アイスクリーム製造・販売のハーゲンダッツジャパン(東京)が、店舗事業から撤退することが19日、分かった。最後の店舗であるハーゲンダッツショップ新浦安店が25日に閉店となり、29年の歴史に幕を閉じる。 1984年に東京・青山に第1号店をオープン。ピーク時の94年には95店舗を展開していた。現在では、コンビニエンスストアやスーパーなどで販売するパッケージ商品が主力となっている。同社広報によると、「ブランドが広まったため」、店舗の閉鎖を決めたという。 店舗では季節ものの商品やトッピングなどのオリジナルメニューを提供してきたため、利用者から「残念だ」という声が同社に届いているという。今後店舗を再開する可能性については「考えていない」(同社広報)そうだ。