恐竜がいた白亜紀時代、海の中はイカだらけだった――。こんな研究成果を、北海道大学などの研究チームが科学誌サイエンスに26日、発表した(https://doi.org/10.1126/science.…

恐竜がいた白亜紀時代、海の中はイカだらけだった――。こんな研究成果を、北海道大学などの研究チームが科学誌サイエンスに26日、発表した(https://doi.org/10.1126/science.…
生態系の大切な一員でもあるユスリカは、ときに大発生して人々を困惑させることがあります。(5/30追記しました) ユスリカは、水たまりがあればどこにでもユスリカは清流から汚い水まで、河川や側溝、池などの水中に幼虫が育ち、水の中から成虫が羽化します。日本には大小さまざま約2000種いるとされる、とても身近な虫です。幼虫が水のなかの有機物を食べて育つので、水をきれいにしてくれる大切な存在でもあります。 「蚊」の近縁種ですが、口がない種類が多く、人の血を吸うことはありません。成虫が大量発生することがあり、大きな蚊柱を作ったり、壁を覆い尽くしたり、死骸が山と積もったりして「不快」であるというのが主たる被害です。 成虫の寿命は大変に短く、一週間以内で死ぬものがほとんどです。 また、現在の日本において感染症の原因となる病原菌やウイルスを媒介するという報告はありません。 泥を筒状にした中に幼虫がいることが
鈴木俊貴 Toshitaka Suzuki @toshitaka_szk 20世紀のはじめにイギリスでみつかったシジュウカラのおもしろ行動。牛乳瓶の蓋をあけて、浮いた脂肪分を盗み食い。鳥同士で学習を繰り返し、約25年のうちにイギリス全土のカラ類に、種の壁を越えて広がりました。世界ではじめて発見された動物における文化の証拠。 #文化の日 #カラ類 pic.twitter.com/dHIDHZPnBI 2020-11-03 08:49:02 鈴木俊貴 Toshitaka Suzuki @toshitaka_szk 東京大学 准教授 / 動物言語学者 / シジュウカラやその仲間を中心に小鳥の言葉を研究中 / Suzuki Lab., Animal Linguistics, The University of Tokyo / 『僕には鳥の言葉がわかる』(小学館)https://t.co/zPPbn
世界的に有名な科学雑誌「サイエンス」の表紙を1枚のイラストが飾った。 描かれているのは、海水に漂う小さな藻。 生命の進化の歴史を考える上で非常に重要な発見に関わっているという。 この論文を発表した著者の1人は、高知市内に独立した研究室を構える異色の女性研究者だ。 彼女が“うちの子”と呼ぶ「小さな海の藻」は、いかにして世界の注目を集めることになったのか。 (科学・文化部 記者 山内洋平) 異色の研究者 研究は“6畳一間”で 「サイエンス」に掲載された論文の著者の1人、高知大学客員講師の萩野恭子さん。 高知市郊外で待ち合わせた漁港に向かうと、萩野さんは小さなバケツを海に投げ入れ、海水をくみ上げる作業にあたっていた。 海水中の小さな生き物を調べているというが、バケツのなかをのぞいても見えたのは透明な海水だけ。 海水には肉眼では小さすぎて見えないさまざまな種類の微生物が暮らしているといい、研究対象
第4回グッドライフアワード カメ救出大作戦!! ~電車の遅れも防ぎマンネン~ 西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部 取組の紹介 奈良県内を走るJR和歌山線では、毎年、夏になるとポイント(分岐器)にカメが挟まり、赤信号のままとなる障害が発生。近くに池があることからカメが線路に進入しないようフェンスを設けたが効果が無く、カメの専門家(亀崎直樹氏)に相談したところ、カメは数百m離れた踏切から侵入しポイントまで歩いてくると予想された。訓練線にてカメの行動を知る実験を行った結果、幅24㎝深さ24㎝のU字溝をポイント手前に設置することで、カメがU字溝に落ち、安全に保護できることが実証された。実際にJR五位堂駅や掖上駅に設置したところ、カメの保護と列車遅延害の解消に成功。 保護したカメは、外来種のアカミミガメとクサガメであったため、須磨海浜水族園に収容してもらっている。このプロジェクトは、動物愛護、生態
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:サンノゼ人体博物館(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 驚く声もそのままに 元気よく動き回っているのがカイアシ類という甲殻類の子ども(ノープリウス幼生)である。右のほうにいるでっかいのはたぶんゴカイのなかま(多毛類)の幼生。ゴカイは成虫になってもなかなかだが、幼生の時点でふてぶてしさの片鱗がある。 この水はお台場の砂浜で汲んできた海水だ。 こうやって雑にとった海水だ 波打ち際でペットボトルでただ汲んだ。そのなかにあれだけの生き物がいる。 これはお台場の海が汚いという話ではなくて、近くの海にもこれだけ小さい生き物がいるということである。これが生態系だ。 ……
