なげなわぐも観察日記
文部科学省は22日、13年度の新入生から実施する高校の学習指導要領の改訂案を発表した。「英語の授業は英語で行うのが基本」と明記し、教える英単語数も4割増とする。 高校の改訂案では英語で教える標準的な単語数が1300語から1800語に増加。同様に増える中学とあわせて3千語となる。中高で2400語だった前回改訂の前をさらに上回り、「中国や韓国の教育基準並みになる」という。 改訂案は「授業は英語で」を初めてうたった。長年の批判を踏まえ「使える英語」の習得を目指すという。(12月22日朝日新聞) 水村美苗さんの『日本語が亡びるとき』を読んで、「英語の言語的一元支配」が「現地語文化」をどのように滅ぼすことになるのかについて暗い予測をしているときに、こういう記事を読まされると、ほんとうに気が滅入る。 すでに現在の日本の高校生の英語学力は壊滅的なレベルにある。 それは「文法、訳読中心の授業のせいで、オー
「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるさん(86)の古里、鳥取県境港市で25日、来年の観光キャンペーンの主役引き継ぎ式が行われ、今年のねずみ男から、鬼太郎の父・目玉おやじに交代した。 市観光協会が、景気の先行きの不透明な今こそ、確かな眼力と知恵を発揮してもらおうと、目玉おやじを起用。式では、ねずみ男からキャンペーン用のたすきを受け取った。 目玉おやじは「おい鬼太郎。2009年を見守るのじゃ」と書かれた名刺を持って境港をPRするといい、同協会幹部は「来年の見通しは明るいはず」。
巨大システムってのは年間何十億も運営コストがかかっていたりします。当然ながら、今それを握っている人たちは離したくない。そうすると、一切をリプレイスするはずの新システムの開発にもその手は伸びてきます。 旧態依然としたシステムは、事業部や部課ごとの分厚い壁に守られる一方で、密接に関連するモノ同士もお互いのことは公開インタフェース以外では知りもしないで自分の殻に閉じこもる。新システムなんて生まれたら自分たちはお払い箱なんだから協力もしない。 でも何で新システムが必要なのかっていうと、互いが自分の城を守ろうとして防衛的なシステム作りをしていったことの結果なんだよね。それを知っているから作ってきた人たちは喚き散らしている。自分たちが引退するまでは保つだろうと思いながら。 これを打開するのは難しい。例えばこういうのはトップダウンで牽引力のある、旧体制に縛られない組織で推進して旧弊を打ち破らなくては、と
「勉強ができる」というのは別に蔑称でもなんでもない。蔑まれたと感じるのは、そう思い込んでいるだけだ。被害者意識をこじらせた結果である。 こういう記事があった。「勉強ができる」という蔑称 - 理系兼業主婦日記それ以来、私には「頭のいい子」という称号がついて回った。賞賛の意味でそう呼ばれることが多かったが、「変わってる」「すかしてる」という意味での蔑称として呼ばれることもあった。だから、私は「頭がいい」と言われることが、どうしても好きにはなれなかった。「まじめ」「いい子」という呼び名も、同じ意味で嫌いだった。 そう言って、この人は「頭がいい子」というのが蔑称であったと主張する。そうしてそれは、勉強ができる子に特有の問題だとする。日本には、勉強ができる子を蔑むような風土があって、それで自分は苦しい思いをさせられてきたし、また他にもさせられている「勉強のできる」人々がいると。 確かに、そういう場合
国家は僕らをまもらない―愛と自由の憲法論 (朝日新書 39) 作者: 田村理出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/04/13メディア: 新書購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (25件) を見る 田村理『国家は僕らをまもらない 愛と自由の憲法論』(朝日新書、2007)を読了したのは既に数か月前。 序章 ビストロのような憲法論を 第1章 キムタクの「目」で感じる立憲主義――国家=権力観でみる憲法 第2章 「ただの憲法じゃねえか、こんなもん」――人権観でみる憲法 第3章 「忠誠の木」が生まれるとき――新しくない「新しい」憲法観 第4章 イチロー選手の「個人主義」――「個人の尊重」はいきすぎたか 第5章 「こぐま園」という集団――個人主義と集団の関係 第6章 くだらぬ民主主義が必要なわけ――「投票」と立憲主義 第7章 「愛すべきアホ」たちを国家=権力からまもるには―
