タグ

ブックマーク / eng-blog.iij.ad.jp (16)

  • Gmailに届かなくなる?最近の電子メールで何が起っているのか? | IIJ Engineers Blog

    IIJ 技術担当部長 最近はインターネットの技術を紹介するのがお仕事です。元々プログラマ、サーバ・データセンター・ネットワーク・セキュリティ・モバイルといろいろやってきました。 ここしばらく「2024年6月よりGoogle (Gmail) が迷惑メール対策を強化、メールが届かなくなるかも」というややセンセーショナルなニュースが流れていました。件、掘り下げるとややこしい話ではあるのですが、この記事ではざっくりと「何が起っているのか」についてまとめてみたいと思います。(説明を簡単にするため、細かいことは省いています) 結局、私は何をすれば良いの? この問題、「Google (Gmail)で何か起るらしい」という報道のため、Gmailを使っている人が何かしなければならない雰囲気があります。ですが、実際に対応しなければならないのは、Gmailを使っている人ではありません。むしろGmailを使って

    Gmailに届かなくなる?最近の電子メールで何が起っているのか? | IIJ Engineers Blog
  • HTTPSレコードがRFCになりました | IIJ Engineers Blog

    RFC9460が出ました 昨年、このエンジニアブログでHTTPSレコードについてとりあげました。これを書いたときはHTTPSレコードはまだインターネットドラフトだったのですが、2023年11月、ついにRFC9460として標準化されました。 RFCにはなったけど日語の詳しい記事はまだ少ないし需要あるかなーと思って改めて解説を書きはじめたんですが、だらだらとクソ長くなって書いた人が読んでも眠くて退屈な内容になってしまいました。ので、書いたものはばっさり捨てました。 そういえばいまから3年前、DNS Summer Day 2021で発表したプレゼン資料がありました。これをRFCになった現在の内容にあわせてアップデートしたほうがてっとりばやいしわかりやすそうです。 ということで、加筆修正した資料を置いておきます。DNS屋さんはとりあえず全部読んでおいてください。Web屋さんは前半だけ理解してお

    HTTPSレコードがRFCになりました | IIJ Engineers Blog
  • 一般のご家庭に1PB(1000TB)のHDD | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 【IIJ 2023 TECHアドベントカレンダー 12/11の記事です】 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 ふとしたことから、自宅に大容量の記憶媒体が欲しくなる時があるかと思います。 最近では、単体で22TBなHDDや、30.72TBなSSDなど、ラックマウントサーバ的な物を使わなくても、大容量が準備しやすい時代になりました。 ただ、1PB(1000TB)を目指した際に、意外とつまずきポイントがあったので、今回ご紹介させて頂きます。 今後、ご自宅に1PB(1000TB)を置かれる際の参考になれば幸いです。 1.USB接続の限界 簡単にHDDを接続する方法、まず思い

    一般のご家庭に1PB(1000TB)のHDD | IIJ Engineers Blog
  • HTTPキャッシュを使いこなして、Webアプリを快適に(1) | IIJ Engineers Blog

    セキュリティセキュリティ情報統括室に所属 システム開発者。2000年問題で「2038年問題は定年で対応しなくていい!」とフラグを...。 cats_dogs開発者のヒラマツです。 HTTPキャッシュをうまく使う技術、HTTPキャッシュ制御を解説します。 HTTPキャッシュは、WebアプリなどのWebサービスの通信を最適化する技術です。 HTTPのCache-Controlヘッダーの使い方の話でもあります。 HTTPキャッシュ制御と言っても、Cache-Controlヘッダーの設定だけなので、簡単そうに思えます。 しかし、正しく設定しようとすると、案外、複雑で苦労します。 また、理解なしに使うと、情報漏えいの問題を起こす可能性もあり、適当に設定するのは危険です。 ぜひ、この文章を読んで、理解した上で、Catch-Controlを設定してください。 cats_dogsの仕様を書くときに、