良原リエ 音楽家。アコーディオン、トイピアノ、トイ楽器の奏者として、Eテレ「いないいないばあっ!」の音楽をはじめ、映画やテレビ、他アーティストの楽曲などの演奏、制作に関わる。インテリア、庭づくり、ハンドメイド、リメイク、子育てなどライフスタイル全てが活動・表現の場になっており、親子、子ども向けのワークショップ、イベントプロデュースなども行っている。著書に「食べられる庭図鑑」「たのしい手づくり子そだて」「まいにちの子そだてべんとう」(アノニマ・スタジオ)「トイ楽器の本」(DU BOOKS)など多数。 instagram ID : rieaccordion もういちど育てる庭図鑑 【シリーズ第二弾!】 育ててたのしい、食べておいしい、88品種のリボベジ(再生栽培)図鑑。豊富な実践例と、育てることが楽しくなるエピソードを交えながら、狭いスペースでも育てる方法や、おいしい食べ方を載せています。『食
宮崎雅雄(みやざき・まさお) 神奈川県横須賀市出身。岩手大農学部卒業、同大学院連合農学研究科博士課程修了後、理化学研究所や東海大の研究員などを経て、2011年、母校の岩手大に特任准教授として着任。20年から現職。21年、マタタビ反応についての研究成果を米科学誌で発表した。動物の嗅覚研究に取り組み、企業との製品開発などにも取り組む。ネコよりイヌ派で、イヌの研究もしており、家ではイヌを5匹飼っている。 研究室で飼育しているネコ「セル」を抱く岩手大教授の宮崎雅雄さん。世界的な科学誌が名前の由来で、他に「サイエンス」など17匹のネコがいる=盛岡市の岩手大で ネコにマタタビをあげると、転がったり葉をなめたりかんだり。日本では300年以上前から知られ、「マタタビ踊り」とも呼ばれるネコの不思議な反応で、その理由は「マタタビの匂いを嗅いで酔っぱらっているから」と考えられてきました。岩手大農学部教授の宮崎雅
神奈川県内にすむ男性が河原で拾った石を熱帯魚を飼育している水槽に入れていたところ「まりも」が現れ、国立科学博物館で調べた結果、これまで国内で1例しか報告例がない珍しい「まりも」だったことが分かりました。 研究チームは、ほかにも見つかる可能性があるとして情報提供を呼びかけています。 見つかったのは、まりもの一種「モトスマリモ」です。 北海道の阿寒湖などに生息する「マリモ」と富山県などで確認されている「タテヤママリモ」の2種に続く国内3種目としておととし、山梨県の個人が所有する水槽から発見されました。 国立科学博物館によりますと、神奈川県内の住宅の水槽の中にまりもが現れ、遺伝情報などを調べた結果、国内2例目の「モトスマリモ」と確認されたということです。 水槽の持ち主の男性に聞いたところ、3年前、多摩川の河原で拾った石を熱帯魚を飼育している水槽に入れたところ、しばらくしてから石の表面に付着した藻
ロシアのシベリアにある永久凍土から掘り出された細長い生物、線虫の一種が、凍った状態からとけたところ再び動き出し、研究チームは休眠状態となる生物としては最長の、4万年以上の間、休眠した状態で生き延びたのではないかと分析しています。 この研究はロシアやドイツなどの研究チームが27日、アメリカのオンライン科学雑誌「プロス・ジェネティックス」に発表しました。 研究チームはシベリアの永久凍土から掘り出した細長い生物、線虫の一種を凍った状態からとかして観察したところ、再び動き出しました。 詳しく調べたところ、この生物はおよそ4万6000年もの間、「クリプトビオシス」と呼ばれる休眠状態だったとみられることがわかったということです。 低温や乾燥といった厳しい環境になると同じように長期間にわたり休眠する生物としてはクマムシなどが知られていますが、研究チームは、こうした生物の中で最も長い期間、生き延びたのでは
クマゼミはおもに静岡県以西の西日本で、7月中旬から9月上旬にかけての午前7~9時頃を中心に、『ワシワシ』とリズムを刻みながら鳴いています。 東日本ではこれまでほとんどなじみのなかったクマゼミですが、近年その生息域が北上を続けているのではないかと指摘されています。 そんなクマゼミの「北限」の現状などについて、窓蛍舎(そうけいしゃ、滋賀県大津市)代表で大阪市立自然史博物館の元学芸員(昆虫研究室)の初宿成彦(しやけ・しげひこ)さんに解説して頂きました。 まず、クマゼミとはどんな特徴をもっているセミなのでしょうか。 「クマゼミは日本国内に生息している約30種類のセミの中では、ヤエヤマクマゼミに次ぐ最大級の大きさのセミです。図鑑によるとクマゼミは、頭から尻までの体長が45~52mm、透明な羽を含めた全長は63~70mmほどと計測されています。 体色は真っ黒で、これが『クマゼミ』という名の由来とされて
