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ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (51)

  • 天皇の利用と使用について - Arisanのノート

    太郎「何が政治利用ですか?」 会見で陛下への手紙は「被曝問題」と明かす http://www.j-cast.com/2013/10/31187810.html人はこう言っているのだが、実際のところどうだったのか。 僕は、天皇に何らかの政治的影響力があると、氏がナイーブに信じてたとは考えにくいと思う。天皇に「直訴」の手紙を渡すことで、天皇人にではなく、社会や政治全体に対して何らかの影響を与えられると考えたのではないか。 だとすれば、これはやはり誤った判断というしかない。 何故かというと、この行動は結局は、天皇という存在を使用(利用というよりも)することで、原発を維持し、現在の体制を存続させようとうる人々のやり口を正当化し、強化する結果しか生まないからだ。 いま、実際にそういう流れになっている。 与野党の政治家たちは、この山氏の行動を「天皇の政治利用」であるとして非難している

    天皇の利用と使用について - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2013/11/02
    天皇制批判を山本太郎擁護に回収するにはこの理屈が最上でしょうが,賛同できるかどうかはまた別。
  • 非歴史的な態度 - Arisanのノート

    風知草:グローバルの壁=山田孝男 http://mainichi.jp/opinion/news/20130520ddm003070103000c.html この記事を読むと、今回の一連の橋下発言に対する内外からの抗議・批判が、日政治家や大衆のなかに、どのような反応を生じさせたかがよく分る。 それは、『「慰安婦」制度は必要だった』という橋下の発言内容を「口にするべきではない真実」として内輪で密かに共有することによって、強者(アメリカ)への従属という処世上の要請と、新自由主義的な社会に適合した狭小で排他的な国民的自己意識(プライド)の確保という欲求との、両立を図ろうとする退行的な態度である。 端的に言ってしまえば、この社会の大勢が今回の出来事から学んだのは、こういう姑息な逃げ道を作ることだけだったのだ。 安倍首相は橋下発言に関して、「自分たちの立場とは違う」というようなことを言ったが、そ

    非歴史的な態度 - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2013/05/22
    なんでこの文章「われわれ」なんでしょうね?
  • アルジェリアの事件について - Arisanのノート

    アルジェリアの事件に関しては、一言だけ言っておきたい。 それは、今回の出来事と日政府の対応が、福島原発の事故に関するものと同じに見えるということだ。 福島の原発事故は、現在も実際には収束の目処がまったくたたない中、危険な被曝労働がいつ果てるともなく続けられている。周辺住民の人たちも、健康で安心の出来る生活を断念するのでなければ、いつ元の土地での暮らしに戻れるか分からない状態である。 被曝の被害と危険は、増大しながら続いているのであり、実際には日中の人たちが、日々その脅威にさらされて生きているのだ。 それなのに、今の自民党政権は福島の事故を無かったことのようにして、原発政策を推進し続けようとしている。多くの有権者も、それを支持している(投票の棄権という仕方も含めて)のが実情だ。 それは、国も資(電力会社や財界)も、「国際社会」(核の体制を維持したい人たち)とやらも、これまで得てきた権益

    アルジェリアの事件について - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2013/01/27
    アルジェリアにのみ言及すればいいものを,行き掛けの駄賃に,暗に福島県在住者をdisらずにはいられないんだろうな(嘆息)。
  • 被曝に反対すること - Arisanのノート

    11日日曜日、西梅田公園と関西電力社前で原発と被曝に対する抗議行動があったので参加してきた。 http://1111kanden.blog.fc2.com/ とくに関電前には、折からの大雨のなか、多くの人が集まってスピーチに耳を傾けたりシュプレヒコールをあげたりした。 稼動中の大飯原発やもんじゅの存在に加え、いま大阪では目前に迫った瓦礫焼却が緊急のテーマになっている。13日火曜日には、焼却場所とされている此花区の区民ホールで、午後7時から(最後と思われる)市による説明会が予定されており、阻止のための結集がこの場でも呼びかけられた。 http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000163892.html#shiken 会場に入れるのは大阪市民だけだが、会場周辺で抗議行動を行う予定とのことだ。 この日の関電前のスピーチでも、特に最後の方に発言された瓦礫

    被曝に反対すること - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2012/12/04
    ここから「ケガレ」拒絶までの距離は,そんなに遠くないんだよね。
  • 『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録』 - Arisanのノート

