米飲料大手ペプシコのスポーツ飲料「ゲータレード」と比較する同コカ・コーラのスポーツ飲料「パワーエイド」の新製品の広告は事実に反する内容を宣伝しているなどとして、ペプシコがキャンペーンの中止を求めてニューヨーク連邦地裁に訴えた。米メディアが13日、伝えた。 両社は「コーラ戦争」と呼ばれるシェア争いを長年繰り広げているが、スポーツ飲料ではゲータレードが米国で80%近いシェアを獲得。パワーエイドは20%程度にとどまっているという。 訴えによると、コカ・コーラは新製品「パワーエイド・イオン4」の広告で、ゲータレードよりもマグネシウムなどを多く含む「完全なスポーツ飲料」と宣伝しているが、ペプシコ側は「パワーエイドがゲータレードに勝る科学的な証拠はない」と主張している。(共同)