京浜工業地帯の夜景を船上から眺める「工場夜景クルーズ」の人気が高まり、JR東日本横浜支社なども10月から、週2回のクルーズを始める。 2008年6月に初めて就航した別の会社の週2回のクルーズは、年内の予約がすでに満席で、横浜港観光の目玉の一つになりつつある。 JRなどが実施する新しいクルーズは、毎週金曜・土曜の夜、遊覧船運航会社ポートサービス(横浜市中区)の「ペガサス」(19トン、40人乗り)で運航。横浜港・山下公園を午後7時半に出発し、川崎市の塩浜運河まで約80分かけて往復。ライトに浮かび上がる複雑な工場配管や煙突を楽しめる。 横浜駅など県内四つのJR駅窓口で9月25日から、大人3000円、小学生2000円でチケット販売を始める。ポートサービスの担当者は「飲食物の持ち込みは自由。中華街で食事をした後にビール片手で楽しんでほしい」と話しており、来年3月まで運航予定という。 一方、先行するケ