昭和52年に創刊し、「エルマガ」の愛称で親しまれてきた関西の地域情報誌の草分け、「Lmagazine(エルマガジン)」が25日発売の来年2月号で休刊となった。インターネットの普及に伴う速報・情報過多の時代の生き残りをかけ、近年はテーマを掘り下げてじっくり読ませる編集方針を模索し、一定の評価を得ていただけに、休刊を惜しむ声は少なくない。関西のカルチャー情報を伝える媒体が一つ消えた。 壁に並ぶ数百冊のバッグナンバー。大阪・アメリカ村のカフェギャラリーで25日から「Lmagazine展」が始まった。 同店のアートディレクターの古谷高治さん(36)は、「関西でカルチャーにかかわる人間が最も頼りにしていた雑誌だった。残念で仕方がない。これからどうしたらいいのか」と肩を落とした。 創刊から31年。この間、映画の自主上映会やライブハウスのイベント、学園祭のスケジュールを細やかに紹介。学生らの情報源となり
またの名を「PSI九段下ニセ科学研究所」とか「PSI九段下総研」とか 『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG 前エントリ理想の図書館に反社会的な本はあるかの続き。 前エントリで描いたような、所蔵能力無限で無差別収集型の図書館がまさしく「理想の図書館」なのだとしても、実際には次善の=所蔵能力有限の図書館を考えざるを得ないわけだ。そうなると無差別収集というわけにもいかず、早晩どうやって所蔵するコンテンツを選ぶか、その優先順位が問題にされることになる。 私設図書館であれば、優先順位は難しくない。ジャンルでも書き手でも地域でも形態でもなんでも、図書館の所有者が決めればいい(所有者にとって簡単な問題かどうかはどうでもいい)。ちゃんと収集方針に合った名前がついていれば、誰も文句を言わなかろう。 問題は、公共の図書館の場合だ。 誰でも思いつ
大阪府堺市の図書館にBL本がどっさり所蔵されていて(数千冊におよぶ)、所蔵の是非から、その貸出形態、所蔵スタイルなどをめぐって、ときどき話題が再燃する。 Google検索:堺市 図書館 BL 堺市の件は確か2007年からときどき話題に上るのだが、話題になるたびに悶々としてしまう。 今日また久しぶりに話題になったのを見た。 大阪府堺市の図書館で「ボーイズラブ」小説貸し出しを巡り騒動に(ORICON STYLE 2008年12月25日) なんだかあまり事情に詳しくない人が書いている感じが濃厚。なにしろ、まだくすぶっていたのだろうかと、ググってみた。すると今度は、方針の右往左往(最初は開架、抗議を受けて以降、閉架・開架・18禁・貸出制限なしとあっちこっち)をめぐって、また12月に入ってから話題になっていたようだ。 図書館「ボーイズラブ」に揺れる 堺市、市民の不信感募る(47NEWS 2008/1
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
スカイツリー観光は電気自動車で? 早稲田大との産学連携を深める墨田区で、環境に優しい次世代小型電気自動車の開発が進められている。同大の研究室と区内企業が開発する試作車の製作が現在進行中。三年後の東京スカイツリー完成を機に、需要が見込まれる新たな交通手段として期待されている。 (藤原哲也) 開発主体は区内企業二十社や早大、区で組織する「次世代モビリティ開発コンソーシアム」。スカイツリーの街にふさわしいシンボル的な移動体実現に向け昨年発足した。 同組織は早速デザインを公募し、あんどんをモチーフにした二人乗り車両を採用した。並行して早大理工学術院の永田勝也研究室が中心となって車体を開発。十一月下旬には先行モデルとなる流線形の一人乗り車両を完成させ、実証実験を始めている。
■分権委VS知事会 19日夕、東京・平河町の都道府県会館3階で開かれた全国知事会議(※(1))の席上。東京都副知事として出席した地方分権改革推進委員会委員の猪瀬直樹が突然声を張り上げた。 「手品みたいに(国の出先機関が)全部消えるみたいな話が、井戸さんのような実務家から出るとは思わなかったですよ!」 かみついた相手は兵庫県知事の井戸敏三だった。 国土交通省地方整備局など6つの出先機関を「地方振興局」と「地方工務局」(いずれも仮称)に統合する分権委の第2次勧告について、井戸が平然と「そんな存在はいらないというのがわれわれの主張だ」と切り捨てたからだ。 猪瀬は出先機関の統廃合案をまとめ、自らの機転で職員3万5000人削減について数値目標を明記した中心人物だった。旧自治省出身で行政を熟知している井戸の嫌みっぽい発言に我慢ができなかった。 官僚や族議員に分権改革を阻まれ、国の制約にがんじがらめにさ
大阪府の橋下徹知事が府政運営に伴う指示や連絡に使っている電子メールについて、府情報公開室が「公開対象の行政文書として扱う」と判断し、庁内会議で報告したところ、幹部職員らが公用パソコンに保存していた「知事メール」を相次いで削除していることがわかった。 府の行政文書管理規則では、メールを保存対象として想定しておらず、削除しても法令上の問題はないが、専門家らは「情報公開制度が骨抜きになりかねない」と指摘する。ネット時代に対応し切れていない同制度をめぐる実情が浮かび上がった。 知事メールは、行政運営の迅速化を目指す橋下知事が重要案件に関する指示や伝達事項を記載し、幹部らに直接送信している。思いついた施策の検討を求めるなど、就任直後から多用されているという。 府民から情報公開請求を受けた同室は、知事が各部長らに一斉送信していることから、「組織的に管理している文書にあたり、情報公開条例に基づく公開対象
