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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (14)

  • 「社会主義的」とは何か - すなふきんの雑感日記

    Twitterで話題になっていたのだが、産業政策が社会主義的か否か?という話があった。供給側と需要側に分けてみると、産業政策とは政府が介入して供給側に働きかける政策、対してバラマキとされる個人への現金給付などは需要側に働きかける政策であると言っていいと思う。一般的に「将来の有望産業」への国による援助などには肯定的な人が多いのに対し、同じおカネを不特定多数の国民に「バラまく」ような政策については否定的な人が極めて多い。*1しかしよく考えてみるとおかしな話で、そもそも「将来の有望産業」を誰が何を根拠に決めているのかという問題がある。かつて日が発展途上で常にキャッチアップするモデル国家があった時代とは異なり、今はそのような段階ではない。とりあえず先進国のまねをしていればすむ時代ではなくなっている。どのような産業が成長するかは当のところは誰にもわからず、結局のところ個別の民間経済主体がそれぞれ

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2010/04/25
    んだんだ。
  • 食の欧米化がどうのという与太話について - すなふきんの雑感日記

  • 現実はこうなんですけど・・・。 - すなふきんの雑感日記

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000536-san-bus_allある大手の結婚相手紹介サービス業では今年1〜3月期で、20代の登録が前年同期比50%の増加。とくに女性が増えている。公務員の男性限定のお見合いパーティー企画だと、あっという間に女性枠が埋まってしまうらしい。白書では「なぜ若者は結婚しない、できないのか?」と題する分析コラムを掲載。東京の25〜34歳の未婚女性の約7割が年収400万円以上の男性を求める*1一方で、同年代の未婚男性の約8割が“要求基準”に満たないことを紹介し、需給の溝を指摘している。しかし皮肉な話だよなあ。「改革」の結果チャレンジ精神旺盛な社会に生まれ変わるはずが、なぜか結婚相手に求める条件が公務員だったり専業主婦が可能なほどの余裕だったりと、リスク回避的な傾向はむしろ昂進している。どこでどう間違ったんだ

  • 何も学ばない懲りない面々 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/anhedonia/20090110/p1経由http://mainichi.jp/life/money/news/20090109k0000m020130000c.html農山漁村は若者の都市への流出が進み、地域の活性化を担う人材が不足している。地域活性化を目指した都市との交流イベントなどが最近は増えたが、イベントや直売所の運営ノウハウやビジネス感覚を持った人材の確保が大きな悩みだ。 一方、都市部にも田舎暮らしを希望する人はいるが、農山漁村に安定した就業の機会がないことがネックになり、移住者の数は限られている。農水省は「農村に定着する若者らが増えてくれたら」と期待を寄せている。「ビジネス感覚を持った人材」だからこそ農山漁村を捨て都市に出てゆく。儲からないことをあえて損しながらやろうとする賢い人間なんているわけがないじゃないか!「安定した就業の機

  • 共同体その他雑感 - すなふきんの雑感日記

    麻生首相が「医者は社会的常識が欠けている」発言で批判されているようだ。発言そのものについては月並みに不適切と思うだけだが、そのことに絡んでふと思ったことは、そもそも医者に限らず専門的分野である程度の所得を得ている人たちというのが必ずしも世間で言う「社会的常識」というものを持ってる必要があるのかということ。いわゆる「空気を読む能力」なんかもそれに含まれるのだろうけど。最近では小室哲哉の例などもあるが、彼などある意味においては「社会的常識」(たとえば金銭感覚)からはなはだしくかけ離れていたとも考えられるが、後のことは差し置いても少なくともある時点までは突出した才能で「社会的成功」は収めていたわけだ。有名な芸術家や学者、評論家なども同様で、専門性が強く希少価値を持つ人たちほど世間的な「常識」から多少外れていても容認されるところはあるんじゃないだろうか*1。それは多分質論であり、要するに成果さえ