    HTTPキャッシュを使いこなして、Webアプリを快適に(1) | IIJ Engineers Blog
  • 自宅でLAN工事してみた | IIJ Engineers Blog

    仕事:基盤エンジニアリング部基盤技術部所属。2001年IIJ入社以来、お客様に提供するサービスを裏側から支える部署でサーバインフラの業務に従事。サービス向けのプライベートクラウドを作る業務から、サーバに詳しくなり、ストレージ・ネットワーク・配線工事・電気・データセンターにも興味を持つ日々。白井DCCのサーバールーム内のフロア設計するにあたりデータセンターチームと共同で仕様を検討。 ◆資格:第二種電気工事士/工事担任者(総合通信) ◆趣味:安い航空券を見つけて旅に出かけること 【IIJ 2022 TECHアドベントカレンダー 12/16(金)の記事です】 はじめに 私の家族構成はと子供二人です。これまで住んでた家が手狭になり、上の子が小学生になるタイミングでちょうどよい物件を見つけ、引っ越しました。 その物件には、共用設備としてマンションインターネットが敷設されていて、共用部から専有部

    自宅でLAN工事してみた | IIJ Engineers Blog
  • HTTPS 証明書の Common Name の検証がしれっと禁止されていた件について | IIJ Engineers Blog

    開発・運用の現場から、IIJエンジニア技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。 こんにちは。IIJ Engineers Blog編集部です。 IIJの社内掲示板では、エンジニアのちょっとした技術ネタが好評となって多くのコメントが付いたり、お役立ち情報が掲載されています。 今回は、すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、いつの間にか HTTPS 証明書の Common Name の検証が禁止 になっていた件について紹介します。 HTTPS 証明書の検証手続きは、RFC2818 で「Subject Alternative Name があればそれで、なければ Common Name を見よ」となっていました。 If a subjectAltName extension of type dNSName is present, that MUST be used as

    HTTPS 証明書の Common Name の検証がしれっと禁止されていた件について | IIJ Engineers Blog
    wasai
    wasai 2022/09/06
  • 端末の文字幅問題の傾向と対策 | IIJ Engineers Blog

    電子メール、ネットワーク機器集中管理、異常検知、分散処理、クラウド基盤などのシステム開発に従事。古代Rubyist。 CLI や TUI なアプリケーションを使っていると、端末の画面が崩れてしまうことがよくあります。 たとえば、こんな TUI が、 環境によってはこんな感じで崩れます。 スクロールなどをしながらしばらく使っているとさらにどんどん崩れていきます。 こうなってしまった場合、とりあえず Ctrl-l で画面を再描画することで、大抵はなんとか読める程度にリセットできますので、ことあるごとに Ctrl-l を連打することになります。 ですが、どうしようもないケースもままあります。 例えば、私の場合は以下のようなシチュエーションで困ります。 w3m でテーブルなどを表示するとレンダリングが崩れる less でログの閲覧の際に表示されるべき文字が表示されず見落としが発生する Wander

    端末の文字幅問題の傾向と対策 | IIJ Engineers Blog
  • QUICをゆっくり解説(1):QUICが標準化されました | IIJ Engineers Blog

    Haskellコミュニティでは、ネットワーク関連を担当。 4児の父であり、家庭では子供たちと、ジョギング、サッカー、スキー、釣り、クワガタ採集をして過ごす。 不定期連載を始めます IIJ-II 技術研究所 技術開発室の山です。私はプログラミング言語HaskellでHTTP/2とTLS 1.3を実装した後、もっぱらQUICを実装することに時間を費やしてきました。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年の5月にQUICの仕様がRFC9000として公開されました。このRFCは実によく書かれているので、読みこなせばQUICの全容が掴めるでしょう。 しかし仕様は膨大ですし、実際に実装してみて初めて腑に落ちることもあります。そこでこの機会に、実際にQUICを実装した経験者目線で、QUICの解説をしていきたいと思います。なんとなくTCP/IPを分かっている方が、ある程度QUICの理解ができることを

