東芝が傘下の米原子力大手ウエスチングハウス社(WH)の株式20%を追加取得することになった。売り手は米エンジニアリング大手のショー・グループで取得金額は約1250億円の見通し。3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、世界の原発市場は一変。新規建設計画のキャンセルや見直しの動きが相次いでいる。「WH株追加取得」の報道を受けた9月6日の東京株式市場で東芝の株価は続落し、2年5カ月ぶりに300円
東芝が傘下の米原子力大手ウエスチングハウス社(WH)の株式20%を追加取得することになった。売り手は米エンジニアリング大手のショー・グループで取得金額は約1250億円の見通し。3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、世界の原発市場は一変。新規建設計画のキャンセルや見直しの動きが相次いでいる。「WH株追加取得」の報道を受けた9月6日の東京株式市場で東芝の株価は続落し、2年5カ月ぶりに300円
1967年5月30日、自動車産業史に名を残すクルマがデビューした。その名は「コスモスポーツ」。その心臓部には、マツダが世界で初めて量産に成功したロータリーエンジンが搭載されていた。 時は60年代。高度経済成長期を迎え、クルマは憧れの象徴から手が届くものに。国内外で競争が激化する中、マツダは生き残りのためロータリーエンジンに賭けた。開発は困難を極めたが、その先に内燃機関の革新を夢見ていた。 だが革新的であるがゆえに、追随者は現れない。そして今、ロータリーエンジン搭載車はカタログから消えた。その意味では、敗れ去った技術といえる。 これから1年かけ、その歴史を見ていく。それはなぜか。 45年8月6日、焦土と化した広島から、ロータリーエンジンは生まれた。故郷を奪われた人々は、突き進んだ先に何かがあると信じた。そんな姿は、いつの世も人の心を揺さぶる。「ゼロ成長の時代」と言われる現代で、その物語を再び
東芝「倒産」はついに秒読み段階か 〜取締役会議長が明かした内情 何が起きているか、経営陣もわからない 「あの東芝が……」。世間に驚きをもって受け止められた粉飾事件で東芝の名声は一度地に落ちた。そして、信頼回復もままならないうちに会社を揺るがす巨額損失の発覚。ついに追い詰められた――。 「ふざけるんじゃない!」 「巨額損失の一報を聞いた時には、結局この会社はなにも変わっていないのか、と啞然としました」 東芝の研究開発部門で働く現役幹部は言う。 「粉飾事件の時もそうでしたが、今回も私たちは日本経済新聞の報道で初めて事実を知った。その後も、特に社員向けに詳しい説明があるわけでもありません。 直前には'16年度決算を上方修正して大幅黒字確保と発表したばかりなので、『なんなんだ、これは』『黒字回復じゃなかったのかよ』と社内は騒然としています。 年末と新年に綱川智社長から社員に一斉送信で『みなさん、気
対談シリーズ第10回は、スマートワークス(株)代表でスーパーサーチャーの酒井美里さんです。 特許検索競技大会の第1回で優勝されて、特許調査のスペシャリストとして有名になりましたが、その前から独立し、様々な形での調査や講演をされています。 独立のきっかけや最近の業務、特許調査のコツなどについて、お話を伺いました。 これまでのキャリア 企業特許室⇒独立 安高:酒井さん、よろしくお願いします。私も前職、前々職と特許調査にも深く関わる仕事だったので、酒井さんのご活躍は以前から注目していました。企業の中での特許調査担当から、独立起業されたきっかけなどに非常に興味があるのですが、まずはこれまでの大まかなキャリアについて教えてください。 酒井:もともとはセイコーエプソンに勤務していて、新卒の時から知財として入社しました。当時は知財という名前ではなくて、特許室という配属ですね。 安高:知財を希望されていた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く