江戸時代に生まれた人が除籍されず、戸籍上は生存扱いになっている問題で、長崎県壱岐市は、文化7年(1810年)生まれの200歳男性の戸籍が残っていると発表した。 この戸籍について、同市市民福祉課は「明治期の戸籍法に基づいて作成されたのかもしれない。現在は、すべての戸籍を電算化しているが、(電算化した際)消除するのを忘れたのだろう」と話している。法務局と相談し、除籍を検討するという。 男性が生まれた年は、国定忠治や福沢諭吉を育てたことで知られる蘭学者の緒方洪庵、ピアノの詩人と呼ばれるフレデリック・ショパンも生まれている。