    QUICをゆっくり解説(1):QUICが標準化されました | IIJ Engineers Blog
  • 分散SNSを使って技術を覚える | IIJ Engineers Blog

    Twitterフォロー&条件付きツイートで「バリーくんぬいぐるみ」を抽選で20名にプレゼント! 応募期間は2019/11/29~2019/12/31まで。詳細はこちらをご覧ください。 今すぐツイートするならこちら→ フォローもお忘れなく! 【IIJ 2019 TECHアドベントカレンダー 12/12(木)の記事です】 久しぶりに書きました。 どうもこんばんわ。九州支社で働くとみです。お久しぶりです。 実は2016年に一つ記事を投稿したのですが、実に3年半経過した今になってアドベントカレンダーの話が聞こえてきたので、久方ぶりに書いてみることにしました。 当時はこんな記事なんかを書いてたわけですが、この記事を書いてから3年間色々あったので、その中の一つを書いてみようかなと思います。 3年間で覚えたことを並べてみる 2016年当時はTHE ON-PREMISEと言われてもおかしくないような、どイ

    分散SNSを使って技術を覚える | IIJ Engineers Blog
  • どれくらい自社ドメインがなりすまされているか、ご存知ですか? | IIJ Engineers Blog

    IIJ ネットワーク部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 企業の情報システム部門でメールを担当されているみなさん、この問いに答えられる方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。 「そんなこと、気にしたこともない」という方も少なくないかもしれません。それもそのはず、これまで送信ドメイン認証を代表する SPF、DKIM は、送信者側が受信者側でどのように評価されたか知る術がありませんでした。ましてや、第三者の何者かが自社ドメインを勝手に使って誰かにメールを送っている、なんて知ることは不可能でした。 しかし、DMARC(RFC 74

    どれくらい自社ドメインがなりすまされているか、ご存知ですか? | IIJ Engineers Blog
  • DNS over TLS/HTTPSについて考える | IIJ Engineers Blog

    はじめに 昨年から DNS over TLS (DoT)、DNS over HTTPS (DoH) にまつわる動きが急速に活発になっています。 DoT は2016年に RFC7858 が出てしばらくは大きな動きはありませんでしたが、2017年11月にサービス開始した public DNS である Quad9 (9.9.9.9)、昨年4月開始の Cloudflare (1.1.1.1)が相次いで DoT に正式対応し、遅れて今年1月には Google Public DNS (8.8.8.8) も対応しました。クライアント側としては昨年8月リリースの Android 9 “Pie” が DoT に対応しています。 DoH は仕様の標準化より実装の方が先行しています。Cloudflare は DoT だけでなく DoH も昨年4月のサービス開始当初からサポートしています。Mozilla Fire

    DNS over TLS/HTTPSについて考える | IIJ Engineers Blog
    wasai
    wasai 2019/05/08
  • TLS 1.3の標準化と実装 | IIJ Engineers Blog

    IIJ-II 技術研究所 技術開発室の山です。現在技術開発室は、私を含めた4人で構成されており、主にプログラミング言語Haskellを使って開発を進めています。今回の話題である TLS(Transport Layer Security) 1.3 もHaskellで実装しました。 4年の歳月をかけて議論されてきたTLS 1.3ですが、この8月にめでたく仕様がRFC 8446となりました。貢献者リストに私の名前が載っていることを聞きつけた広報から、ブログ記事の執筆依頼がありましたので、TLS 1.3の標準化や実装の話について書いてみます。 なぜTLS 1.3を標準化する必要があったのか理由を知りたい方は、「TLSの動向」という記事や「TLS 1.3」というスライドを読んで下さい。 インターネットで使われているプロトコルは、IETFという団体で仕様が議論されて策定されます。IETFには、誰でも

    TLS 1.3の標準化と実装 | IIJ Engineers Blog
  • IIJ Technical NIGHT vol.4 資料公開します | IIJ Engineers Blog

