明徳義塾の馬淵史郎監督(63)が29日、日刊スポーツの取材に応じ、サイン伝達問題に関して、持論を展開した。 28日の星稜-習志野戦はテレビをつけた時に、ちょうど抗議の場面だったという。「うちはするな、と言っているが、やったところで逆に利用されるよ。そうなれば手も足も出なくなるだろう。うちは盗まれないように、複雑なサインにしている。やってくるもんだと思って、対策している」。 サイン盗みをしているか、確証を得るのは難しい。馬淵監督も疑念を抱くことはあるそうだ。「紛らわしいことをするなと言っても、無意識だったり、クセでどこかを触る選手は結構いる。それをベンチで見ていて、疑心暗鬼になる」。練習試合の後に「サイン盗み、やっているやろ?」と相手校の監督に聞いたことがあるという。「やってませんよ」という返事だった。 ルールの厳罰化などの声が上がっているが、「どうやろなあ…」としばらく考え込んだ。「審判が
大学の戦略との一致度からみる大学図書館のサービスについて 本稿ではOCLCとIthaka S+Rが2018年10月に発表した報告書“University Futures, Library Futures: Aligning library strategies with institutional directions”について紹介する。報告書では,米国の高等教育機関のワーキングモデルを教育活動及び提供形態の点から定義し,主要な9つの図書館サービスの枠組みから機関の類型を比較し,図書館のサービス内容が大学の組織上の優先事項に対応しているという仮説を検証することを試みている。教育活動は,博士課程の「研究」,学士課程の「教養教育」,その他の「職業教育」について各機関が最も重心を置く活動の点から分類しており,提供形態としてキャンパスへの通学を前提とする授業と,オンラインコースの2つが挙げられてい
奈良大学図書館における日本考古学協会図書の受贈事業について 奈良大学図書館:森垣優輝(もりがきゆうき) はじめに 奈良大学は奈良市山陵(みささぎ)町に立地し、2学部6学科(通信教育1学科)と大学院2研究科4専攻から成る、収容定員2,456人(通信教育1,600人)の私立大学である。1969年の開学当時は同じ奈良市の宝来町にあったが、1988年に現在の校地へ移転した。図書館は校地の南東にあって、北館、南館の2つの建物で構成されており、地上3階地下2階、蔵書規模は約55万冊である。所蔵資料は文化財、歴史、文学の各分野が特に多く、市場に流通せず一般には入手困難な発掘調査報告書や、奈良関係資料が充実しているのが特色である。また、全体の9割以上は開架方式をとっていて、利用者が多くの資料を自由に閲覧可能な環境を整備している。 所蔵資料の1割強は一般社団法人日本考古学協会から受贈した資料群である。登録冊
大相撲の横綱白鵬(34=宮城野)が、春場所千秋楽の優勝インタビュー後に三本締めを行ったことへの聴取を受けるため、滞在先の大阪から東京に呼び出された。日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で開いた理事会に、白鵬と師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)を呼んで相撲道などを諭した。17年11月の九州場所でも万歳三唱などで厳重注意を受けており、1年半足らずの短期間に、現役横綱が2度も理事会に呼ばれる極めて異例の事態。調査はコンプライアンス委員会に委嘱された。 理事会の途中で、白鵬は宮城野親方とともに理事会が行われている会議室に入室した。春場所千秋楽で観衆に促し、自ら「ヨーッ」と音頭を取って行った三本締め。これに「一力士が締めてよいのか」と、千秋楽翌日の25日に横綱審議委員会(横審)から、26日には評議員会からも苦言が呈された。千秋楽の表彰式後に行う神送りの儀式の前に手締めをしたことで、この日も「おかしい
大相撲の第60代横綱で、現役横綱双羽黒のまま廃業し、プロレスラーに転身した北尾光司さんが、2月10日に慢性腎不全で亡くなっていたことが29日、分かった。55歳だった。87年12月にトラブルで立浪部屋を飛び出し、その後は冒険家、タレント、格闘家へと転身。98年に格闘家も引退した。波乱に満ちた人生が幕を閉じた。 ◇ ◇ ◇ 北尾さんは立浪部屋から1979年(昭54)3月の春場所で初土俵を踏み、86年(昭61)1月の初場所から大関、同年9月の秋場所から横綱に昇進。横綱として8場所務めた後、87年12月にトラブルで部屋を飛び出し、その後、師匠から当時の「廃業届」が提出された。1909年(明42)に優勝制度が導入されて以降、唯一、優勝経験のない横綱となった。これをきっかけに、横綱昇進は慎重な見方をされるようになり、大関として連続優勝、またはそれに準ずる成績が求められることになった。 相撲