右上腕部骨折で入院した中曽根康弘元首相は25日、民放BS番組の収録で、麻生太郎首相の政権運営にアドバイスするなど健在ぶりをアピールした。 衆院解散・総選挙の時期は「7月の東京都議選を考えれば、5月か6月ごろの可能性が高い」とした上で、衆院選の自民党の勝利も「十分あり得る。首相の力でその状況をつくっていくものだ」と強調。「所信を明確にして、行く道をはっきりさせる。すると国民の賛成、反対がはっきりし、賛成に傾く声も出てくる」と指摘した。 同じ番組に出演した与謝野馨経済財政担当相について「ピンチヒッターとしていつ登用されるかわからない。(首相となる)十分に力を持っている」と評価した。
「会津士魂」などの歴史小説で知られる作家の早乙女貢(さおとめ・みつぐ、本名・鐘ケ江秀吉=かねがえ・ひでよし)氏が23日、胃がんのため死去した。82歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は未定。 大正15年、旧満州・ハルビン生まれ、慶応大学文学部中退。山本周五郎に師事、昭和44年「僑人の檻」で直木賞。戊辰戦争を戦った会津藩士を曾祖父に持つ。明治維新で賊軍の汚名を受けた会津藩の苦難の歴史に題材をとった長編歴史小説「会津士魂」は雑誌「歴史読本」46年から31年間にわたって長期連載され、単行本は正続21巻に及び、平成元年に吉川英治文学賞を受けた。 日本ペンクラブ理事として海外の文学界との交流に力を尽くしたほか、文人画家としても知られ、「会津士魂」の文庫版では自ら表紙絵を描いた。
観光楽地図 “大人のための、次の旅”が見つかる観光・旅行情報サイト 見所 グルメ 温泉 デート 日帰り ドライブ コース ルート 観光 おすすめ 地図 スポット ※観光楽地図内に掲載されている料金は、2014年3月以前の税率である場合がございます。ご了承ください。 新時代の図書館特集 図書館はもっとおもしろい 大人になり、すっかり足が遠のいたなぁという人も多いはず。 かつて、本を“読む”ために、“借りる”ために通った「図書館」。 そこは、私たちの知らぬ間に、より楽しく、便利に進化していました。 今回、さらに読書が身近になる、また読書ぬきでも訪れたい図書館を見つけました。 「図書館はもっとおもしろい」――大人になってあらためて知る、新発見です。 もくじ 千代田図書館 勉強 東京都内 千代田図書館 おすすめ 図書館 東京 大分 森林浴 長湯温泉 有栖川公園 林の中の小さな図書館 東京都立中央図
自民党有志でつくる日教組問題究明議連(会長・森山真弓元文相)は25日、元神奈川県教職員組合委員長の小林正元社会党参院議員を講師に招き、国会内で第2回会合を開いた。小林氏は、神奈川県教組が教員から徴収した主任手当のプール金約30億円の所在と使途を追及するべきだと主張し、出席した約20人の議員も賛同した。 小林氏は神奈川県教組委員長時代、自ら主任手当を教育・文化に資する目的で使い、いじめ自殺などの相談業務に当てる制度設計を行ったと表明。その上で「これは公金でありガラス張りでなければならない。だが、現在は公開されず、(日教組議員の)政治資金として流用されている疑いがある」と訴えた。 また、議員側からは「(地方では)保守系の知事も金も票も運動員も持っている教組と妥協してしまう」(衛藤晟一氏)、「日教組の問題点は、教育委員会と密接につながっている点にある」(義家弘介氏)などの指摘もなされた。
「イメージしやすい」と多用する気象予報会社がある一方で、「戦争で使われる言葉」と反発する専門家も。来年のシーズンまでに決着するのか。 今夏は突発的な大雨による被害が相次いだ。今月発表された「2008ユーキャン新語・流行語大賞」では、携帯メールで急な雨を予告する「ゲリラ雷雨メール」を配信した民間の気象予報会社「ウェザーニューズ」(東京)が受賞者に。同社が今夏から始めたメール配信の登録者は約5万6500人に上り、「予想を上回る反響があった」という。 今年1月に発行された最新版の広辞苑によると、ゲリラは「奇襲して敵を混乱させるなど、遊撃戦を行う小部隊。また、その遊撃戦法」。局地的に積乱雲が急速に発達して激しい雨を降らせる現象が奇襲を連想させ、定着したとみられる。ウェザー社は「利用者がイメージしやすい」と説明、新聞各紙でも豪雨を報じる紙面で使っている。 しかし、気象庁天気相談所の菊池正所長は「戦争
