【カイロ支局】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府系不動産開発最大手ナキールは5日、ドバイに高さ1000メートル以上の超高層ビルを建設する計画を発表した。 AP通信などの報道によると、超高層ビルは四つのタワーで構成され、地上200階以上。同社はこのビルを中心とする新市街の2020年完成を目指している。 現在、世界で最も高いビルは、ドバイに来年9月の完成を目指して建設中の「ブルジュ・ドバイ」。最終的な高さは公表されていないが、9月初めの段階で地上160階、約688メートルに到達。2位は台湾にある508メートルの「台北101」だが、新たな超高層ビルは、これらをあっさり抜くことになる。