森友学園の一連の問題で、大阪第一検察審査会は、決裁文書の改ざんなどで告発された財務省の佐川元理財局長ら6人について、不起訴とした検察の判断は納得できないとする「不起訴不当」の議決をしました。これを受けて、大阪地検特捜部は、再び捜査を行ったうえで起訴するかどうか改めて判断することになりました。 大阪の森友学園の一連の問題では財務省の決裁文書の改ざんや学園との交渉記録の廃棄などをめぐって佐川宣寿元理財局長らが、また、大阪府豊中市の国有地が8億円余り値引きされて学園に売却されたことをめぐって近畿財務局の職員らが告発されましたが、大阪地検特捜部は去年5月、全員を不起訴にしました。 特捜部の判断が妥当かどうか、大阪第一検察審査会は市民団体などからの申し立てを受け、去年6月から審査を続けていました。 その結果、佐川元理財局長らいずれも当時の財務省理財局の職員6人について公文書変造や公用文書毀棄での不起
社会福祉法人ハートフル記念会(横浜市中区)が従業員で福祉保育労緑陽苑分会分会長の佐藤正樹さんを懲戒解雇した問題で26日、横浜地裁の新谷晋司裁判長は、同法人の処分は無効とする判決を出しました。 法人は、佐藤さんが別の職員に対して、労働組合員を中傷するビラを作成・配布したと申し出るよう強要し、脅迫したとして、2018年3月31日に佐藤さんを懲戒解雇しました。判決は、これらの事実はなかったと認めました。 佐藤さんが不当な措置を受けたのは、今回が初めてではありません。法人は、佐藤さんに対し、11年2月に配転、16年5月に出勤停止、17年4月に再び出勤停止と処分してきましたが、これらの措置は全て裁判所や県労委により取り消されています。 判決を受け、福祉保育労神奈川県本部と佐藤さんは、同法人と林文子市長にあてて要請書を提出しました。 同法人に対しては、佐藤さんを直ちに職場復帰させることと、佐藤さんに謝
「平成」「修文(しゅうぶん)」「正化(せいか)」の考案者の記録が残っていない――。公文書によって史実を証明するという手立てが失われていた。とりわけ「平成」については、考案者が2人いるのではという説が消えない。 平成への改元から12年後の2001年。東京都内の教会で、東洋史の大家、山本達郎・東大名誉教授(享年90)の葬儀が営まれた。 朝日新聞記者だった山下靖典氏(74)は、ある供花に目をとめた。 「的場順三」。改元の実務を担った元内閣内政審議室長の名前だった。 政治部記者として改元を取材し、山本氏の自宅を訪ねたこともあった山下氏は直感した。「平成」は山本氏の案だったのかと。まだ「平成」の考案者は明らかになっていなかった。 さらに14年後。的場氏はテレビ番組と著書で、「平成」の考案者は山本氏だと初めて公言した。「自分の案としてはこういうのがあるんだけど、どう思う?」とやり取りする中で生まれたと
28日に行われた選抜高校野球大会の2回戦で、星稜の林和成監督が習志野が「サイン盗み」をしていたと抗議をしたことについて、習志野の小林徹監督は29日、公式練習後に取材を受けた。 「4回に、4人の審判がお集まりになりましたが、我々のベンチにその件に関して何も注意はありませんでした。ベンチも、あのときに何について言っているのかが分からない状況でした。何かがあったのであれば、試合後、審判の方から何らかのご注意があると思うんですが、今のところそれがないものですから、我々はそれがすべてですね」と見解を述べた。 また林監督が「『星稜さんもやっているでしょう』と言われた」と言っていることに対しては「あの状況の中で、何について言われていたのかが分からなかったので、細かに話しをする余裕がなかった。お話をされたことに対して、対応する、言い返すという形ではなかったと思っております」と困惑した表情を見せた。 練習で
