雑感 もうすぐ25歳。を読んで。おまえは俺か。 神童と呼ばれ、小学校二年生の頃に中学の教科書を読破していた私もご多分に漏れず自分自身の才能を過信し、友達とのコミュニケーションや距離感を上手く取る事が出来ずに人間不信に陥り、気がつけば何の取り柄もない落ちこぼれ。小学校高学年から高校卒業にかけて「暗い」「気持ち悪い」「クリスチャンって人を殴らないって本当か?」などの理由でいじめを受け続け、人を信じる事や社会に対して「自分を受け入れてくれる場所」がない、と確信していた。そんな私を救ってくれたのは書籍だった。本は裏切らない。むさぼるように本を読み続け、私はどんどん自分という名の殻に閉じこもっていった。絵に描いたような落ちこぼれの高校に通い、大学は受験したけれど当たり前のように落ち、形式だけの試験で合格をする専門学校に行った。同じクラスでたまたま横に座った奴が授業中奇声を上げたり暴れたりする奴だった