与党が異例の先制攻撃、衆院予算委で舌戦スタート 「窮鼠猫かむ」戦術か (1/2ページ) 2009.1.8 22:26 今国会初の衆院予算委員会が8日開かれ、本格論戦がスタートした。「倒閣国会」と位置づける民主党は定額給付金や雇用対策などで政府を責め立てたが、自民、公明両党は、民主党とマルチ業界との癒着や、小沢一郎代表の不動産問題などを次々に取り上げ応酬した。「攻撃は最大の防御」とばかりの先制攻撃に、民主党もややたじろいだようだが、支持率低迷に喘(あえ)ぐ政府・与党の「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」と言えなくもない。 突撃隊長は警察庁出身の葉梨康弘衆院議員が務めた。自民党の「マルチ疑惑追及プロジェクトチーム」の分厚い資料を手にした葉梨氏は、複数の民主党議員の資金管理団体がマルチ商法の業界団体や業者から講演料を受け取っていた事実を次々に突きつけ、「民主党議員へのマルチ業界から献金が4000万円以