これら複数の癌遺伝子や抑制遺伝子の異常が積み重なって 初めて細胞はガン化します。 【癌遺伝子の研究】 癌遺伝子の最初の発見は1970年代半ばです。 現在までに判明している癌遺伝子は約200種類、 癌抑制遺伝子は約30種類にも上ります。 マウスを使ったゲノム解析中に、骨肉種を起こす 発癌遺伝子「フォス遺伝子」を発見しました。 この「フォス遺伝子」は、正常な哺乳動物細胞の ゲノム中にも塩基配列が良く似た遺伝子が存在します。 哺乳動物には、フォスに類似した3つの遺伝子(fra1、fa2、fosB)が存在しています。 これらのフォス遺伝子は転写制御因子として他の遺伝子の発現を制御しています。 ・・と、言うことは・・ このフォス遺伝子を壊してしまえば、一生癌にならないはずです。 (・・人類は癌の恐怖から科学の力で逃れられるかも・・) (・・誰もが切望し・・期待される遺伝子研究となりました・・) そこ