パイオニアは8日、「カロッツエリア サイバーナビ」の2012年モデル7製品を発表した。2012年モデルの最大の特徴は、「AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)」ユニットへの対応だ。 AR HUDユニットは、車のフロントガラス越しの前方に情報を投影するためのユニット。実際の風景に、運転に必要な情報を重ねることで、視線を動かすことなく、瞬時に現在の状況を把握することが可能になる。 AR HUDユニットを標準装備する「AVIC-VH99HUD」 AR HUDユニットを使用すると、フロントガラス越しに情報が表示される(イメージ) 2011年モデル同様、「クルーズスカウターユニット」にも対応する。クルーズスカウターユニットは、前方の映像をカメラで撮影してナビの画面に取り込むものだ。このユニットを使用した「ARスカウターモード」では、施設情報や交通情報などが、撮影した映像に重ね合う形でナビ画面に表示