今年6月に施行された改正道交法で75歳以上のドライバーに表示が義務づけられた「もみじマーク」について、警察庁は25日、同法を再改正し、違反した場合の罰則とともに違反点数や反則金を全廃すると発表した。 来年の通常国会に同法改正案を提出する。表示率を向上させる効果があったものの、「高齢者いじめ」との反発も広がり、同庁は、施行からわずか半年で異例の方針転換を決断。 「枯れ葉を連想させる」と批判の強いデザインについても再検討する。 現行の道交法では、75歳以上のドライバーが、もみじマークを車に付けない場合、違反点数1点とともに、4000円の反則金が科され、従わないと2万円の罰金または科料の対象になる。改正案ではこれを撤廃して、70~74歳と同様、違反しても摘発されない「努力義務」とする。 さらに高齢ドライバーの利便性を図るため、病院や公共機関の周辺に70歳以上を対象にした駐車帯をつくることができる
今月、埼玉県鴻巣市内で開かれた外国人学校の協議会。同市のブラジル人学校「セントロ・エドカシオナル・カナリーニョ(CEC)」の吉村ジュリエッタ校長(50)が悲鳴のような声を上げた。 CECでは二歳から高校生まで約百三十人が学んでいたが、今は約八十人。年末にかけてさらに二十人が辞める。教員を減らし、限界まで経費を切り詰めても、学校は存亡の危機だ。吉村校長一家は少しでも学校の運営費用に回そうと、自宅を引き払って学校の最上階の教室に住むことになった。 自動車産業の不況を背景に、外国人の派遣労働者が真っ先に解雇され始めた。CECの月謝は五万五千円。高いのは公的助成金が出ないからだ。ブラジル人学校はどこも同じ状況。親の給料が減ったり、失業したりして、子どもが学校に通えなくなり、各地で廃校が相次いでいる。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の全43話が、アニメ専門のCS放送「アニマックス」で1月1日午前0時から連続して放送されることが明らかになった。全部で22時間30分となり、同アニメの全話一挙放送は、初めて。 「機動戦士ガンダム」は、79年に放送されたロボットアニメ。それまでのロボットアニメにはなかったリアルな戦争描写や主人公アムロとライバルのシャアを中心に重厚な人間ドラマが繰り広げられ、大ブームを巻き起こした。現在までにテレビアニメ12作、劇場版13作、オリジナルビデオ作品12作という人気シリーズとなり、プラモデルの「ガンプラ」はこれまでに3億7000万個を売り上げるヒット商品となった。 同番組では、第1話「ガンダム大地に立つ!!」から最終回「脱出」まで、全43話を連続して放送。放送の合間に「ガンダムを作った男たち」として、富野由悠季総監督らのコメントも紹介される。【立山夏行】
携帯電話でコミックのQRコードを読み取る女性。頭上のパネルのように、携帯電話に画像が表示され、試し読みできる=松江市田和山町、グループセンター店 日本書店商業組合連合会(東京都千代田区、六千店)は二十四日、今井書店グループ(米子市尾高町、田江泰彦社長)が携帯電話に着目して開発したコミック試し読みシステム「ためほん」の店頭実験を、山陰両県と都内の十一書店で始めた。ITを駆使して書店の販売力を高める試みで、全国への普及を目指す。 ためほんは、インターネットの普及などで書籍販売市場が縮小する中、IT化を逆手に取り書店の売り上げを伸ばそうと、同グループが開発した。 店頭ではビニール包装され、購入前に内容を確認しにくいコミックに着目。専用端末でコミック本のバーコードをQRコードに変え、専用モニターに表示されたQRコードを携帯電話で読み取ると、コミックの一部(十六ページ分)を読める。 店頭実験は
香川県の坂出海上保安署が11月、瀬戸内海を航行中のフェリー内で起きた窃盗事件を巡り、修学旅行で乗船していた茨城県立大子清流(だいごせいりゅう)高校2年の男子生徒53人全員から指紋を採取していたことがわかった。 犯人の指紋と一致しなかったものの、同保安署は捜査継続中として採取した生徒の指紋を廃棄しておらず、同校は「生徒は事件と無関係なので、早急に廃棄してほしい」としている。 同保安署によると、11月18日午後9時頃、大阪南港(大阪市)発新門司港(北九州市)行きフェリーの2階客室で、静岡県焼津市の会社員男性(37)が落とした財布から4万円が抜き取られる窃盗事件が起きた。 「男性の近くにジャージーを着た男子生徒が数人いた」との目撃証言から、同保安署が同校の引率教諭に事情を説明し、新門司港に到着した19日朝、船内で約3時間、男子生徒全員の指紋採取をした。 フェリーには生徒を含め計283人が乗ってい