28日に2回戦敗退した星稜(石川)が29日、地元金沢市に向けて大阪市内の宿舎を出発した。習志野(千葉)のサイン伝達行為を疑い、試合後に直接抗議に行ったことで物議をかもした林和成監督(43)が出発前に取材に応じた。 林監督は試合後、習志野の控室に2度乗り込み、小林徹監督(56)に抗議する前代未聞の行為に出ていた。前日に日本高野連から事情聴取を受けていたが、この日朝にあらためて日本高野連に謝罪の連絡を入れたという。 「生徒を浮つかせてしまった私の責任。行きすぎた行動で多大なご迷惑をお掛けしたことを謝罪したい。混乱を招いた。お立ち台の上で相手を批判するようなことを言ったことも深く反省している。習志野さんもまだ試合があるので、謝罪をしないといけないと思っている」。神妙な表情で反省の言葉を並べた。 一方で、意外な事実も明かした。最初に小林監督の元を訪れた際「星稜さんもやっているでしょ」と言われたとい
<センバツ高校野球:習志野3-1星稜>◇28日◇2回戦 習志野が大会規則9に反する行為をしていれば、当然、許されることではない。一方で、反していなければ、今回の出来事は、ぬれぎぬということになる。まずは真実をはっきりさせたいが、残念ながら証明はできないだろう。映像を確認したところで、疑わしい行為があったかどうかは確認できても、「たまたま、そういう動きをしただけ」と言われれば、それまで。やられた側には、いつまでも「本当はやってるだろう」という疑念が残るはずだ。結局、やった側が「サインを盗みました」と認めない限り、誰もがスッキリする状況は生まれない。高校生のスポーツ記事にもっともふさわしくない言葉の1つだと思うが、“自白”がない限り、謎のままで終わる可能性が高い。 どうすればいいのか。試合後に相手監督に詰め寄った星稜・林監督の行為を問題視する声もあるだろう。だが、その是非は別として、行為が引き
選抜高校野球大会の2回戦で敗れた星稜(石川)の林和成監督がサイン盗みを疑い、試合後に対戦校の習志野(千葉)の小林徹監督に抗議したことについて、林監督は29日、日本高野連に「私の行き過ぎた言動と行動で多大なご迷惑をお掛けした」と謝罪したことを明らかにした。 28日の試合では、二塁走者が打者に球種を伝達している疑いがあることを、捕手を通じて球審に伝えた。4人の審判団が集まって協議し、そうした行為はなかったとしたが、試合後に林監督が小林監督に「フェアじゃない」と抗議する異例の事態となった。 林監督は「相手を批判するようなことを言ったことに対しても深く反省しなきゃいけない」とした。一方、林監督は習志野が1回戦で日章学園(宮崎)と対戦した際、二塁走者に不審な動きがあったと主張。根拠となる試合の映像について「提出を求められれば提出する」との考えを示した。 小林監督は「(サイン盗みが)あったのであれば指
毛利元就や孫の輝元など、戦国大名の毛利氏が隣国との戦の中で家臣に送った書状などの原本が、およそ70通まとまった形で見つかりました。調査に当たった専門家は「原本がこれだけ大量に出てくることはめったになく、貴重な発見だ」と指摘しています。 戦国時代に中国地方を治めていた毛利元就や息子の隆元、孫の輝元が家臣に送った書状を中心におよそ70通が残され、いずれも内容や筆跡などから、後世の写しではない「原本」と判断されました。 このうち元就と隆元が連名で家臣に宛てた書状は、隣国の大内義長との戦の中で、「和睦を結ぶうわさがあるが、まだ決まったわけではない。もしそうなったら伝えるし、お前たちを悪いようにはしない」などと書かれていて、戦の実情や家臣を掌握する様子がうかがえます。 一連の書状は江戸時代に書かれた写しが残されていますが、原本の所在はわかっていなかったということです。 調査にあたった東京大学史料編纂
by Daniel Novta やる気が起きない時、気が進まない時に、やるべき事をつい先延ばしにしてしまった経験は誰にでもあるはず。しかし、先延ばししてしまう傾向があまりにも強い場合は「PCN症候群」とも呼ばれ、社会生活に大きな影響を及ぼすことになります。そんな「先延ばし」の原因はこれまで本人の性格にあると思われてきましたが、実験により個人の資質ではなく睡眠不足が原因となっている可能性が高いことが明らかになりました。 Frontiers | A Daily Diary Study on Sleep Quality and Procrastination at Work: The Moderating Role of Trait Self-Control | Psychology https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2018.
