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2017年3月16日のブックマーク (4件)

  • 日本の重力値の基準を40年ぶりに更新 | 国土地理院

    ~あなたの体重がほんのわずか変わります~ 最新の観測結果に基づき、国内の重力値の基準を40年ぶりに更新し、「日重力基準網2016(JGSN2016)」として3月15日に公表します。JGSN2016の重力値は、全国の重力分布や活断層などの地下構造を調べる際の基準として使われるほか、はかりなどの校正にも使用されます。 「日重力基準網2016(JGSN2016)」は、最新の観測結果に基づく全国の重力値の基準です。重力値は時間や場所で変化します。これまでの基準は、国土地理院が1976年に整備した「日重力基準網1975(JGSN75)」でしたが、公開から40年が経過し、地殻変動などによる影響で実際の重力値との乖離が大きくなったため、今回改定することとしました。改定に伴う重力値の変化は、最大で地上での重力値の-1×10-5%(-0.1mGal)程度で、これは60kgの体重がヤブ蚊数匹分(約0.0

    日本の重力値の基準を40年ぶりに更新 | 国土地理院
  • 特集:エジプト クジラが眠る谷 2010年8月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP

    Q:温暖化が急速に進む北米東海岸のメーン湾。ロブスターに生じる可能性がある影響は? 外骨格が強化される幼生がより速く成長する外骨格が溶ける 文=トム・ミューラー 写真=リチャード・バーンズ クジラの祖先はどんな姿で、どのような環境に生きていたのか。砂漠に埋もれた数千万年前の化石が、その謎を解く鍵を握っている。 3700万年ほど前のことだ。2つの超大陸に挟まれたテチス海で、1頭の巨大な生物が息絶えた。体長はおよそ15メートルに達し、大きなあごと鋭い歯をもつ生物の死体は海底に沈み、何万年もの時をかけて堆積物(たいせきぶつ)に埋もれていった。 海はやがて後退して砂漠になり、吹き荒れる風によって砂岩や頁岩(けつがん)の層が少しずつ削られる。世界もゆっくりと変わっていく。インド亜大陸とアジア大陸が衝突してヒマラヤ山脈ができた。アフリカ大陸では人類の祖先が二足歩行を始めた。やがて、エジプトに壮大なピラ

  • 新種の古代ナマズを発見、エジプト・クジラの谷

    新種のナマズ化石が発見された、エジプト「クジラの谷」。(PHOTOGRAPH BY RICHARD BARNES, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) エジプトの砂漠で太古のナマズの化石が発見され、新種と判明した。ナマズは魚の中でもわかりやすい姿かたちだが、新種の化石はその進化の歴史に新たなヒントを与えてくれる。 今回のナマズ化石は、カイロの南西ワディ・アル=ヒタンという砂漠地帯で発掘され、Qarmoutus hitanensisという学名が与えられた。およそ3700万年前に生息したと見られている。 体長は約2メートルで、ナマズとしては最大の部類。現代のナマズでいえば、東南アジアに生息するメコンオオナマズや、ヨーロッパのヨーロッパオオナマズに匹敵する(ちなみに、極小の部類に入るカンディルという種は、寄生虫のように、人間の体のあまり考えたくない穴から中へ入り込むという

    新種の古代ナマズを発見、エジプト・クジラの谷
  • 機械室で事務仕事してたら心と体がぶっ壊れた話

    三月の機械室は寒い。ビル全体に快適な空調を提供するための機械が詰め込まれ、常に忙しく稼働しているが、地下三階のこの部屋自体は空調の対象外だ。来人間のいる部屋ではないから当然である。 束の間静かになったかと思うと、あちらの機器が動き、こちらの機器が唸る。遥か上層まで温風を送るための、巨大な機械の稼働音。出入口の重たい鉄の扉には、騒音の漏れ出しを防ぐためだろう、「開放厳禁」のプレートが貼られている。 その扉の横には、在室者表示パネルがあるのだが、あまり意味はないのかも知れない。人がいると表示されているにも関わらず、全ての照明をオフにして出てゆく人が時々いる。後に残るのは機械が動く音と、非常誘導灯の光だけ。 私はその、地下三階の機械室で働いていた。申し訳程度に置かれたストーブは、部屋の寒さと広さに対してあまりに貧弱で、温かいと感じたことはなかった。仕事中もコートは脱がず、ヒートテックの腰と肩と

    機械室で事務仕事してたら心と体がぶっ壊れた話