    28日の日曜日、リバティ大阪でコマプレス製作の記録映画、『東日大震災 東北朝鮮学校の記録2011.3.15〜3.20』の上映とトークの催しがあり、参加してきた。 この映画は、去年3月11日の震災の直後、発生から三日目に東北に入り、建物や設備に大きな被害を受けた東北朝鮮学校の人たちの苦難の姿を、韓国出身の朴思柔(パクサユ)さんと在日コリアンの朴敦史(パクトンサ)さんのお二人が記録したもの。 非常に貴重な記録だと思うのだが、僕は少し遅れて行ったので、映画のはじめの部分が見られなかったのは残念だった。 内容に関しては、こちらのサイトに、短いが的確な評が載っている。 http://10plus1.jp/monthly/2012/03/post-38.php 僕がこの映画を見ながら感じたのは、被災地の様子を撮った他の映像に比べて、アングル(視線)が低いように感じられる、ということだった。 それは、

    『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録』 - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2012/10/30
    この後半部分,「朝鮮学校」を「福島県」や「原子力発電所」に置き換えても同じことが言えるのではないかしら。都会でいま,反原発を呼号している原子力発電の受益者諸賢は,そのことを考える余裕があるかな?
  • 不実な休暇 - Arisanのノート

    橋下市長、休暇だったので…元慰安婦に「直接聞く」 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120925/waf12092513060022-n1.htm 橋下徹大阪市長は25日、自らの慰安婦に関する発言をめぐり、「慰安婦だった方が僕に言いたいことがあれば直接聞く。日程が合えばお会いしたい」と述べ、面会する意向を明らかにした。橋下氏はこれまで「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してほしい」などと発言していた。 市民団体「日軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」のメンバーと韓国から来日した元慰安婦の女性が24日、橋下氏に謝罪を求めるため市役所を訪れたが、休暇をとっていた橋下氏との面会は実現しなかった。 金福童ハルモニが橋下市長に会うため、この日に大阪市役所を訪問するということは、一週間前から連絡を入

    不実な休暇 - Arisanのノート
  • 受忍の共同体 - Arisanのノート

    今更言うまでもないが、震災瓦礫の受け入れについては、原発に強く反対する人の中にも、被災地を救うためには瓦礫を受け入れるべきであり、強硬な搬入阻止行動などは地域エゴであるとするような意見が多く見られる。 汚染の心配のある瓦礫を受け入れず、それを福島や他の被災地に置き続けることは、差別そのものではないか、というわけだ。 だが、それは違うと思う。 最近何度か書いてきたところだが、あらためて意見を述べておきたい。 この問題は、基的には「汚染(被曝)の拡散に対する反対」という一般的な事柄でもあろうが、同時に、「自分の住む地域が汚染されることへの反対」という側面も、保持されるべきだと思う。それは、自分自身の生命や生活に直接関わるこの回路を通してでなければ、他人(福島、東北の人たち)の生命の軽視という問題、つまり差別の問題に十分向き合うことが出来ないはずだからだ。 自分や自分の家族に及ぶかもしれない被

    受忍の共同体 - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2012/05/25
    では,あなたが実現してください。震災瓦礫を受け入れないことによって始まる,差別のない被災地との関係の構築を。できるものならやってごらんなさい。僕にはそれこそ,空虚な絵空事にしか思えませんね。
  • 瓦礫受け入れ問題再論 - Arisanのノート

    被災地からの瓦礫受け入れへの反対ということについては、今まで何度か書いてきた。 反対の理由について書けば、おおむね次のようになる。 放射能汚染を拡大しないということは、当然の原則であって、来なされるべきなのは、「被曝の恐れのある(場所に住んでいる)人々の数をいかに減らすか」という事であるはずなのに、各地で瓦礫を受け入れることは、それとは逆の方向性の行為である。 いわゆる除染ということの効果が極めて疑わしい以上、汚染と被曝に関しての真の被災地支援の第一とは、高度に汚染された地域から出来るだけ多くの人に避難してもらう、そのための条件を作っていく、それ以外のことではないだろう。 それを踏まえたうえで、政府の政策や、さまざまな事情のため、いま危険な地域にやむをえず残っている人たちのための支援が考えられねばならない。そのためには、むしろ瓦礫を(焼却しない形態を含めて)被災地で処理する方が、復興のた