大学におけるライティング支援 作者: 津田塾大学ライティングセンター,関西大学ライティングラボ出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2019/03/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る津田塾大学ライティングセンター、出版社からお送り頂きました。感謝いたします。 この本は、大学間連携共同教育推進事業「〈考え、表現し、発信する力〉を培うライティング/キャリア支援」(津田塾大学・関西大学)の成果としても位置付けられるものであり、私は当該事業の外部評価委員を務めさせて頂いていた。私が関西大学千里山キャンパスのライティングラボを訪問した際には多くの学生で賑わっていたことや、津田塾大学のライティングセンターを尋ねたときには閑静なキャンパス内でじっくり支援が受けられる環境が整っていたことを思い出している。 興味深い点は次の4点である。まず、第1に、ライティングセンターは添削を行
東宝株式会社が所有する登録商標「ゴジラ」(GODZILLAとの二段書き商標)が、荷役用パレット、土木機械器具、荷役機械器具等の指定商品について、2018年12月に不使用取消となっていました。 登録商標は日本国内で3年以上使用されていないと第三者の請求により取り消すことができます(商標法50号)。今回、東宝側はまったく答弁していませんので、これらの商品については使用実績がなかったということと思われます(商標権者側が使用の証拠を提出しないと問答無用で取消になってしまいます)。 特にキャラクター系の商品については、使用の予定がなくても防衛的な意味で広範囲の商品・役務で出願することがよくありますが、実際に使用していないと第三者により不使用取消されるリスクがある点には注意が必要です。 当該審判の請求人は、株式会社タグチ工業という岡山の土木機器メーカーです。ウェブサイトを見ると普通の会社のようですが、
1963年、福岡市長浜生まれ。1990年、東京理科大学大学院修士課程(物理学専攻)修了後、電機メーカで半導体デバイスの研究・開発に10年間従事。在職中より執筆活動を開始、2000年より著述業に専念。主な守備範囲はコンピュータ全般。2004年、運動障害が発生(2007年に障害認定)したことから、社会保障・社会福祉に問題意識を向けはじめた。現在は電動車椅子を使用。東京23区西端近く、農園や竹やぶに囲まれた地域で、1匹の高齢猫と暮らす。日常雑記ブログはこちら。 生活保護のリアル~私たちの明日は? みわよしこ 生活保護当事者の増加、不正受給の社会問題化などをきっかけに生活保護制度自体の見直しが本格化している。本連載では、生活保護という制度・その周辺の人々の素顔を紹介しながら、制度そのものの解説。生活保護と貧困と常に隣り合わせにある人々の「ありのまま」の姿を紹介してゆく。 バックナンバー一覧 勤労統
最近出版されたのは、アルゼンチン出身の政治学者、エルネスト・ラクラウ(1935~2014)の代表作「ポピュリズムの理性」(澤里岳史、河村一郎訳、山本圭解説、明石書店)と、ベルギー出身の政治学者でラクラウの公私にわたるパートナーでもあったシャンタル・ムフ(75)の「左派ポピュリズムのために」(山本圭、塩田潤訳、同)。これまで「大衆迎合主義」と訳されて批判されがちだったポピュリズムに新たな可能性を見いだし、積極的に政治に取り入れようとする姿勢が、両書に共通する。両書にかかわった山本氏は、ラクラウ/ムフ思想の研究者として知られる。 左派ポピュリズムは果たして、右派ポピュリズムと同じく混乱の要因なのか。それとも、政治に新たな可能性を切り開くのか。 ――今なぜ、この2人が注目を集めるのでしょうか。 エルネスト・ラクラウとシャンタル・ムフは、左派ポピュリズム運動から理論的支柱と見なされています。南米で
特別展「三国志」では 会場内の写真撮影が可能です。 特別展「三国志」は、個人利用にかぎり展示室内で写真撮影ができます。 撮影はご自身で行ってください。 画像をご使用の場合は利用者の責任においてお願いします。 展覧会主催者は一切の責任を負いません。 なお、会場内の映像展示はすべて撮影禁止です。 (1)以下の行為はご遠慮ください ・フラッシュ撮影や、三脚、自撮り棒など撮影機材を用いての撮影 ・展示品や展示ケース等を汚損する恐れがある接写等の行為 ・動画の撮影 ・他の観覧者の鑑賞を妨げる行為(長時間の撮影、割り込み、連写や特殊なシャッター音など) ・展示品の二次加工、改変 (2)撮影された写真に他の観覧者が写っている場合、その写真の公表にあたっては、写り込んだ方の肖像権に触れることがありますのでご注意ください。 (3)複製、配布および商業使用を目的とする撮影は一切お断りいたします。 以上、ご協力
2019年3月19日、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)は、JUSTICEのOA2020ロードマップ公開を発表しました。 JUSTICEは2016年8月に、学術雑誌のオープンアクセス(OA)化を目指す国際的なイニシアチブであるOA2020への関心表明に署名しており、日本における購読モデルからOA出版モデルへの転換の実現可能性について確認を行っていましたが、今回、OA出版モデル実現までの移行期を乗り越える道筋を明らかにするために本ロードマップを策定したとしています。 また、参考資料として、OA2020ウェブサイトの記載を翻訳した「OA2020に関するFAQ」も公開されています。 JUSTICEのOA2020ロードマップを公開しました(JUSTICE, 2019/3/19) https://www.nii.ac.jp/content/justice/news/2019/201903
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