  • 民主主義システムの悩ましさ - すなふきんの雑感日記

    前回のエントリ内容に関連してhttp://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20080928/1222598538実効性については未知数のところがある「金融安定化法案」だけどそこんところはいったん置いといて、こんなのはアメリカなら簡単に通ると思っていたら、「世論」を気にして何もできないという事態に陥りそうなのは民主主義国はどこも似たりよったりなのかなあと痛感。なのであまり日だけ一方的に「自虐的」になるのもまずいかなと思った次第。修正法案が出されるようだけど今度また否決したりしたら確実に株価は再暴落なんだよなあ。自分の身に降りかかってこないと実感がわかないし行動も出来ないというのも民主主義システムの悩ましいところか。この状況だと一時的に民主主義を停止して強権発動してもいいぐらいに思うけどさすがに暴論かな。でもアメリカ世論のせいで世界が巻き込まれるとしたらこれは納得いかな

  • 自己目的化した地方分権志向の危うさ - すなふきんの雑感日記

    machineryの日々〜地方分権の近未来http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-110.html最大野党がさんざん喧伝しているように、いわゆる「官僚」とか役人と呼ばれる中でもっともリテラシーの高いと思われるキャリア官僚すら信用しないなら、すくなくともリテラシーにおいてより劣る首長や地方議員や地方公務員の方がまともな政策を実行できるはずもないんですけどね。あ、もしかしてリテラシーがなくてだましやすい地方公務員とか首長とか議員が多い方がいいのかな? だから「水伝」とかプルタブ運動とかにコロッとだまされる教員が増えるのかな?そういう考える方々にとっては、たしかにちほうぶんけんはばらいろのみらいですね(棒読み)。自分自身公務員でもないし公務員や地方自治の世界にも疎いことを最初に断っておく。なので見当はずれのことを言ってる可能性も高いのであしからず。多

  • 小泉時代とは何だったのか? - すなふきんの雑感日記

    Baatarismの溜息通信〜小泉元首相引退雑感http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080926/1222399958経済政策では非不胎化政策を伴う為替介入でマネーサプライを増やして、就任当初の深刻なデフレ不況から一応脱却させた(デフレそのものが終わったかは疑問ですが)ことが最大の功績でしょう。あと、小泉政権下で高橋洋一氏が見いだされ、今後の改革路線の道筋を示す存在に成長したことも、今後は評価されるのではないかと思います。ただこうやって考えてみると、小泉政権の功績は「瓢箪から駒」の側面が強いようですね。これもまた「強運」の一面なのでしょうか。逆に小泉政権の弊害ですが、デフレを完全に終わらせることはできず、景気を十分に回復できなかったことでしょうね。今騒がれている「格差」の問題も、景気が十分回復していればもっと小さくて済んだと思いますし、解決も簡単だったでしょ

  • あからさまなダブスタにとぼける人々 - すなふきんの雑感日記

    Apes! Not Monkeys!〜「恵まれた者が批判されるのは世の常」ってさぁ…コメント欄より>そんなに窓口で不愉快な体験をしたり、仕事上の付き合いで筆舌に尽くしがたいソーゼツな経験を舐めたりしとるんでしょうかな。昔は(国鉄も含めて)そういう批判が多かったような記憶がありますが、最近はひとえに給料が高い(ってその実大幅には下がってないというだけですが)、雇用が安定している、に集約されてますな。私なんかは最近流行の「文句があるなら転職すれば」にならって「そんなに文句言うなら公務員になればよかったのに」とか思ってしまいます。まあバブル期に学生時代を送った世代のバイアスがかかってることは確かですが(^^; あの頃は誰も公務員が恵まれてるなんてこと言わなかったですから。「社員もいろいろ」発言については私もしつこく言及してますけど、ほんと「言葉は悪いけど言っちゃえばコッパ役人」をバッシングしてる

  • お粗末な「改革論」の氾濫 - すなふきんの雑感日記

    くまくまことkumakuma1967の出来損ない日記〜改革の成果まあ今日的の世の中では「責任をとる」=「課題を解決する」というよりは、「責任をとる」=「課題を放置して、生け贄を一人決め、職も退職金も失って苦しんでる姿をさらし上げる」ということなので、「がんばって責任の押し付け合いをして生け贄を選出すること」こそ民意に添っているのだろうとは思うのだが。だってあらゆる工程がアウトソーシングされて技術屋さんの居場所がJAXAにはないもんねぇ。 もちろん技術屋さんは必要なんだけど、JAXAに統合される前に居た人たちは「逃げられる奴は全力で逃げる」と言っていて、現に凄まじい人材の流出が起きてるもんねぇ。どのくらいひどいかって言うと、使える衛星のデータを受信する人手が足りなくなって、受信を継続できないくらい。改革の前に議論はいくらでもあったけど、「すでに決定は下された」ということで改革を断行したわけだ

