総務省と消費者庁は27日、スマートフォン用人気ゲーム「ポケモンGO」について、徒歩や自転車に乗りながら遊ぶ「ながらスマホ」を中心に注意喚起する文書を公表した。両省庁は事故が起きる危険性が高いと判断、注意喚起した。 政府機関では、すでに内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が20日に、個人情報の管理から熱中症の警戒など幅広い分野でポケモンGOの注意喚起を行っており、これに続くものとなる。 文書で両省庁は、ながらスマホは「自分が事故に遭うだけでなく周りにもけがをさせてしまう可能性がある」と指摘。「画面を見続けなくてもポケモンの出現を教えてくれる機能を活用しましょう」と呼びかけている。 また、危険な場所や私有地へ立ち入らないよう警告するとともに、アイテム(道具)を入手できる「ポケストップ」やポケモン同士で対戦できる「ジム」の削除要請の方法などを提示している。