“元不倫相手”の元クラブホステス、顔出しで暴露会見!中田横浜市長訴えられた 市役所で会見した奈々さん。中田氏について「がっかりを通り越して残念」と語った 顔出しで暴露―。横浜市の中田宏市長(44)の愛人だったと主張する元クラブホステスの女性(30)=無職=が25日市役所で会見し、結婚の約束を守らなかった、などとして市長に慰謝料など計約3000万円の支払いを求め、24日に横浜地裁に提訴したことを明らかにした。女性は週刊誌「週刊現代」(講談社)で中田氏との不倫関係を告白。公用車の私物化や飲酒運転などを暴露していた。記事について中田氏は「事実無根」と全面否定。提訴についても法的措置を含めて対応するとしている。 中田氏を訴えたのは横浜市内でクラブホステスをしていた奈々さん(仮名)。2人は04年からの約2年間、不倫関係にあり「ヒロリン」「○○(奈々さんの本名)」と呼び合う仲で、週に1度は性的関係があ
フラワー長井線を運行する第三セクターの山形鉄道(長井市)は、今期限りで勇退する若狭嘉政社長の後任を、全国から公募する。幅広い知識や経験を持った人材を社長に据え、観光面などで増収を図り、慢性的な赤字体質からの脱却を狙う。若狭社長は「企画力や行動力を発揮し、新しい山形鉄道をつくることができる人材を求める」と期待している。 募集期間は来年1月5日から2月6日まで。応募資格は(1)経営改善への熱意と責任感を有する(2)柔軟な発想や企画力、創造力に富み、マーケティング力を持ち優れたリーダーシップを発揮できる―など。鉄道事業での経験や性別は問わない。 報酬は年660万円程度で、任用期間は2年(更新あり)。来年2月に選考し、書類審査(小論文など)と役員による面接を実施する。就任は来年4月1日を予定している。 山形鉄道は1988年にJR長井線を引き継ぎ、第三セクターとして開業。少子化に伴う通学の定期
先日、「情報推薦アルゴリズムの効果をどう評価するのか」という記事を書きましたが、各所から様々なフィードバックを頂きました。私の理解力が不十分なため、指摘を完全にまとめることはできないのですが、強く印象に残ったことについて書いてみようかと思います。 工学的立場からの研究にはよく見られるのですが、個人的には、そもそも情報科学の世界において、なんらかの「正解」や「客観評価」が存在するかのような前提を置くというのは、ありがちな誤解だと思っています。 情報科学における評価はヒトによる主観性評価しかありえず、そのように評価が行われてきたと認識しています。 (参照:http://d.hatena.ne.jp/kunimiya/20081223/p1#c1230090389) id:tmasao さんから頂いたご指摘です。 言われてみれば、その通りかもしれません。そもそも情報の価値というものが受け取る人に
誕生でも発見でもなく、越境が始まったんだと思う - 未来私考 「脱オタ」が無意味になる時代は来るか? - Something Orange 「ライトオタク」が、話題になっているらしい。 “筋金入りのオタク”ではない人達も『東方』や『アニソン』などを楽しむようになり、オタク文化がクラブミュージックやファッションのような他文化と交流するようになってきている、という現状認識は、じつにその通りと思う。秋葉原やコミケなどの敷居が低くなっているのに加え、ニコニコ動画のような、気軽につながりやすい場が整備されたことによって、こうした動きが加速された、というのもなるほどと思う。そして「ライトオタク」に該当する人達が、“筋金入りのオタク”とは違った振る舞いをみせるだろう、というのも予想できる。 では、これから「ライトオタク」がもっと流入してきたらどうなるのか? オタク文化圏の外側では、おそらく、クラブミュー
2008年11月にジュネーブで開催された世界知的所有権機関(WIPO)著作権・著作隣接権常任委員会(SCCR)の報告を、国際図書館連盟(IFLA)著作権その他の法的問題委員会(CLM)が掲載しています。今回は著作権法における図書館に関する権利制限・例外規定が取り扱われました。 2008年の研究によると、WIPO加盟149か国のうち、 ・著作権法の中に図書館に関する権利制限・例外規定が1つでも記載されている・・・128か国 ・同、保存のための複製を認める条項がある・・・72か国 ・同、調査・研究のための例外規定がある・・・74か国 という状況にあるとのことで、図書館に関する例外規定として、教育、研究・私的利用、保存、Orphan Works、図書館間の文献提供、障害者のための条項等について規定するよう、IFLAほか3機関の連名で勧告を行っています。 Standing Committee on
前にこのエントリ URLは固定が使いやすい - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20080923/p1 で、「びぶろす」のURLが、最新号のURLは使い回しで、バックナンバーになった時に固定のURLが付与されていることについて指摘したところ、国会図書館がすぐ対応し、最新号から固定URLが付与されるようになった。 そのことについて、次のエントリで言及した。 国会図書館の迅速な対応 - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20081126/p1 最初のエントリでは「びぶろす」の他に「NDL書誌情報ニュースレター」もURLが変わることを指摘していたが、本日最新号の掲載に伴い、「NDL書誌情報ニュースレター」の個別の記事のURLも最新号から固定のU
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く