    瓦礫受け入れ問題再論 - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2012/04/25
    これは福島県の震災瓦礫なら首肯できるけど,問題になっているのは岩手や宮城の震災瓦礫であり,東京電力福島第一原発からの距離で考えれば,岩手も首都圏も変わらないので,ここでの理屈には無理があると思うが。
  • 竪川・野宿者の住まいのことと、その人たちへの「不安」について - Arisanのノート

    何度か情報を紹介してきた、東京竪川の強制排除の問題だが、解決の糸口が見えず、排除強行がいつ行われるかという不安と緊張の毎日が続いているようだ。 http://blogs.yahoo.co.jp/tatearakansai2012/3091621.html (是非、上の記事を読んでください。) ところで、こうした問題が起きると、「出て行って別のところに住めばいいではないか」と、考える人も多いだろう。 しかし他に住む場所が無いから、そこに小屋を作ったりテントを張ったりして住むわけで、そこさえも追い出されるということは、路上にでも寝泊りしろいうことであり、事実上、死ねと言ってるのと同じである。 町を歩いていても、この人は路上で毎日寝泊りしてるのではないか、という人を時々見かけるが、考えたくないが、ぼくたちはその人を毎日見殺しにしながら生きている。 今回の強制排除のようなケースでは、なんとか夜露を

    竪川・野宿者の住まいのことと、その人たちへの「不安」について - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2012/02/06
    よくよく「普通の人々」は嫌われているんですね(嘆息)。
  • ノルウェーの事件に寄せて - Arisanのノート

    予想されたことではあるが、日でもこういう論調が幅を利かせてるようだ。 ノルウェーでのテロ事件と日 http://news.livedoor.com/article/detail/5738369/ ブレイビグ容疑者が敵視したイスラムは、生活規範として信仰者の日常生活行動を規定する面がある。また、外国人移民が有する同郷・同民族などの連帯意識により、国家内に別の国家のような移民地域ができることがある。このため、EU諸国内では、オランダの自由党をはじめ右派政党の台頭が見られ始めている。ブレイビグ容疑者はこのような右派思想の活動家であり、犯行目的は移民排斥だとも伝えられている。 もちろん、その目的を爆弾テロと銃乱射という方法で追って達成できるわけではない。しかし、この衝撃的な事件によって、外国人移民問題が抱える(1)宗教と民主主義の関係、(2)多文化主義の矛盾など、問題の質ともいえる要素につい

    ノルウェーの事件に寄せて - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2011/07/29
    引用元の記事もこの記事も,考えるための役にはあまり立たなかった。
  • 旗旗さんの記事について - Arisanのノート

    最近、以前ほどネットを見なくなっていて、情報にうとくなってるのだが、数日前にこういう一連の記事を読んで驚いた。 http://bund.jp/modules/wordpress/?p=8236 http://bund.jp/modules/wordpress/?p=8320 http://bund.jp/modules/wordpress/?p=8379 6月11日の東京でのデモ開始前の集会でトラブルがあったことは、前日からツイッターを見たり、その後の情報によって少しは知っていたが、具体的に当日何があったのかは、実はほとんど知らなかった。 こちらの情報なども参考にしてみると、 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20110620/p1 http://d.hatena.ne.jp/fut573/20110619/1308487730 http://livingtoge

    旗旗さんの記事について - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2011/07/15
    斯様な議論にかまけることで原子力発電が停まるわけでもなく,ましてや東京電力福島第一原子力発電所の暴走を停めることはできない。原子力発電の暴力を棚上げしても「日の丸」の暴力を云々している暇はおありか。
  • 最悪のこと - Arisanのノート

    リビア情勢に関して、「軍隊が自国の国民を殺害するなんて最悪だ」ということを言う人が居る。 しかし、「自国の国民を」は余計だろう。自国民であっても、自国民以外でも、殺害・虐殺は常に最悪だ。 軍隊が自国民を殺すことよりも、自国民以外(他国の市民でも、他の国籍を持つ自国の市民でも)を殺すことの方が「最悪さ」が軽い、なんてことは絶対にない。 「カダフィの軍隊」が自国の民衆を殺すことも、「ブッシュやオバマの軍隊」が他国の民衆を殺すことも、まったく同じに「酷い」のである。 こんなことは当たり前のことだ。 でも、これが当たり前のことだとは教えられず、思っていてもそのように発言しにくい社会というものがある。それは、徴兵制を敷いているなど、国民と軍隊が一体化し、「われらの軍隊」という意識によって国が成立しているような社会である。 たとえば日の隣国の韓国がそうであり、この国では光州事件以来、きまって述べられ