図書館利用者が選ぶ「私の好きなライブラリアン」(米国) 米国では2008年,図書館利用者のライブラリアンへの認識を高めることを目的に,地域コミュニティ,学校,キャンパスに対し多大な貢献をしたライブラリアンに贈る賞“I Love My Librarian Award”が新たに創設された。この賞は,New York Times社とカーネギー社の資金援助の下,米国図書館協会(ALA)が運営を担当している。 賞の対象者は,ALAの認定プログラムで図書館情報学修士号(MLIS)を取得したライブラリアン,あるいは教員養成プログラム認定全国協議会(NCATE)の認定プログラムで学校図書館メディアの修士号(CA1487参照)を取得した学校図書館メディアスペシャリストとされている。条件を満たすライブラリアンの中から,全米の図書館利用者が推薦文とともに候補者を推薦し,さらに有識者や実務者から成る選考委員会が候
「生きている本」を読んで偏見を乗り越える“Living Library” 中身を見ないで表紙やタイトルだけで本を評価したことがないだろうか。じっくり読んでみると,それらが与えていたイメージが偏ったものであることが分かり,本のテーマについてより深い理解を得ることができるかもしれないのに。この考え方を,人間の相互理解に生かした活動“Living Library”が,注目を集めている。 Living Libraryとは,障害者,性的マイノリティ,ホームレスといった,偏見を受けやすい人を“Living Books”(生きている本)として,普段彼らと接する機会のない人たちに貸し出し,「読書」を通じて,偏見やステレオタイプを乗り越え,多様な社会の実現を目指す試みである。2000年にデンマークで,暴力追放を目指すロックフェスティバルの企画の一部として開催されたのが最初だという。活動の価値が理解され,北欧
インクリメントP株式会社が、全国の名所・スポットを紹介する観光サイト”MapFan Web – 観光楽地図”で、「新時代の図書館特集 図書館はもっとおもしろい」という特集を組んでいます。 千代田区立千代田図書館、東京都立中央図書館、林の中の小さな図書館(大分県竹田市)、ハウスクエア横浜ライブラリー、旅の図書館(東京都千代田区)、京都国際マンガミュージアム、軽井沢絵本の森美術館絵本図書館、遅筆堂文庫山形館、北九州市立国際友好記念図書館、”cafe bibliotic Hello!!”(京都市)の各図書館が紹介されています。 新時代の図書館特集 図書館はもっとおもしろい | 観光楽地図 – MapFan Web http://www.mapfan.com/kankou/special/library/ インクリメントP お出かけポータル「MapFan」「新時代の図書館特集 図書館はもっとおもし
藩制時代から伝わる旧町名復活を目指す仙台市の「歴史的町名復活検討委員会」(委員長・大村虔一宮城県地域振興センター理事長)が24日、最終会合を開き、報告書をまとめた。「住民の合意」を前提とし、仙台藩の町割りで誕生した旧城下の町名を優先的に復活することを提言した。住居表示だけでなく「通り名」としての活用も盛り込んだ。報告書は来年1月、梅原克彦市長に提出する。 歴史的町名復活事業の対象範囲は図の通り。仙台城跡を中心に、北は堤町や北山、東は小田原、南は河原町までと定義した。復活の前提として、住民の要望・合意、コミュニティー活性化、地域のブランド力強化などの波及効果が必要と指摘。長さ1キロを超えるなど、城下町の細長い町割りの特性を尊重し、通りの名称としても活用を模索するべきだと強調した。 検討委員会は2006年7月に発足し、市内の経済人やまちづくり関係者ら10人で構成。13回の会合を開き、市内4
山形市の蔵王連峰に立ち並ぶアナログ、デジタル放送用基地局。山形県村山地方の16万5000世帯に電波を送っている 現行のアナログ放送から2011年7月に完全移行するテレビの地上デジタル放送(地デジ)で、東北の中山間地や都市部でも山が近い地域で厄介な受信障害が起きている。突然、画面がモザイク状に乱れたり、音声が途切れたりする。デジタル信号が山に遮られ、十分に届かないためだ。視聴者からは「せっかく地デジのテレビを買ったのに」と不満の声が漏れている。 「アナログ放送の映りもあまり良くなかったが、全然見えなくなることはなかった」。4月に地デジ対応型テレビを購入したという山形市双月地区の無職男性(64)は、受信障害の実態をこう話す。自宅は山形県庁から北に車で約5分ほどの所にあり、周囲には標高256メートルの盃(さかずき)山がそびえる。 総務省東北総合通信局によると、こうした受信障害は「ブロックノイ
