棒を伸ばしたときの様子 自撮り棒の歴史は少なくとも1925年まで遡るかも知れない。この年、イギリス中部に住む新婚カップルが自家製の自撮り棒を使って撮影した可能性のある写真が残されている。この頃のカメラは手持ちの距離では自分自身に焦点が合わず、自撮りするにはレリーズなどを使うしかなかったが、件のカップル写真には偶然にも自撮り棒らしきものが写り込んでいたため、世界最古の自撮り棒か?と2014年にBBCニュースによって報じられた。ただしその写真のみでは自撮り棒を使用したのか、単に棒を使ってカメラのシャッター等を操作したのかのを知るのは難しく、写真史に詳しい専門家の意見として、これが確実に自撮り棒であると証明することは困難であるという談話も同ニュース内で紹介されている[3]。 また、フィクションの世界では1969年製作・1970年公開のチェコスロバキアのSFコメディ映画『Zabil jsem Ei