    最悪のこと - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2011/02/27
    「兵は凶器なり」と申しまして,持っていると使いたくなるものなんですよ。で充分じゃないでしょうか。
  • 憂鬱な判決 - Arisanのノート

    耳かき店員ら殺害被告に無期懲役 裁判員裁判、死刑回避http://www.asahi.com/national/update/1101/TKY201011010293.html 念のために書いておくが、私は死刑制度に反対だし、無期懲役ということにも疑問を持っている。 また、「遺族の気持ちを考えれば」という言い方があるが、それを実際の処罰、とりわけ死刑に結びつけるのは、その心情を尊重すればこそ、するべきではないことだという気がする。そのことも含めて、「処罰感情」という主語の分からない(遺族のなのか、大衆一般のなのか、誰のなのか)言葉を使うこと自体が、感情というものの安売りだと思う。 だから、今回の判決そのものに不満があるわけではない。 「死刑か無期か」という二択そのものをよしとしないので、「この判決でよかった」とは言えないが、それでも死刑判決が出なかったことは、良かったとは思う。 あれほど事

    憂鬱な判決 - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/11/03
    「罪の無い人が殺された」という表現に感じる違和感に通じるものがあるか。 / 僕は死刑賛成派なので,このエントリの,ほんとのところは理解できてないかもしれない。
  • 親日派問題について - Arisanのノート

    先週だったと思うが、NHKスペシャルで植民地朝鮮の独立運動期のいわゆる「親日派」のことを扱っていた。 この番組は、李光洙など有名な人の話だったが、韓国での親日派問題というと、前の盧武鉉大統領の時に、(広義の)この問題の真相究明のための委員会や、財産没収に関する法律などが出来て、日でもそのことがかなり話題になったと思う。 ぼくも、よく知っている人から、知人の韓国人のおばあさんが、この法律のために財産を没収されて悲しい目にあった、というようなことを聞かされ、中国文化大革命のときの逸話なども思い出し、それが「ひどい話である」と言われると、たしかにそのように思わざるをえなかった。 しかし、あらためて考えてみると、その人が先祖代々(といっても植民地期以降だろうが)蓄積してきた財産というのが、なんらかの不正義にもとづいて積み上げられたものであるならば、その何割かを国が没収して他の多くの人々のために

    親日派問題について - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/05/23
    親の因果が子に報い・・・・・・。なんちゅう前近代な(sigh)。
  • NOの深さ - Arisanのノート

    普天間基地の移設をめぐって、少し前まで、徳之島での反対集会の様子や、島の人たちの声がさかんにテレビでも報道されていた。 それを見てると、ぼくも漫然と見てるとついそう思ってしまうのだが、まるで基地建設に反対してる徳之島の人たちが、沖縄の人たちと対立する立場にあるかのような、どうかすると基地を引き続き沖縄に押し付けようとする先鋒に立ってるかのように受け取りがちである。 しかし、そういう発想というのは、報道の仕方としても、また報道を受け取る側の感覚としても、最悪と言っていいものだろう。 徳之島の人たちは、自分たちの島に基地が移設されるという話が持ち上がったことで、基地というものがどういうものかを、否応なくリアルに考えさせられたのだと思う。それは、現実に多くの基地を押し付けられている沖縄の人たちと、同じ状況に立たされたということである。 「基地移設に反対」という島の人たちの声は、この場合、沖縄の人

    NOの深さ - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/05/21
    “基地を拒むということが、他の土地に押し付けるということになってしまうのであれば、それはそのように強いられてるということ自体が、たいへんな暴力なのだ。”
  • 京都の集会とデモ - Arisanのノート

    直きを以って怨みに報い、徳を以って徳に報ゆ。(『論語』 憲問三六より) 3月28日に京都で行われた、以下の集会とデモに行ってきた。 『民族差別・外国人排斥に反対し、多民族共生社会をつくりだそう 朝鮮学校への攻撃 をゆるさない!3・28集会』 http://www5d.biglobe.ne.jp/~mingakko/sasaerukai.htm 京都新聞に、その記事が載っていた。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100328000121&genre=C4&area=K00 記事のなかにもあるように、参加者は約900人との発表が主催者側からあった。 また、やはり記事に書いてあるとおり、デモ途中の何箇所かで、「在特会」との応酬、揉み合いのような場面があった。 ここでは、そのことを中心に感想を書くと思う。客観的な報告としては不十分なものであ

