長崎新聞の記事から。 核廃絶「できない」4割、抑止論が壁 長崎新聞社被爆者アンケート http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100809/02.shtml この記事の最後に以下のような記述があった。 今もケロイドに悩み「一度ノースリーブを着てみたい」と告白する記述もあった。 周囲の目なんてお気になさらずにお召しください、と申し上げたいところだが、そうもいかないのは被爆者二世の婿としては承知している。 私の義父(妻の父)は、長崎の被爆者である。身内のことだが、もう半世紀以上前のことなのであえて「歴史」というカテゴリーで記しておく。 義父は当時、熊本大学の前身であった理工系の学校の学生だったが、勤労動員で派遣された先が長崎の工場だった。 幸い義父は九死に一生を得たが、たまたま建物の外にいた学友は行方不明になったままだそうである。 爆風で半壊した工場から脱出した