窃盗疑惑で53生徒から指紋…全員“シロ” 茨城の県立高、とんだ修学旅行 (1/2ページ) 2008.12.25 01:05 修学旅行で利用したフェリーで、現金窃盗の嫌疑をかけられ、指紋が採取された生徒53人が通う大子清流高校。疑いは晴れたが、海保側は「捜査中」と指紋を廃棄していないという=24日午後、茨城県大子町(池田美緒撮影) 茨城県立大子清流高(同県大子町)2年の男子生徒全53人が先月、修学旅行で乗ったフェリーで発生した現金窃盗の嫌疑をかけられ、第6管区海上保安本部坂出海上保安署(香川県)に指紋を採取されていたことが24日、分かった。同署は乗客の証言に基づき指紋を採ったが、生徒のいずれもの指紋が現金が盗まれた財布に残されていたものと一致しなかった。同署は「捜査中」として生徒の指紋は廃棄していないという。学校は「実質的に疑いが晴れた以上、生徒のため指紋を廃棄してほしい」としている。弁護
政府は24日の閣議で、政教分離をめぐる宮崎礼壹内閣法制局長官の国会答弁について「誤解を与え、従来の政府見解を変更したと受け取られかねない」として撤回する異例の答弁書を決定した。 10月7日の衆院予算委員会で、民主党の菅直人代表代行が、平成2年の衆院選でオウム真理教(当時)の政治団体「真理党」が候補者を擁立したことを挙げ「真理党が権力を握りオウムの教えを広めたら政教分離に反するか」と質問。宮崎長官は「宗教団体が統治的権力を行使することに当たり違憲だ」と答えた。 これに対して公明党の山口那津男政調会長が、公明党と支持母体の創価学会の関係を念頭に「誤解を与える」と答弁の撤回を求める質問主意書を提出した。 24日の答弁書では、憲法が禁じるのは宗教団体が国や地方自治体に代わって統治的権力を行使することで、宗教団体が支援する政党に所属する人物が公職に就くのは違憲ではないとする従来の解釈を強調した。 答
政府は24日の閣議で、衆院予算委員会での宮崎礼壹内閣法制局長官の政教分離に関する答弁を撤回する答弁書を決定した。 公明党の山口那津男参院議員の質問主意書に答えたもので、憲法や法律に関する政府解釈を行う内閣法制局が国会答弁を撤回するのは異例だ。 10月7日の同委員会で、民主党の菅代表代行が宗教団体による政治権力の行使に関する質問の中で、オウム真理教教祖が党首の「真理党」を例に引き、「(国会などで)多数を占め、権力を使ってオウム真理教の教えを広めようとした場合、憲法の政教分離の原則に反するか」と質問した。これに対し、宮崎長官は「違憲になる」と答えた。 この答弁に関し、山口氏は質問主意書で、「事実関係を仮定しての質問に、法令を当てはめて答弁したことは不適当だ」と指摘していた。答弁書では、「誤解を与え、従来の政府見解を変更したとも受け取られかねないことは指摘の通りで、内閣法制局として撤回したい」と
生活保護訴訟で「不当判決」を訴える弁護士=広島市中区の広島地裁前で2008年12月25日午前10時35分、森園道子撮影 生活保護費の老齢加算や母子加算を廃止したのは生存権を保障した憲法に違反するとして、広島県内に住む40~80代の受給者27人が県と広島市など5市に廃止処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が25日、広島地裁であった。能勢顕男裁判長は請求を棄却した。原告側は控訴する方針。 原告のうち25人が老齢加算対象者で、2人は母子加算対象者。広島市の場合、老齢加算は70歳以上が対象で月約1万8000円、母子加算は子供1人がいる家庭では同約2万3000円だった。しかし、老齢加算は04年度から減額され、06年度に全廃。母子加算も05年度から減額され、07年度に子どもが16歳以上の場合が廃止され、09年度には全廃となる。 原告側は加算廃止で、健康を害してまで食事の回数を減らしたり、子どもが修学旅
【台北・庄司哲也】台湾のプロ野球チームが球団ぐるみで野球賭博と八百長を行っていたとして検察当局は25日までに、選手12人を含む関係者33人を起訴した。問題の球団「米迪亜(メディア)ティー・レックス」がリーグから除名されたほか、他の球団も経営不振から解散を決めた。来季の球団数は今季の6から4に減少し、台湾プロ野球は危機的な状況に陥っている。 台湾紙「中国時報」などによると、米迪亜は暴力団の資金で球団が運営され、野球賭博で利益を上げるため、選手やコーチに故意に失策するなどの八百長を指示していた。米迪亜は今年2月に前オーナー企業から買収したものだが、この買収自体が野球賭博で利益を得る目的だった。 台湾球界を揺るがした事件の捜査は現在も続いており、別球団の選手も関与していた疑いも浮上している。 また、米迪亜の賭博事件の発覚直後、リーグを構成していた中信ホエールズが経営不振のため解散を発表した。 台
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