昨年12月に進水したAIP潜水艦「そうりゅう」に搭載されているスターリングシステムはどんな燃料をどう燃焼してどんなガスでピストンを動かすのだろうと思っていたが、つい最近川崎重工が発刊した「原動機100年史」の「スターリングエンジンの製造史」の項に「そうりゅう」のスターリング機関発電装置のライセンス国産へ向け研究開発してきた経過からボクが知りたかったレベルのシステム概要はわかった。 左の図がスウェーデン海軍で実用化されたコッカムス社のスターリングエンジンの構造と主要目だ。 艦内タンクに貯蔵された液体酸素を高圧酸素としケロシンを燃料ととして使用している。このスターリングエンジンは、下部がディーゼル機関に近い構造をしているが、上部の構造はガスタービンの燃焼器に近い構造をしている。 製造にはスターリング機関特有の高圧作動ガス(ヘリウム)のシール技術、ガスタービンにも勝るとも劣らない耐熱耐食材料技術
ジョン・エリクソン(John Ericsson 、1803年7月31日 - 1889年3月8日)は、スウェーデン出身のアメリカの発明家であり、機械技師。スウェーデンヴェルムランド地方の Långbanshyttan で生まれたが、歴史に名を刻むのは主にアメリカ合衆国に移ってからである。 初期の経歴[編集] 父はヴェルムスランドの鉱山で監督を務めていたが、投機に失敗して財産を失い、1810年にForsivikに引っ越した。そこでイェータ運河の工事で発破の監督として働いた。イェータ運河の建造者バルツァール・フォン・プラテンは、ジョンと兄ニルス・エリクソンのたぐい稀な才能を見出した。2人はスウェーデン海軍の機械工見習いとして採用され、運河事業で実習生として働くことになった。14歳でジョンは一人前の測量技師となった。彼の助手は、測量作業中に彼が器材に届くように足台を運ぶ役目を果たした。 17歳のと
おもちゃのポンポン船は船内に扁平な楕円形の小さな金属製ボイラーがあり、ボイラーの底部に2本の金属製の細い管が接続されている。 この管の開口部は船尾から水中に出ている。ボイラーと管内を水で満たして、ボイラーをローソクの炎で加熱すると、船尾の管から水の噴出・吸入が繰り返されて、 おもちゃのポンポン船を走らせる構造になっている。 ボイラーを加熱して温度が水の沸点以上になると、水は沸騰し、蒸気の圧力で、管内の水を開口部方向へ押し出す。 ボイラーより出て管内へ入った蒸気は冷却されて凝縮するため、管内の圧力が低下し、水をボイラー方向に引き戻す。 引き戻された水の一部がボイラー内に入ると、再度加熱されて蒸発し、再び水を押し出すという動作が繰り返され、 管内では水が持続して往復運動(以下自励振動と呼ぶ)をし、開口部から水の噴出・吸入が繰り返される。
太平洋セメントの電気推進シリーズ船の鶴洋丸に排熱回収システム(スターリングエンジン)を搭載し実運航が開始されます 300℃程度の排ガスを熱源として、3kW程度の発電が可能 船内電源(100V系統)の約10%の省エネが可能 電気推進セメントタンカー 鶴洋丸【Kakuyou Maru】佐伯汽船 JRTT 東海運 749GT 2205DW LOA 76.2m B 14.6m D 4.67m 2010.7 渡辺造船所 大洋電機 全閉水冷三相誘導電動機 900KW×2(出力1800KW) 発電機 ヤンマー 6N21AL-SV 860KW×3 ラインシャフト二重反転プロペラ 最高速力 14.392kn 航海速力 12.5kn 2層甲板にすることにより749GTで2000DW積みを実現 昨日、共栄船渠でドック出し前の鶴洋丸を見学させて頂きました。 こちらが、その排熱回収システム(スターリングエンジン)
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