東京出入国在留管理局の建物の前でデモをする市民団体「SYI(収容者友人有志一同)」のメンバーら。収容中の女性はデモの声が収容所にも届き、「『サポートしてくれてありがとう』という気持ちになった」と話していた=東京都港区の東京出入国在留管理局前で2020年4月1日、木許はるみ撮影 新型コロナウイルス感染症への不安は、入管施設に収容されている非正規滞在の外国人の間にも広がっている。「消毒液がない」「隣の人と布団の間が30センチしかない」「新しく来た人は別の部屋にしてほしい」――。収容中の女性たちからは、閉ざされた空間での感染拡大を心配する声が上がる。入管問題に取り組む市民団体「SYI(収容者友人有志一同)」は「集団感染が起きれば多くの収容者が危険にさらされる」として、東京出入国在留管理局に感染防止対策の徹底を申し入れた。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】
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