか開帳されない秘仏で、来年が開帳の年だった。通用口の鍵が壊されており、県警島田署は窃盗事件とみて調べている。 千手観音立像は室町時代後期の作品で、高さ101センチ、幅27.4センチ。通常は観音堂の奥の木箱内にある厨子(ずし)にしまわれ、公開されていない。一方、すり替えられていたのは手が2本の高さ60センチの木像で、スプレーで金色に塗られた粗悪なものだった。 石橋住職によると、今月26日に近所の住民が観音堂の鍵が破損しているのに気付いた。しかし千手観音は秘仏のため直後は確認できず、28日に檀家総代の鈴木岩治さん(83)らが確認し、被
『kmizusawaの日記』さん経由で。 橋下知事が芸術論「残る文化は必死さが違う」http://www.asahi.com/politics/update/0726/OSK200807260064.html 最後は「残る文化と残らない文化の違いは、やっている人の必死さ。消えそうだからといって、行政が特定の何かに金をぶち込むべきじゃない。やっている人間がまず努力すべきだ」との持論を展開した橋下知事。 まあなんというか、文化の場合は、いいものを作ろうと思って「必死」でやってるが故に儲からない、赤字になる、ということがあるわけでしょう。 「必死」でやってることを偉い、残る価値があると思うんだったら、「必死」でやってるのに赤字が出たりして苦しくなってる「文化」を助けようとするのが、筋の通った文化行政のあり方で、そのことに「必死」になるべきだろう。 そういう行政の努力や、それこそ「必死」さがなかっ
『猫を償うに猫をもってせよ』所収の「二人の松井みどり」に、同名異人の人たちが国会図書館のOPACで混同されている例として、松井みどりや斎藤勇が挙がっていた。OPACで斎藤忠(1957−)を見てたら、ここにも混同されている例があるようだ。『斎藤忠著作選集第1巻』(雄山閣出版)は、正しくは斎藤忠(1908−)の著作。同選集第2巻−第6巻は正しく入力されている。それと、斎藤忠(1957−)には、『失われた日本古代皇帝の謎』(学研M文庫、2008年3月)などの古代史ものと、『改訂新版 車の性能が復活する本』(青年書館、2000年1月)などの車関係の本の2種類が挙がっているが、本当に同一人物であろうか。 - 国会図書館職員採用試験に国会議員の口利きや、合否の事前連絡はありや、なしや。 ん、「聞くだけやぼ」、てか。 - 「晩鮭亭日常」さんが、そろそろ帰国か。 NHK教育の「名作探偵KOTEN」。誰が案
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