    京都の集会とデモ - Arisanのノート
  • 汚染された民主主義 - Arisanのノート

    http://www.asahi.com/politics/update/0316/TKY201003160257.html 民主党に限らず、朝鮮学校を対象から外すことがはっきりしているこの法案に賛成した全ての党を非難したいが、さりとて賛成しなかった党もこの「除外」に反対しているわけではあるまい。 選挙になったら、悪い中でのましな方を選択せざるをえないのは、当につらい。 だがそのことについてよく考えるためにも、いまは今回の対象外しがどのようにひどいのかを、あらためて確認しておく必要がある。 もちろん、もっとも重大なことは、そもそも朝鮮学校が無償化の対象から除外されることが「検討」されるようになった時点から、朝鮮学校に通う子どもたち、生徒たちがいわば公式に一般社会の外部の存在であるかのように扱われ、日の社会に長く存在していて今新たな形で吹き荒れつつある差別の現実のなかに、あらためてさらさ

    汚染された民主主義 - Arisanのノート
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/03/17
    指摘はともかく,“汚染された”“汚された”という形容にひっかかる。「無垢な民主主義」「清浄な民主主義」というものがそもそもありえるとも思えず・・・・・・。残念なことですけど。
  • 政治的なものの排除について - Arisanのノート

    国民の過半数が朝鮮学校無償化除外を支持している事実に私たちはどう立ち向かうか http://civilesocietyforum.com/?eid=3632 この事について考えるとき、この「除外」を非難するにあたって、「すべての子ども(学生)が対象とされるべきなのに、朝鮮学校の生徒だけが外されるのは差別である」という考え方と、「これまでも差別や排除をこうむってきた朝鮮学校の人たちだからこそ、この排除(除外)は許せない」という考え方とがあるだろう。 私はこれまでどちらかというと後者に力点を置いて書いてきたと思うが、この二つの考え方にはやや重ならないように見える点があるとはいえ、そこで言おうとしていること、願われていることは突き詰めれば同じはずである。 その同じところが何なのかをより鮮明にするためにも、あらためて書いておきたい。 まず、これまで語られてきた「除外」の理由として、もっとも明確に述

    政治的なものの排除について - Arisanのノート
  • 差別の復権 - Arisanのノート

    「猿虎日記」さんに、今回の朝鮮学校対象除外問題についての政府への要請書への賛同の呼びかけ文が載りました。 「高校無償化」制度の朝鮮学校( 高級部)への適用を求める要請書(転載) http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20100301 締め切りは、3日早朝です。 以下、そのまま文面を転載させていただき、蛇足ですが、末尾に関連して記事を書き加えます。 (以下転載) 高校無償化の朝鮮高校排除の動きに対し、以下の要請書を政府に提出するよう運動が行われています。 ぜひ賛同してください。 賛同は、個人でも団体でもかまいません。賛同の方は、3月3日 午前7時までに、 koshida@jca.apc.org あるいは、FAX:  011-596-3683 011-596-3683 まで返信してください。 また、知り合いの方にも知らせてください。 「高校無償化」制度の朝鮮学校( 高級

    差別の復権 - Arisanのノート
  • 虚しい理想 - Arisanのノート

    予想はしてたことだけど、胸が悪いわ、こういうニュースは。 元々公然と行われてきた排除と差別の上に、さらなる排除の上塗り。 (社会全体での教育の負担という)「普遍的な理想」が聞いて呆れる。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010022500944 鳩山由紀夫首相は25日夕、中井洽拉致問題担当相が朝鮮学校を高校の実質無償化の対象外とするよう求めていることに関し、「そのような方向性になりそうだというふうには聞いている」と述べ、対象から除外する可能性を示唆した。国会内で記者団の質問に答えた。 首相は「指導内容というか、どういうことを教えているのかということが、必ずしも見えない中で、私は中井大臣の考え方は一つあると考えている」と語った。 学費無償化の対象から外されたからといって、子どもを朝鮮学校に通わせることをやめようという保護者は、おそらくそれほどいないだ

    虚しい理想 - Arisanのノート