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/04/13
    「小泉改革」を「改革」と讃えたのは衆愚だけだったんですかね?
  • 世論とか民意って何? - すなふきんの雑感日記

    I 慣性という名の惰性 I 〜「日銀一人勝ち」のbewaadさんのフォローアップについてつまり、マクロ経済環境をコントロールする政策を決めるに当たって、日銀は「総裁個人の資質に左右され」かつ「世論におもねる」インセンティブを持つ組織であるということですよね。これって相当に問題のある組織じゃないですか?第一次オイルショックの際にはインフレを止められず、80年代にはバブルを引き起こし、そして90年代には過剰な引き締めによる景気後退をもたらし、しかも現在にいたるまでデフレを継続させている組織のよってたつところが、「総裁個人の信念」や「世論から叩かれていない」という点にあるとすると、日銀の存在意義ってなんなんですかね?僕が個人的に「中央銀行」に期待する機能は、経済の安定的成長を金融政策の面からもたらすことであって、例えば景気過熱時にもかかわらず政治から「緩和的政策」が求められても突っぱねるとか、「

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/04/13
    混乱期にありがちな「衆愚政治」論.「終末」論よりはマシだけど.
  • はた迷惑でしかない「正義」の押し売り - すなふきんの雑感日記

    虹の輪くぐり〜お腹に優しい乳酸菌も川に捨てればゴミです微生物による排水の浄化も、質量保存の法則に従うのです。EM菌を使ったからといって、汚濁物質がどこかに消えるわけではないのです。通常の好気的分解よりも遙かに高速ということは、酸素の消費速度が速いと言うことであり、水中の酸素がなくなって嫌気的分解が進んで、悪臭物質が周囲に放出されるはずですが、しかし、臭いが消えて、さらには、酸素がない環境では生きていけないはずの魚も戻ってくる。こんな、質量保存の法則を無視した現象が起きるはずはありません。何か、トリックがあるはずです。仮に、EM菌の投入によって臭いが消えた、あるいは水が綺麗になったからといって、川の水が浄化されたと考えるのは、短絡的です。臭いが消えるのは、浄化作用が弱くなった可能性もあるし、綺麗になったように見えても、汚濁成分が川の底に沈んでいるだけかもしれないのです。無色で臭いもしない、透

  • ファンタジーとしての「トップダウン」政治 - すなふきんの雑感日記

    くまくまことkumakuma1967の出来損ない日記http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20080330#p1 最近の発注者としての公共の動向として、能力の低下は著しい。バブル後半にダメになって来ていたものが小泉改革でさらにダメになった感じ。小泉改革以降はトップダウンが流行で、結論を政治家が出して、その論理の補強を官僚が出すと言うやり方。技術的な側面でも同じ。技術ってのはある意味冷酷で、間違った結論は出せなかったりする。当然技術屋は補強なんて出来ないわけで、政治家から見たら無能な抵抗勢力だ。だから、建設でもなんでも技術的な中身のない人ほど有能になる。有能な公務員=無能な発注者という図式が完成しつつある。で、政治家の書いた「この場所に○○をいくらで建設する」ってファンタジーに沿って着ぐるみを着て踊るのが公務員や建設コンサルやゼネコンという事になる。政治家やそ

    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/03/30
    同感.
  • 民主主義と政策決定との難しい関係 - すなふきんの雑感日記

    ■[雑感]民主主義と政策決定との難しい関係 Baatarismの溜息通信〜民主主義はサブプライム危機を救えない? これを見ると、日米とも「株主主権」や「透明性」といった「市場の民主化」が進んだことが、却ってサブプライム問題の解決を妨げているように思えます。 一方、サブプライム問題で大損害を受けた金融機関へ莫大な出資を行っているのは、中国、アラブ産油国、シンガポールといった、非民主的な国のSWF(政府系ファンド)です。*1このような非民主的な国では株主の意向や透明性を気にすることなく、政治的な理由でサブプライム問題の救済に走ることができるのでしょう。 この言葉で指摘されているように、サブプライム問題のような一刻の猶予も許されない問題では、株主や市場や議会や世論のような多数の人々の合意を得る必要がある方法は、時間がかかりすぎるためにうまく機能しないのでしょう。 このあたりは難しい問題を孕んでい

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