    IIJ社内の様々な部署を経て、2016年より広報部技術広報担当。福岡ソフトバンクホークスをこよなく愛し、週末になると全国行脚してます。好きなべ物は豆腐。 日2018年3月14日、4回目の開催となるIIJ Technical NIGHTを開催しました。 取り急ぎ、日利用した資料を公開します。開催報告は別途お届けしようと思いますので、お楽しみに! なお、過去に行われたIIJ Techinical NIGHTの開催の様子は、以下の記事をご参照ください。 IIJ Technical NIGHT vol.2 開催レポート IIJ Technical NIGHT vol.3 資料公開します 今回のテーマは “SEIL” ISPであるIIJが開発したルーター「SEIL(ざいる)」。おかげさまで昨年末、SEILは20周年を迎えました。 NW屋であるIIJが、自分たちのサービスに利用するために開発した

    IIJ Technical NIGHT vol.4 資料公開します | IIJ Engineers Blog
    wasai
    wasai 2018/03/14
  • 世界と日本のメール送信ドメイン認証 | IIJ Engineers Blog

    IIJ 2017TECHアドベントカレンダー 12/20(水)の記事です】 ども、やまぐちです。昔はメール屋さんもやってました。廃業してもう何年も経つけどね。 先日は Alexa Top 1M の100万ドメインから DNSSEC の普及状況を調べてみたけど、せっかくなんで同じリストを使って今回はメールの送信ドメイン認証の普及状況を調べてみるよ。ついでのつもりで始めたらえらく時間がかかってすげー後悔したけどな。 ちなみに、.jp に対する定期調査は以前 WIDE プロジェクトがやってたけど、最近は更新がとまってる模様。もうやめちゃった? いまどきのイケてる送信ドメイン認証 そもそもまず送信ドメイン認証が何なのかって、ってところから。みんな使ってるメール(あ、もうみんなメールやめて LINEですか)ってのは、もともとの規格では送信元アドレスはすげーかんたんに詐称できて、他人になりすましても

    世界と日本のメール送信ドメイン認証 | IIJ Engineers Blog
  • Google Public DNS over HTTPS を試す | IIJ Engineers Blog

    【2018/11/16 追記】 記事は、2016 年 4 月に Google Public DNS サーバに実装された、実験的な DNS over HTTPS プロトコルについて紹介しています。DNS over HTTPS プロトコルはその後 IETF の doh ワーキンググループにて標準化が進められ、2年半後の 2018 年 10 月に RFC8484 として出版されました。記事で紹介したプロトコルは RFC8484 に規定されたプロトコルとはいくつもの点で異なっていることにご注意ください。 Google Inc. が公開 DNS サーバを運営していることはご存知でしょうか? Google Public DNS と呼ばれるこの公開 DNS サーバは、”8.8.8.8″ という特徴的な IP アドレスで全世界のインターネットユーザに対して無料の DNS サーバ(フルレゾルバ)を提供し

    Google Public DNS over HTTPS を試す | IIJ Engineers Blog
  • ドキュメントの継続的な開発方法 | IIJ Engineers Blog

    私はソフトウェア開発を主体とするエンジニアで、 クラウドサービスの開発・運用 分散処理技術の検証とサービス利用の検討 社内の開発支援環境の開発・運用 などの業務に従事していますが、今回の記事は業務とは直接的な関係は無く、私が会社で勝手自発的に行っている取り組みについて書きたいと思います。 昨今、インターネットは生活に深く浸透し、クラウドサービスを利用することで安く簡単にWebサービスを開発、公開できるようになりました。Web技術の進化や流行の移り変りも非常に激しく、既存サービスの機能追加や新規サービスの開発は頻繁に行われています。それは弊社も例外ではありません。 このような開発の現場では、リーンソフトウェア開発への取り組みなど開発手法の最適化が積極的に行われ、様々なベストプラクティスが生みだされています。それらのベストプラクティスには、 継続的インテグレーション や 継続的デプロイメント

    ドキュメントの継続的な開発方法 | IIJ Engineers Blog
  • 1