佐ノ山親方はグレー…理事長「今の段階では何とも言えない」 日本相撲協会の臨時理事会を終え、記者会見する放駒理事長(左)と村山弘義副理事長 Photo By 共同 臨時理事会を終えた日本相撲協会の放駒理事長は、はっきりとした口調でそれぞれの処分について説明した。 × × × ―名古屋場所を謹慎した力士と比べて、松谷の処分は妥当か。 「謹慎は罰則ではない。(松谷は)罰則として2場所の出場停止にした。2場所だとかなり番付が下がる」 ―三段目の若力堂力士も十両の松谷と同じ処分となったが。 「分けた方がいいという意見もあった。申告していても1場所は謹慎していた。あとは自ら申し出ていなかったので、2場所となった」 ―佐ノ山親方は厳重注意にとどまった。 「調査委の報告書は10ページ以上あり、かなりの量が出てきた。それで今の段階では何とも言えないという調査結果だった」 ―直接注意した