カタクチイワシ、悪くないですよ。口を開けるのも、むしろそれが基本姿勢なので疲れません。閉じる一瞬、顎がカクンとなる感覚に「この次、口が開かなくなったらどうしよう」と怖くなる時もありますが、大抵の場合、泳げば口は勝手に開きます。だから大丈夫です。マイワシも同じなので、ご心配なさらず。 こいのぼりっているじゃないですか。風が吹く日に泳ぎ続ける彼らを見ていると、私もこんな感じで泳げているかなって我が身を振りかえるいい機会になります。仲間と並んで大きく口を開けて、風が体の中を通り抜けて。彼らも本心では風になりたいって思っているんですかね。いえ、海の中に風は吹かないけど、水のゆらぎが体を通り抜けていく感じが続くと、むしろ体をおいて抜け出して、水のゆらぎになりたいって願うときがあるんです。 口を開けて泳ぎ続けると、プランクトンが入ってきては体から出ていきます。何も考えずともそれは昼夜にわたり繰り返され
【研究発表】昆虫学の大問題=「昆虫はなぜ海にいないのか」に関する新仮説https://www.tmu.ac.jp/news/topics/35603.html 1.概要 昆虫は記載種だけでも100万種を超えるほどの多様性を誇り、地球で最も繁栄している生物ともいわれています。翅を持つ利点などを活かし、陸上ではあらゆる環境へと適応している昆虫ですが、海洋環境に適応している種の数は非常に少なく、この理由について在野の昆虫愛好家を交えた議論が長らく続いています。本研究は、節足動物である昆虫にとって重要な体構造である外骨格に着目し、それが硬くなるために用いられるメカニズムに関連づけ「昆虫が海にほとんどいない」理由の説明を試みています。外骨格を硬くする過程で、昆虫は酸素分子を補因子とする化学反応を必要としますが、水中は陸上(空気中)と比較し、30分の1しか酸素が含まれておらず、これが水への進出に際して
----------------------- 2025/07/04 【重要なお知らせ】 このたび、ウェブサーバーの移行作業を下記の日程で実施いたします。 これに伴い、一部機能のご利用を一時停止させていただきます。 ■対象期間 ・2025年6月24日(火) ~ 7月11日(金) ■一時停止となる機能 ・新規無料会員登録 ・登録情報の更新 ※期間中のパスワードの変更は移行後のサーバーに反映されませんのでご注意願います。 当初の予定より更新作業に時間を要しており、申し訳ございません。 ご利用の皆さまにはご不便をおかけいたしますが、今後のサービス向上のため、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 ----------------------- 2023/06/24 ●防除ハンドブックシリーズに「桃の病害虫」(害虫編)を公開しました! -----------------------
都心の芝生にひしめくキノコ 徹底管理が招いた悲しい状況 あとは掲載待ち!だったはずが… 関西地方の主要駅の一つ・JR神戸駅付近に、大量の毒キノコが生えている――。記者(27)はある日、そんなつぶやきをツイッター上で見かけました。人通りが多い都心に、一体なぜ? 深まる謎に、いてもたってもいられなくなり、その理由を取材してみることにしたのですが……。待っていたのは、予想外の結末でした。(朝日新聞神戸総局・黒田早織) 都心の芝生にひしめくキノコ JR神戸駅前で巨大な毒キノコが生えているらしい――。 10月上旬、私はツイッター上でたまたまそんなつぶやきを見つけました。時々利用する駅なのに気が付かなかったなんて、記者として悔しい。そんな気持ちもあり、記事になるかどうかは別にして、まずは時間を見つけて現場に行ってみることにしました。 キノコが生えていたのは、同駅北口の正面にある赤れんが造りの花壇でした
博物館などで紙の資料を食べることから害虫とされる「シミ」について、国内ではこれまで報告が無かった種類が全国で相次いで見つかっていることが分かりました。従来の「シミ」より繁殖力が高いとみられ、専門家は、文化財などに被害が出るおそれがあるとして、対策が必要だとしています。 紙を食べる昆虫、「シミ」は、博物館などに保管されている古文書などを損傷させる害虫として知られています。 東京文化財研究所などのグループによりますとこの数年、国内の博物館などからこれまで知られていた種類とは異なる「シミ」が相次いで報告されたことから、DNA解析などを行ったところヨーロッパや中米などに生息する外来種とみられることが分かったということです。 この「シミ」は体長が1センチほどで色が白っぽいということで、グループでは、和名として「ニュウハクシミ」と名付けました。 グループによりますと少なくとも国内の7か所で確認され、1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く